arrows Be4 Plus F-41Bのバッテリー交換で電源が入らない故障が改善!電池劣化で起動不可もデータそのまま復旧成功!
arrowsBe4Plus F-41Bの電池交換修理ご依頼を頂きました。
今回お送り頂いたarrows Be4 Plus F-41Bは電池パックが寿命を迎えてしまったのか…
電源ボタンを長押ししても、充電器を挿しても一切反応がありませんでした…。
一般的に文鎮化と言われる状態です。
F-41Bは2021年5月に発売されたのですが、充電池の劣化により使用時間が短くなったとお困りの方も少なくないと思います。
ただF-41Bのバッテリー交換が出来るお店を探しても、他の機種ほど多くヒットしません。
その理由は分解難易度の高さにあると思います。
F-41Bは画面内部に強力な粘着が付いており、分解方法を知らないとほぼ確実に画面パーツを破損させてしまいます。
画面パーツが破損すると画面が一切表示されなくなる、というとても厄介な機種です。
その点、郵送修理ポストリペアなら構造を熟知しておりますので、数多くの修理実績がございます。
それでは実際にF-41Bのバッテリー交換作業を開始します!
まずは専用の工具を使って本体フレームと画面パーツとの粘着を剥がします。
F-41Bは更に内部の粘着を剥がす工程を経て…
この通り分解することが出来ました。
arrows Be4 Plusは液晶ではなく有機ELを採用しています。
少しでも強引に画面パーツを剥がそうとすると有機EL内部が破損します。
内部が破損すると画面全体が一切表示されなくなるので、細心の注意を払って作業を行う必要があります。
画面パーツを剥がせたら、基板に接続されているコネクタを外します。
画面パーツを取り出したら内部のネジにアクセスできます。
arrows F-41Bは基板やバッテリーが大きな銀板に覆われて、簡単にアクセスできない構造になっています。
arrows F-41Bの内部の銀板を固定しているのはY型ネジです。
一般的なプラスネジではないので、専用のドライバーが必要です。
Yネジを全て外すことで…
基板などを覆った銀板を取り出すことが出来ました。
arrows Be4 Plus F-41Bのバッテリーを取り出すには、バッテリーコネクタと、バッテリー上に延びているケーブルのコネクタを外す必要があります。
コネクタ周辺には小さなiCチップが無数にはんだ付けされています。
コンデンサや機能制御など、小さなiCチップにも役割があり、どれも重要です。
arrows Be4 Plus F-41Bに限ったことではありませんが、飛ばしたりショートさせると重大な機能障害が起こるので要注意です。
基板上からコネクタ類を外したらバッテリーを取り出す作業です。
arrows Be4 Plus F-41Bはバッテリー固定シールを剥がすことで…
劣化した電池パックを安全に取り出すことが出来ます。
新品のバッテリーを本体フレームに接着し、コネクタ類を基板に接続し直します。
銀板をネジ留めして画面を接続し起動確認を行います。
起動、充電に問題がなければ画面パーツを接着します。
これでdocomo F-41Bの電池交換修理完了です!
起動出来ない症状が、無事電池交換にて改善しました。
内部のデータも消えることなく残っています。
今回のように数年使用したスマートフォンの電源が入らなくなってしまうことは珍しくありません。
バッテリー交換やその他の作業を行うことで、データを残したまま復旧できる例は非常に多いです。
どうか諦める前に、ぜひ一度郵送修理ポストリペアへご連絡くださいませ!
メーカー名:FCNT合同会社
キャリア:ドコモ
機種名:arrows Be4 Plus
型番:F-41B
症状:起動しない
交換パーツ:リチウムイオンバッテリー
修理費用:arrows電池交換修理料金表
修理時間:60分
保証期間:3カ月
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