
iPad Air5のバッテリー交換を10780円で対応中!リンゴループも郵送修理ポストリペアならデータそのまま改善!
iPad Air 第5世代の再起動ループの修理ご依頼を頂きました。
今回お送り頂いたiPadAir第5世代は充電ケーブルを挿すと…

リンゴマークが出て消えてを繰り返す、通称「りんごループ」と呼ばれる状態になっていました。
充電ケーブルを抜いたら即電源が落ちて全く反応が無くなります。
再起動ループ、ロゴループなどとも呼ばれる症状ですが、原因は様々です。
・システム異常
・バッテリー劣化
・電源ボタン故障
・容量圧迫 etc…
上記以外にも考えられますが、当然原因にあった処置をしないと改善させることが出来ません。
郵送修理ポストリペアならiPadAir5の修理にも難なく対応することが出来ます!
それでは実際にiPadAir5のリンゴループの修理を開始します。

まずは画面を剥がす作業です。
iPad Air 第5世代の分解の際もヒートガンやピックが必須と言えます。
ガラスと液晶が一体になったiPad Air 第5世代の画面パーツですが、割ってしまうと大きな損失になります。
今回のようにリンゴマークは表示されるということは、画面パーツには異常が無い可能性が極めて高いです。
絶対に割らないよう細心の注意を払って作業を進めます。

粘着を全て切ることでこの通り画面を開いて分解することが出来ました。
まずは本体内部を点検して異常箇所を見つけようと思ったのですが、今回お送り頂いたiPadAir第5世代は症状が顕著でした。
バッテリーを横から見てみると…

この通り膨張してしまっています。
iPadAir 第5世代に限ったことではありませんが、バッテリー劣化が進み過ぎると正常に起動しなくなります。
今回のような再起動ループになってしまっても何ら不思議はありません。
バッテリー交換することで改善する可能性が高そうなので、ひとまず交換を試してみます。
画面パーツが接続されたままだと断線する恐れがあるので取り出す必要があります。

iPad Air5の画面パーツは銀板で固定されています。
2か所の銀板を外したら、合計3か所のコネクタを外します。
コネクタを外すことで…

基板から画面パーツを取り出すことが出来ました。
iPadAir5のバッテリーはコネクタではなく、接点が剥き出しになっていてその上に基板が乗っています。
iPadではよく見る構造です。
コネクタ式のiPadであれば外すだけで簡単に絶縁出来るのですが、iPadAir5の場合はそう簡単にいきません。
バッテリーを取り出すには基板を浮かせる必要があります。

iPad Air 第5世代は基板下部からヘラを挿して粘着を剥がして持ち上げます。
Wi-Fiモデルはまだしも、cellularモデルは無数のケーブルが接続されていて複雑な構造です…。
絶対に断線させないよう注意しながらケーブル類を引き抜きます。
ケーブルを引き抜けたら粘着剥がしとヘラを使って慎重に基板を持ち上げます。
基板を持ち上げたらバッテリーの接点に絶縁シールを貼ります。
絶縁シールを貼れたら、作業中に基板がショートする恐れがなくなるので安心して作業を進めることが出来ます。

粘着剥がしを使って本体フレームから電池パックを剥がします。
今回お持ち頂いたiPadAir第5世代のように電池パックが膨張している場合、強引に剥がそうとすると発火する恐れがあります。
膨張した電池パックの取り扱いには注意が必要です。
入念に粘着剥がしを使用して粘着を全て除去したら…

この通り膨らんだバッテリーを取り出すことが出来ました。
今回お送り頂いたiPadAir5は、無事バッテリー交換にて起動することが確認出来ました。
バッテリー交換で起動することを確認したら、そのまま作業を進めて本体を組み上げます。

これでiPad Air5の電池交換修理完了です!
データを失うことなく、電池交換のみで元通り使用可能になりました!
郵送修理ポストリペアではiPad Air5のありとあらゆる修理に対応出来ます。
今回のようなリンゴループ以外にも、画面破損、ボタン故障、基板故障などiPad Air 第5世代の不調や破損でお困りの際はぜひ郵送修理ポストリペアへご相談くださいませ!
メーカー名:Apple
機種名:iPad Air 第5世代
モデル番号:A2588 / A2589 / A2591
症状:充電器に接続すると再起動ループ
交換パーツ:リチウムイオンバッテリー
修理費用:iPad電池パック交換料金表
修理時間:60分
保証期間:3カ月
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