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Wマシンガン編成の深淵〜敵シュンの挙動について〜

前回、武器種MGが唯一活躍できる「Wマシンガン編成(以降、WMGとする)」を紹介しました。
この編成をすることで、相手のシュンを釣り出せることが最大のメリットと語りました。

ところで、何故この編成に限って相手のシュンは中央の遮蔽物(以下、金玉)に向かうのでしょうか?
このページではシュン釣り出しのメカニズムについて詳しく解説していきます。

前回と同じ編成を例にして話します。

まず、シュンの初動には大きく分けて以下の2つのパターンがあります。
A.初手でEXを使わなかったとき
B.初手でEXを使ったとき

シュンは開幕のノーマルスキル発動後、攻撃対象を基準にして攻撃が届く距離にある遮蔽を探し、隠れてから攻撃を行います。これはA.Bともに共通です。
Aの場合の理由は単純で、編成例のようなWMG配置において一番近い相手がタンクとなり、それに最も適した遮蔽物が“空席となっている金玉“というロジックが成立します。

Aの場合は編成例のイズミのいる位置が、射程750以上の生徒であればこのロジックが成立し、100%シュンを釣り出せます(一部他の要因による例外を除く。事象は後述)
この位置が射程650以内であれば一番近いのがその生徒になってしまうため、シュンが金玉に来てくれなくなります。これが前回で話した射程650がNGである理由です。

Aについてはこの点だけ気をつければ単純ですが、問題はBのパターンです。

Bの状態のシュンはタンクではなく、相手の中で最も攻撃力の高い生徒を基準にし、それに適した遮蔽を探します。
編成例では一番攻撃力の高い生徒が対角線にいる味方シュンとなるため、タンクの時と同様、それに最も適した遮蔽物が“空席となっている金玉“というロジックが成立します。

このとき、手前に並んでいるMGやSRの生徒は「味方シュンより攻撃力が低い」必要があります。
シュンは固有2のボーナスとして攻撃力が加算され、よほど育成度に差がついていなければ大抵のアタッカーより攻撃力を高い状態にできますが
固有1以下の場合や、同じように攻撃力ボーナスのつくアタッカーを併用する場合は注意する必要があります。

敵シュンは攻撃の高いコユキを狙って↓に行く
釣れずにコユキが狙撃される

画像のように攻撃力の高いコユキや正月ムツキ等を使うと、シュンが狙った標的がその場から攻撃できる距離となり金玉まで走ってきてくれません。これらの生徒をWMGでどうしても使いたい場合、星上げや固有上げを規定以下に制限する必要があります。

以上から、タンク・シュン以外の選択肢として最も適した生徒は

・射程が750以上である
・攻撃力がシュンより低い

ということになります。
具体的に言うとイズミ、ヒナ、ムツキ等です。

その他シュン釣り失敗パターン

他に、シュンが金玉に来てくれない例外としては主に次の2点です。

・自分、相手ともに開幕初手シュンEX
・相手が開幕初手ハナコで味方シュン落ち&相手シュンEX

前者については、味方シュンの方が金玉に先に向かってしまう形になり、それを見た相手シュンが手前の遮蔽に引っ込んでしまいます。
片方のシュンだけがEXを使った場合、両者の移動タイミングにラグが発生し、互いの位置関係に変化が出ないためこのようなことは起こりません。
後者については敵シュンのターゲットが変わることで発生します。正月ハルナ等の他の要因ではタイミングが遅いため、ハナコEX以外ではよほど運が悪くなければこの事象は起こりません。シュンはA2に配置することでD3ハナコの放水を避けることができますが、編成が限定されます。詳しくは編成ページにて後述します。

上記2つの要因でシュンが釣れない確率は、ざっと計算して2割くらいでした。
前者は水着ヒナや水着アヤネ、後者はA2シュンによりある程度カバーできますが、基本的にこれが出てしまうと負け筋になります。
ノノミやヒナ、爆発SPで爆アドを取れる配置であることを天秤にかけて使うかどうかは好みの分かれる編成かとは思います。


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