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さんぽ神さまの言うとおり

お散歩のテーマを決めてくれるカードゲーム「ドロッセルマイヤーさんのさんぽ神」、のアプリ版を紹介してもらって面白そうだったので実際にやってみました!

MISSION1:南に向かって歩いて工事現場を探そう

おつげ:南に向かって歩いて工事現場を探そう

早速1つめのお告げから!やってまいりましょう。

こんな風に「どこで」「なにをする」かを決めてくれるみたいです。
家からのスタートだったので、いきなり電車に乗れとか言われなかったのはとても助かりました。
南を引けたのもラッキーでしたね。東西南北の中で一番ちょうどいい方角な気がします。
1つめのお題からこれはツイてそう。

家バレ…しないよね?


とりあえず南に向かってテクテク歩いて行きます。ノーマルお散歩と違うのは、歩行に移動や運動ではない他の目的があることでしょう。血眼になって工事現場を探していると、普段は気に留まらないようなものがたくさん視界に入ってきました。(カクテルパーティー効果の視覚版、カラーバス効果って言うらしいです)

街の中の黄色と黒
「工事現場」と仲の良い色、黄色と黒 in 街
仲が良いだけで一切関係はない


そんなこんなでテクテクテクテクと。
1お告げ目にして既に1日に必要なテクテク量を摂取した気分になってきた頃・・・

「共同溝の電気工事を行っています」
土曜はお休みだったのかも?

共同溝の電気工事を行っています」と書かれた看板を発見!

作業員さんはいなかったし現場感はあんまり無かったけど、「電気工事を行っています」って書いてあればそこはもう工事現場でしょう!!!

はい次!!!!!


MISSION2:4駅先で電車を降りてやたらと怖がってみよう

4駅先で電車を降りてやたらと怖がってみよう

というわけで2回目のお告げガチャを引きました。
予想だにしないミッションを告げられましたが、一旦何も考えず移動することにします。

工事現場の最寄りだった原駅でドニチエコきっぷを買い、鶴舞線で西に4駅。いりなか駅で地下鉄を降ります。

今までに何度も来たことのある馴染みの街、いりなか。新鮮さのないこの場所で果たして怖がることはできるのかと不安がりながら1番出口に向かう階段辺りで…

俺…●
女子学生…○

 ○ ○ ○
 ○● ○
  ○○○
 ○ ○ ○

学校が近いからでしょうか、気づけば女子学生の群れの中にいました。有名コピペの如く命の危険を感じることはさすがにありませんでしたが、代わりにちょっと怖がることができました。
出だしは順調!この調子でどんどん怖がって行こう!


  • ずっと遠くで聞こえてる救急車のサイレンがいつまで経っても近づいてこなくて怖い


  • 般若台という地名、怖い

1番出口出てすぐのところにあった看板


  • サラダめしがモンハンのモンスターみたいで怖い

もしくはなくなったLINEの機能


  • 小学生の塾がやけに集まってて怖い


  • ゾウさんと比べて歯ブラシがデカすぎて怖い


  • 集合体恐怖症の人が見たら怖そうな塀


  • 針接骨院」、言葉の響きがなんだか怖い


  • ナンバープレートがゾロ目の外車、怖い


  • 学校の中にゼルダの伝説みたいな白い像があったけど写真撮ったら怒られそうで怖い


  • 犬チャンは飼い主が始末しましょう」かもしれない 怖い

@池のほとり


  • アイマスのラッピングカーがエンジンふかしてて怖い


・・・こんなおっかない街になんていられるか!俺は次の場所に行かせてもらうぜ!


MISSION3:降りたことないバス停で降りて今年前半を振り返ろう

降りたことないバス停で降りて今年前半を振り返ろう(6月の限定お題)

どうやら月替わりの限定お題なるものを引いたようです。アプリ版ならではですね。

いりなかでの冒険を終え、千種駅前行きのバスに乗りこみます。
どのバス停でも降りたことはありませんでしたが、名大と名工大のちょうど間にあたるエリアということもありどこも何度も行ったことのある場所だったので、結局終点の千種駅前で降りることにしました。
まあバスで千種には行ったことなかったのでセーフということで。

13:30、遅めのお昼ごはんを食べてから、近くの公園のベンチで今年を振り返りました。

大体こんな人生

こう見てみると本当に学生時代は終わってしまったのだなあと、悲しい気持ちになってきました。
さよなら ぼくのモラトリアム・・・・・・


MISSION4:適当に乗り換えつつ30分後に電車を降りてものすごく古いものを探そう

適当に乗り換えつつ30分後に電車を降りてものすごく古いものを探そう

楽しいお散歩にセンチメンタルは不要!さっさと次に行ってしまいましょう!

なんと丁度良いことに地下鉄駅の近くにいたので、東山線に乗って高畑方面(西方向)へ。車内で灼熱カバディ(マイブーム)を読んだりルーレットアプリ(乱数要素だいすき)で乗り換え駅を決めたりしながら過ごしていると、

30分後、妙音通にいました。

妙音通って確かあれですよね、名古屋市営地下鉄で一番乗り降りする人の数が少ない駅。ものすごく古いものとの良い出会いがありそうな予感がしてきました。
早速適当に歩いてみます。


歩きはじめてたった数分、古そうで古くなさそうな小さい神社を見つけました。

近くに立っていた看板の情報によると、妙音通という地名は平安時代に流刑で流されてきた藤原師長ふじわらのもろながの戒名が由来とのこと。
いやー地名に歴史アリってやつですね!!!

