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「珈琲いかがでしょう」

「珈琲いかがでしょう」

 

コナリミサトさん原作の漫画が、
ドラマ化されて現在放送中。


月曜23時という、
絶妙な時間で放送しているのだけど
なかなか月曜から夜更かしする気になれず、
Tverで週末に観ている。

 

第1話から、

「あ、これはハマった」

と思った。

夜遅く、1人で温かい飲み物片手にじっくり静かに観たいドラマだ。

 

そんなドラマの第2話が
本当に心に刺さって揺さぶられたのです。

 

<ネタバレあります>


キラキラした毎日を夢を見て
田舎から上京してくる女子高生と、
東京で夢破れ、すっかり落ちぶれて、女子高生から夢を奪おうとする元画家志望の女性。

 

とりあえず何者かになりたくて上京に挑んだものの、なかなか上手くいかない女の子。


最終的に
「何かしらになりたければ、何かをしっかりしないといけない」

 
と気付いて田舎に帰っていく場面の、この台詞にはグッときた。


ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ
画家志望の女性(臼田あさ美)は
画家としてなかなか成功出来なくて。


成功している子に対して
「有名画家に色仕掛けしているから」
「あの作品を真似しているから」
って、
色んな理由を探して認めようとせず、

必死で自分を肯定させようとしているところが
なんかものすごくリアルだった。

 

成功している人を素直に認められる人もいれば、
その人を認めることで自分を否定してしまうような気がして、抵抗してしまう人もいる。

 
そんな人間模様が繊細に、かつ優しく描かれていたなあと思った。

 
そんななか、
臼田あさ美が前半はものすごく嫌なやつで、
後半はものすごく可愛くて、

女優さんなんだな〜すごいな〜と
色々と感動した回だった。

今期は
力を抜いて、ぼんやり観れるドラマが多くて嬉しい。
コロナ禍でみんな疲れているご時世だからかな?

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