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貴重?絵本「こたろうとふしぎなまめ」の下書き記事を公開します

こんにちは!

朝活絵本ライターのかつしたです。

今日はですね、僕が初めて書いた絵本「こたろうとふしぎなまめ」のお話です。

出版して2ヶ月が過ぎた絵本ですが、ひさしぶりにテキスト作成アプリ「Evernote」を開いたところ、「こたろうとふしぎなまめ」の下書き記事が見つかりました。

下書きなので絵本とはちょっと違った内容になっており、今見るとなんだこりゃと違和感もあるのですが、絵本作成の裏側として投稿してみようかなと思いました。

そもそも「絵本を読んでないよ!」って方にはわけわからん話ですが、僕が普段どんな考え方で絵本を描いているのかを知っていただければと思います。

そういったわけで、もしお時間をいただけるのであればこの先も読んでみてくださいね。

それでは「こたろうとふしぎなまめ」未発表テイクをどうぞ!


「こたろうとふしぎなまめ」


ぼくのなまえはこたろう

しろくてかっこいいいぬだ

きょうはやることがなくて
とってもひまなんだ

いえにあるほんは

ぜんぶよんでしまったし

うんどうもつかれるから
すぐやめちゃう

テレビゲームもクリアしちゃったし
アニメもみおわっちゃったよ

やることもないし

たまにはさんぽでもしようかな


みちをあるいていると
こたろうは

ふしぎなしょくぶつをみつけました

みどりいろのおおきなまめ

クンクンクン

なんだかおいしそうなにおいがするなあ

【ここから店員さんのトーク】

おや

このまめをたべてみたいのかい?

このまめはおいしくって
すてきなゆめがみられるまめなんだ

ああ あとひとつだけいっておくけど

「おいしいからって
いちどにたくさんたべちゃだめだよ」

「たべすぎるとゆめからさめられなくなるかもしれないからね」

【店員さんトークここまで】


っていっていた

それにしてもおおきくてふしぎなまめだなあ

こたろうはふしぎなまめがほしくなりました

こたろうはふしぎなまめをかうことにしました

どんなあじがするか
たのしみだな

それにしてもこの
ふしぎなまめって

どうやってたべるんだろう?

こたろうはたべかたがわからないので
とりあえずゆでてみることにしました

ふしぎなまめはとってもおいしそうな
においがしました

ああ とってもおいしそうだなあ

もうがまんできない

それではさっそくいただきます

パクリモグモグ
モグパクゴクーン

ふしぎなまめはこたろうが
いままでたべたたべもののなかで
いちばんおいしいあじがしました

「いちどにぜんぶたべちゃだめ」
っていわれてたけど

こたろうはまめがおいしかったので
ぜんぶたべてしまいました


しばらくすると
こたろうはなんだか
からだがかるくなったようなきがしました

きがしただけじゃないみたい!

こたろうのからだがうかんでいるよ 

ああ ぼくはそらをとんでいるゆめをみている

それにしてもほんとうみたいなゆめだなあ

こたろうはふわふわと
くうちゅうにうきました

こたろうのからだはどんどんかるくなり

いえからとびだしてしまいました

「すごい ぼく そらをとんでいるよ」

こたろうはとりみたいに
そらをじゆうにとびました

こたろうのからだは
もっとかるくなり

とうとううちゅうまで
とんできてしまいました

「ああ うちゅうまできたよ」

「ちきゅうってこんなにきれいなんだね」

ゆめだけどすごくうれしいな

こたろうのからだはさらにかるくなり
しろくひかるふしぎなばしょにたどりつきました

しろくひかるばしょには
こたろうのだいすきなひとがいました

それは こたろうのおかあさんでした

こたろうげんきだった?


こたろうはおかあさんに
だきつき

そして

おおきなこえでなきました

こたろうはゆめからさめたくないので
ずっとおかあさんのそばからはなれませんでした

おかあさんにまいにちなにをしているか

なにをたべているか

そして

ふしぎなまめのことをはなしたりしました

おかあさんはとってもうれしそうで

だけどとってもかなしそうでした

おかあさはこたろうのうでに
おはなのりんぐをつけてくれました

すると こたろうのからだはだんだんおもくなりました

いやだよずっとおかあさんのそばにいたいよ


おかあさんはこたろうにいいました

こたろうはひとりじゃないよ

おかあさんはいつもこたろうをみているよ

おそらからずっとみまもっているからね

おかあさんがそういうと

こたろうはさらにからだがおもくなり
しろいへやからとびだしてしまいました

おかあさん

気がつくとこたろうはおうちの
べっどにいました

こたろうはゆめをみていました

ああ なんだ ゆめか
とってもうれしいゆめだったな

おかあさんはいつもぼくを
みてくれているんだね

それにしてもふしぎなゆめだったなあ
まめをたべてそらをとぶなんて
しんじられないよね

でも いいゆめがみられたから

ぼくはしあわせ

ありがとう ふしぎなまめ


(こたろうのてにはおはなのりんぐが)

おわり


………

まとめ

いかがでしたか?

今読むといろいろと違和感を感じますねw

それに、文字だけではやっぱり伝わりにくいです。

それが絵本の良さとも言えますが。

以上、「こたろうとふしぎなまめ」の裏側、下書き記事でした。


さいごに…

「絵本作成の裏側ってこうなっているんだ!」

「絵本の作り方が知りたい!」

などのご意見がいただけると今後の創作活動のはげみになります!

また、自分の知っている範囲であればKindle出版で絵本を出版する方法もお伝えしたいと思います。

さいごまでお読みいただきありがとうございました。


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