~MISSION4 CLEAR~








・・・で終わっても良かったのですが。
流石にこれでは妙音通成分が足りないぞと。
初めて妙音通の地面を踏んだからにはここでお散歩を楽しみたいぞと。
そもそも「ものすごく古い"もの"を探そう」というお題を100%満たしているかと言われたらやや微妙ではないかと。
脳内椿より示された数々の抗議の結果、妙音通でのお散歩は続行する運びとなりました。


さて、嶋川稲荷をスルーして南方面へ歩いていきます。
ですがこの令和の世、「ものすごく古いもの」を見つけるのはそう簡単ではありません。

最近整備されてそうな堤防
古美術屋さんの前に置いてあった何かたち
やや歴史を感じさせる家
多分新しめのお寺
開いてたら古本とか売ってたのかな


キョロ充お散歩を続けること十数分。1つの石碑を見つけました。

石碑に彫られた「山崎の長坂」は今歩いてる坂道のことでしょう。
ここで大事なのは「東海道」、そして「宿駅制度制定四百年」の部分。
なんだかヒストリーを感じませんか?僕は感じました。
気になってGoogleマップで調べてみると、現在地周辺に「東海道」の3文字を発見。

なんと今歩いてるこの道こそ、今踏みしめているこの地面こそが、かの歌川広重や十返舎一九らが作品の主題として後世へ残し、現代においても日本で最もポピュラーな新幹線路線にその名を残す、「五街道といえばランキング」第1位の座をほしいままにしている最強道路、東海道だったようです!
やったー!やったー!

先ほどの平安時代と比べると歴史は浅いですが、東海道という歴史的強コンテンツをより強く感じることができたのでミッションクリア!ということにします!

せっかくなのでこのまま東海道を堪能してまいりましょう。

ちょっと行ったらあった記念碑。
なんと「愛知」の由来もここにあるのだとか。
いやー地名に歴史アリってやつですね!!!(2回目)
街灯に感じる東海道
少し古い映画を上映するらしい
さっきの記念碑に書いてあった鎌倉街道との交差点
結構古いサインポール。ガタガタ音がしてた
道沿いの和菓子屋さんで買ったDORAYAKI
そろそろ次のミッションに行こうかな


MISSION5:国道に出て落とし物を探そう

国道に出て落とし物を探そう

次のお告げは、「国道に出て落とし物を探そう」。すぐ西にあった国道1号線に歩いて向かいます。

これだけ歩いた後の700mなんて一瞬

というわけで国道1番線にやってまいりました。ここから南、大高緑地の方に向かってまっすぐ南下していきます。


まあ言うても道ばたの落とし物なんてこれまでの人生で幾度となく見てきたわけですし、そう時間はかからないことでしょう。
さて、どんな落とし物との出会いになるんでしょう???


  • タバコの吸い殻

  • ペットボトル

  • チラシ

  • 空き缶

  • 空き瓶

  • タバコの箱

  • アダルトビデオのパッケージ

  • 梅干しの種

  • お菓子の袋

  • レシート

  • 道路工事に使ったみたいなよく分からない紙

  • 段ボール

  • クーポン

  • マクドナルドの包み紙

  • マスク

  •  

  •  

  •  




人間とは実に愚かで浅はかな生き物であると言わざるを得ない。人間はゴミの不法投棄という無責任かつ無遠慮な行為を日常的に行い、その行為を何の疑問も持たずに許容しているどころか、さらに悪質なことには、地球全体をまるで自分たちの巨大なゴミ箱であるかのように考えている節すらあるのだ。地球が長い年月をかけて提供してくれる豊かな資源をまるで無限であるかのように浪費し、その貴重さを顧みることなく、自分たちの快適さと便利さを最優先に考え、自然環境を破壊し続けている。例えば森林を無計画に伐採し、その結果として生態系が破壊されてしまう。また、海や空気を汚染し、美しい青い惑星を暗く曇らせ、さらには気候変動を加速させる原因を作り出している。しかしながら人間はその影響を真剣に受け止めることなく、目先の利益や快楽のみを追い求める傾向がある。そのため、長期的な視点に立って考えることができず、結果的に自分たちの首を絞めることになるのだ。

人間のこのような行動は、まさに宇宙船地球号にとって百害あって一利なしと言っても過言ではない。地球という限られた環境の中で、我々は共に生きる多くの生物と資源を共有しているにもかかわらずその共存関係を無視している。地球が持つ多様な生命を尊重せず、ただ自分たちの利益のために利用するだけである。例えば、絶滅の危機に瀕している動物たちを保護するどころか、その生息地を破壊し、さらには不法な狩猟や取引によって彼らの数を減少させている。さらに、人間活動によって引き起こされる温暖化現象は、極地の氷を溶かし、海面上昇を引き起こし、結果として世界中の沿岸地域に住む多くの人々の生活を脅かしている。

このように考えると、人間とは自らの利己的な行動によって自分たちが住む環境を悪化させ、さらにはその影響を次世代にまで及ぼしていることは明白である。地球という有限で貴重な宇宙船に乗りながらもその宇宙船を壊す行為を続けているのは、正に愚かで無責任なこと以外の何物でもないだろう。人間がこのまま愚行を続ければ、いずれ地球という母船は壊れてしまい、我々自身も生存の危機に立たされることになるのは避けられない。したがって、今こそ我々は自らの行動を見直し、持続可能な未来を築くための一歩を踏み出さなければならないのだ。




歩き続けること40分。このお散歩が終わったら書くであろうnoteをどう締めようか、「落とし物は見つかりませんでした。それもこれも人間が悪い。人間めぇ〰〰」的な感じで終わらせてやろうか、などと考え始めてから猶時間が経過した頃・・・

あるものが視界に飛び込んできました。

こ・・・


これは・・・・・・・・・!!!


眼鏡だ!!!!!!!
やったーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!
落とし物ありがとーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!
人間最高!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!











結論:人間最高!

fin.


続編


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