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iPod classicの片耳しか聞こえない故障がイヤホンジャック交換で改善!郵送修理ポストリペアなら古いiPodも対応可能!
iPodclassicのイヤホンジャック修理ご依頼を頂きました。
イヤホンを挿して音楽を聴こうとしても、片方からしか音が出ない状態です。
この症状はiPod classicではよく起こる症状です。
経年劣化にて内部ケーブルが故障するのですが、ほぼ確実にパーツ交換にて改善させることが出来ます!
今では受け付けしているお店が減ってしまったiPod classicですが、郵送修理ポストリペアなら難なく対応出来ます。
それでは実際にiPod classicのイヤホンジャック交換修理を開始します!
まずは本体を分解するのですが…
![](https://assets.st-note.com/img/1735247353-OnZorhKuyb08MxgmN2JzRXB5.jpg?width=1200)
iPod classicの背面パネルは強力なツメによって本体フレームに固定されています。
iPod classicのツメは強引に外そうとすると背面パネルが大きく歪みます。
綺麗に外すには高い技術力が必要です。
郵送修理ポストリペアでは累計300台以上もの修理実績がございますので、分解したことが分からないほど綺麗に分解することが出来ます。
ツメを外して背面パネルを浮かせたら…
![](https://assets.st-note.com/img/1735247353-lBiEn2zgLbCOYJd8kPe9H6js.jpg?width=1200)
本体下部のバッテリーコネクタを外します。
iPod classicのバッテリーコネクタは非常に特殊な形状をしています。
プラスチックを引き上げて固定を解除する構造なのですが、外し方を間違えると基板側のコネクタが破損します。
基板側のバッテリーコネクタを破損させてしまうと、当然バッテリーを認識出来なくなります。
起動すら出来なくなってしまうので、iPod classicのバッテリーコネクタを外す際は細心の注意を払う必要があります。
バッテリーコネクタを外すことで…
![](https://assets.st-note.com/img/1735247354-3HCqDgi24Q6przounR9ywedt.jpg?width=1200)
この通り本体を開いて内部にアクセスできるようになりました。
iPod classicイヤホンジャックケーブルはバッテリーの下を通っています。
iPod classicのバッテリーは粘着テープで背面パネルに固定されており、簡単に外すことが出来ません。
強引にバッテリーを剥がそうとすると穴が空いてしまったり大きく変形して元に戻せなくなります。
粘着剥がしを浸透させて…
![](https://assets.st-note.com/img/1735247354-6YOEVDjmWpqhnCsPrtAJcMiy.jpg?width=1200)
ヘラを使って取り出します。
次にヘッドホンジャックケーブルを基板から外す作業です。
iPod classicのヘッドホンジャックケーブルはHDDの下に接続されています。
HDDを持ち上げてみると…
![](https://assets.st-note.com/img/1735247354-Uep5ZH4ojT8ygrhO72Ldsxtf.jpg?width=1200)
基板の端に接続されていました。
iPod classicのイヤホンジャックケーブルが接続されている基板側のコネクタは、プラスチック製のツメを起こすことで固定を解除できます。
このツメも非常に脆く、外した瞬間にぽろっと取れてしまうこともあります。
iPod classicは10年以上前に発売された機種なので、全体的に劣化が進んでいます。
特に基板側のコネクタ類を外す際など注意しなければなりません。
![](https://assets.st-note.com/img/1735247354-uplJtMWyvH98mQDjqF1zkOPU.jpg?width=1200)
イヤホンジャックケーブルを基板から外したら、本体側と背面側を分離させることが出来ます。
後はイヤホンジャックケーブルを取り出す作業です。
iPod classicのイヤホンジャックケーブルは背面パネルに接着されています。
更に所々ネジで固定されています。
全部で4か所のプラスネジを外して、粘着剥がしを使って粘着を除去したら…
![](https://assets.st-note.com/img/1735247354-hMBLkObV72NomUKIJl3QRa4F.jpg?width=1200)
この通り故障したイヤホンジャックケーブルを取り出すことが出来ました。
後は新品のイヤホンジャックケーブルを背面パネルに固定して本体を組み上げます。
基板にイヤホンジャックケーブル、そしてバッテリーを接続したら背面パネルを閉じます。
iPod classicはHDD周辺に緩衝材がついています。
緩衝材がズレていると背面パネルと本体フレームの間に挟まって正常に閉じられないので注意が必要です。
![](https://assets.st-note.com/img/1735247354-a3tl75TpQGK9YEVMWn8LHZCq.jpg?width=1200)
本体を閉じたらこれでiPod classicのイヤホンジャック交換修理完了です!
しっかりと両耳から音が出るよう改善していました。
今回ご紹介させて頂いた通り、郵送修理ポストリペアならiPod classicでよく起こるイヤホンジャックの故障も難なく対応可能です。
その他バッテリー交換やSSD化などにも幅広く対応出来ます。
お持ちのiPod classicの故障、不調でお困りの際は、ぜひ郵送修理ポストリペアへご相談くださいませ!
メーカー名:Apple
機種名:iPod classic 第5.5世代
モデル番号:A1238
症状:イヤホンの片側からしか音が出ない
交換パーツ:イヤホンジャック
修理費用:iPodイヤホンジャック修理料金表
修理時間:40分
保証期間:3カ月
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