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OUKITEL製タブレットの充電口修理で充電出来ない故障が改善!郵送修理ポストリペアならUSB交換のみなのでデータそのまま!
OUKITEL製格安タブレットの充電口交換修理ご依頼を頂きました。
充電器を挿してもグラグラしていて充電反応が全く出ない、という症状でした。
今回お送り頂いたタブレットは…
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OUKITEL OT5Sという機種です。
12インチという大画面の端末で、3万円弱という安価で販売されています。
格安タブレットは充電口が故障しやすいのですが、郵送修理ポストリペアなら幅広い修理実績がございます。
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今回お送り頂いたOUKITEL OT5Sはカメラ部分の基板が見えている風です。
ガジェット好きにはたまらないクールなデザインですね。
それでは今回はOUKITEL OT5Sの充電口交換修理を行います!
まずは分解作業です。
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格安タブレットの画面パーツはツメで本体フレームに固定されていることが多いです。
ただOUKITEL OT5Sはツメではなく、強力な接着で本体フレームに固定されています。
なのでiPadと同じような分解方法で画面を剥がす必要があります。
ヒートガンを使って粘着を弱めて、ピックで粘着を切ります。
力加減を誤るとガラスが割れてしまうので要注意です。
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画面を持ち上げて分解することが出来ました。
OUKITEL OT5Sは薄いケーブル1本で画面パーツが基板に接続されています。
画面を持ち上げ過ぎるとケーブルが断線するので要注意です。
画面パーツのケーブルを断線させてしまうと、画面表示やタッチ操作に異常が起こります。
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OUKITEL OT5Sは本体の端に収まっています。
USB端子がサブ基板にはんだ付けされていて、サブ基板はケーブルでメイン基板に接続されています。
絶縁テープを剥がしてプラスネジ4本を外すことで…
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サブ基板を取り出すことが出来ました。
それではサブ基板から故障したUSB端子を取り出す作業を行います。
OUKITEL OT5SのUSB端子は無数のはんだでサブ基板に固定されています。
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ここからははんだ作業です。
まずは低温度はんだを接点に溶かし込みます。
次にヒートガンを使って慎重にUSB端子を取り出します。
OUKITEL OT5Sのサブ基板にはプラスチック製のコネクタが付いています。
ヒートガンの熱でコネクタが変形しないよう要注意です。
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この通り故障したUSB端子を取り出すことが出来ました。
OUKITEL OT5SのType-C USB端子は充電やPC認識の為の接点が18か所、そしてサブ基板にUSB端子を固定する接点が4か所あります。
まずは充電口パーツをサブ基板にセットして、充電/PC接続の接点18か所をはんだ付けします。
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OUKITEL OT5SのUSB端子は1つ1つの接点間がかなり近いので、はんだ小手を使うと隣同士くっついてしまいます。
郵送修理ポストリペアではOUKITEL OT5SのUSB端子を接続する際ヒートガンを使っています。
USB端子はプラスチック製なので、ヒートガンの温度が高すぎたら溶けてしまいます。
温度管理に気をつけつつ手早くはんだ付け作業を行います。
はんだ作業が完了したら充電確認を行います。
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この通りしっかりと充電出来るよう改善しました。
充電確認が出来たら、USB充電端子を固定する接点4か所にはんだを盛ります。
後は本体を組み上げるのですが、OUKITEL OT5Sは本体フレームに画面を接着する為に粘着テープを貼り直す必要があります。
粘着テープを新品に貼り直して画面パーツを接着したら…
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これでOUKITEL OT5Sの充電口交換修理完了です!
充電器を挿したらグラグラ揺れることもなく、しっかりと充電反応が出るようになっています。
実際に充電残量が増えているので、これでまだまだお使い頂くことが出来ます。
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OUKITEL OT5SはType-C to Type-Cの専用充電器を使用することで急速充電が可能です。
郵送修理ポストリペアの充電口交換修理後も、変わらず急速充電可能です。
今回のようにOUKITEL製格安タブレットの故障の際も、郵送修理ポストリペアなら修理対応可能です。
充電出来ない、接触が悪いなどお困りの際はぜひ郵送修理ポストリペアへご相談くださいませ!
メーカー:OUKITEL
機種名:OT5 S
症状:充電出来ない
交換パーツ:Type-C USB充電端子
修理費用:その他タブレット充電口交換料金表
修理時間:60分
保証期間:3カ月
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