戦術対抗戦(シーズン5)のキリノについて
戦術対抗戦(シーズン5)2023年7月17日以降の環境(以下、カジキ環境)における「キリノ」について語ります。
カジキ環境になってからというもの、戦術対抗戦で勝とうとするならSP枠に水着シロコを入れることが当たり前になった環境下において、私に電流が走りました。
「これ、キリノいけんじゃね?」
実際に運用したところ、キリノはかなり使える部類のキャラであると認識できました。
現在、私は攻めではほぼ100%キリノを採用し、アリーナ上位に位置できています。(防衛は無理)
これからその根拠を説明します。
①イロハが環境から姿を消した
これが一番の理由と言えるでしょう
特殊装甲の後衛全般に言えることですが、カジキ環境になったことによって
・水着シロコと攻撃属性が被る
・ゲームスピードの上昇による耐久戦法の衰退
以上の2点からイロハがかなり使いにくくなりました。
その結果、今まではイロハの主砲で問答無用に落とされてしまっていた
特殊装甲のキリノが、現在では神秘攻撃のターゲットになりづらく
かなり動きやすくなったといえます。
②HP、回避が高めで特殊装甲であるため場持ちがいい
次にステータス面を見てみましょう。
キリノはHPがパッシブスキル込みで7~8万、回避が1445あります。
HPは後衛としては破格の数値で、回避もツバキ並に高いです。
さすがに本職のタンクには遠く及びませんが、サブタンクとしては十分な数値です。
また特殊装甲であるため、攻撃を受ける頻度の高い爆発属性の攻撃を半減し、数値以上に場持ちがよいです。
カジキ環境はEXスキルが多く飛んでくるため、それらを凌ぐために多タンク構成が安定すると言われています。
そのためサブタンクとしての役割をこなせるキリノは前述のイロハ以外にも環境に順応できているといえます。
③シュンを開幕で落とせる可能性がある
ある配置をすると、キリノは開幕EXで相手のシュンを一撃で退治できる可能性があります。
キリノは火力が非常に低く会心が出なければシュンすら確定では落とせないのですが(泣)、それでも普通のタンクや後衛と比べればシュンに役割を持つことができるのは強みのひとつです。
(シュンの強さや使用率はここで語るまでもないので割愛)
他にEXによってシュンに役割を持てるキャラはバニーネル、正月ムツキ、ハルカなどがいます。
キリノはこれらと性質がそれぞれ全く異なるので一長一短です。
④遮蔽に率先して進み、他キャラを守ることができる
これは少し開発途上なところがあるのですが、今回の戦術対抗戦の地形にはちょっとクセがあり
射程650、550のキャラが中央側の遮蔽に率先して進み、最前線となってしまうという性質があります。
※攻めのときにイオリを一番左に編成するとわかりやすい
普通に使うと上述のイオリなどが最前線となってしまい、集中攻撃を受け
タンクが意味を成さないまま退場、などということがザラにある地形です。
これを逆手に取って、サブタンクであるキリノを一番左に編成することで
最前線のラインが耐久のあるキリノとなり、隣の本来その遮蔽を取りに行くはずだったアタッカーを攻撃から守る、という戦法が可能になります。
前述のとおりキリノは射程550にもかかわらず高いHPと回避、特殊装甲に加えて戦地適正もAなため、多数の相手からタゲられても凌げるだけの耐久を実現することができます。
まとめ:弱いけどしぶとい
総力戦では火力がなく、戦術対抗戦ではイロハに蹂躙されてきた…
しかしイロハのいない今なら戦えます!
キリノに可能性を見出していただければ幸いです。
特に④は面白い戦法だと自負しています(命名キリノタンク)
引き続きキリノの使い道について研究していきたいと思います。