【戦術対抗戦】デバフ「集中砲火」状態とそれに向き合った編成2種
前回の記事で、シーズン6戦術対抗戦のイズナ(水着)が、使えるけどかなり使いにくい、と述べました。
その理由は、EXに付与される「集中砲火状態」というデバフの存在です。
11月からずっと懲りずに水着イズナを使い続けている私からその仕様と、メリットとデメリットをお伝えしましょう。
【集中砲火状態】
・対象を、味方が優先して攻撃するようになる
【メリット】
①相手の不死身マリナが突撃してきても、裏のタンクへ集中攻撃できる。
②SPアタッカーの支援攻撃を通常とは別の方向へ向けさせることができる。
③味方マリナ等の突撃系攻撃、アリス等の貫通系攻撃の方向を変えられる。
④匍匐状態のシュンですら、特定のタンクへの集中攻撃に参加させられる。
【デメリット】
①味方が予期せぬ移動をすることがある。
②狙いたい相手を思うように攻撃できなくなることがある。
…と、こうして箇条書きにするとメリットの方が多いように感じますが、はっきりいってデメリットの方が大きいです。
メリットがより限定的な状況なのに対して、デメリットが恒常的に起こりやすい現象だからです。
水着イズナのEX攻撃自体は火力・スピード共に素晴らしい性能を持っているので、集中砲火は戦術対抗戦においてはむしろ無い方がいいです。
そのため基本的にはこのデメリットをカバーするように編成を工夫する必要があります。
編成1:ミノリ編成
デメリットを最小限にできる編成がこのミノリ編成です。
ミノリは屋内戦地適正がSSで、さらに非常に大きな円形範囲爆発攻撃が可能な爆発SPアタッカーです。
これだけの広範囲であればデメリット②により撃つ方向が多少変わったとしても相手の後衛を巻き込んで攻撃することが可能です。
ミノリを撃つのが速ければ速いほど相手の後衛の行動機会を減らせ勝因につながるので、2コスでスキル回しができる水着イズナとは相性がいいです。
また、ミノリの苦手な特殊装甲タンクを用いた持久戦に対して水着イズナがNSやEXで強く出れ、受けを許さない点も魅力です。
イズナをどこに置くかは相手の編成次第です。
本当に言語化しにくいのでここでは割愛しますが、ミノリEXにより多く巻き込める位置に編成してあげます。
多くの場合、左から数えて4番目に配置するといいです。ただし端のタンクにはぶつけない方が賢明です。
またこの編成に限った話ではありませんが、相手の編成にかかわらず基本的にマリナはいた方がいいです。
デメリット①によってこちら側のアツコが不用意に前に出ることが多く、相手のシロコ(水着)でワンパンされてしまうからです。アツコを採用しないのであれば別ですが、イズナは耐久値に不安が残るのでアツコの回復がないと生き残るのが難しく、こちらもいた方がいいです。
相手がイオリ編成であれば持久戦のことはそれほど考えなくていいですが、相性的に有利なため結局のところマリナは必須ということになります。
編成2:マシロ(水着)編成
ミノリ編成がデメリットをカバーするのに対して、こちらは
メリットを最大限享受できる数少ない編成となります。
マシロ(水着)は高い命中に加えて回避デバフを付与するEX攻撃を持ちます。
これを水着イズナEXの集中砲火を利用し、任意の相手タンクを早期撃墜させることが狙いです。
特にアツコを用いた多タンク編成に強く、開幕でアツコにイズナEXを当てれば高確率で相手の回復リソースをなくすことができ、展開を有利に進められます。
イズナは、倒したいタンクの真正面に置くのがマストです。
射程距離450なのでずっと正面のタンクをマークし続けてくれ、重装甲タンクでなければNSが出る頃には落とせていることが多いです。
場が進み、回復や攻撃手段がなくなれば重装甲でも押し勝てます。
まとめ
・集中砲火は面白いけどデメリットが大きい
・デメリットを減らすには広範囲攻撃と突撃タンク
・限定的な状況でメリットを発揮できる
ギミックとしては一発芸のようなものが多く活かしにくい集中砲火ですが
EX自体は火力があってコストも安く強キャラにも刺さるため、頑張って使う価値はあると思います。
…ところで、実はイズナはイオリを1秒で倒せます。
次回は水着イズナの対各キャラ相性について語ります。