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TECLAST製タブレットの充電口交換で充電出来ない故障が改善!郵送修理ポストリペアならUSB端子交換のみなのでデータそのまま!
TECLAST T40Proという格安タブレットのUSB充電端子交換修理ご依頼を頂きました。
TECLAST T40 Proが発売されたのは2022年1月です。
発売当時は3万円弱でしたが、最終的には2万円弱で販売されていました。
そんな低価格とは思えないような高スペックなので、TECLAST社製タブレットも一定の人気を誇っています。
今回お送り頂いたTECLAST T40Proは充電が出来ないとのことだったので、USB端子部分を確認してみると…
![](https://assets.st-note.com/img/1729112505-u8pUCqiF4JvHa0nNcw2xkgmV.jpg?width=1200)
破損して潰れてしまっていました…。
このようにUSB充電端子が破損している状態で無理に充電器を挿そうとすると、異常発熱したり発火することがあります。
充電端子が破損している状態で充電器を挿し、外出したり就寝するのは非常に危険なのでお控え頂いた方が賢明かと思います。
TECLAST T40 Proをはじめ、格安タブレットは充電口パーツが基板に直接はんだ付けされていることが多いです。
なので「交換は出来ない」と受付不可の修理店さんが大多数かと思いますが、郵送修理ポストリペアなら修理対応可能です!
実際にTECLAST社製タブレットに関しても、数多くの修理実績がございます。
それでは早速TECLAST T40Proの充電口交換作業を開始します。
TECLAST T40 Proは画面を剥がして分解する機種です。
表面ガラスは薄く割れやすいので分解時には注意が必要です。
![](https://assets.st-note.com/img/1729112505-wcqImNCXde9Gjgfi21rJAUKM.jpg?width=1200)
画面を剥がすことで分解することが出来ました。
内部構造を確認してみると、TECLAST T40ProのUSB充電端子は基板の裏側にはんだ付けされていました。
このような構造の場合、本体フレームから基板を取り出す必要があります。
TECLAST T40 Proの構造は少し複雑で、基板に接続されているコネクタの数も多いです。
まずは本体内部のネジを外して…
![](https://assets.st-note.com/img/1729112505-diazMvsAxrNpe251KPXYk6lH.jpg?width=1200)
バッテリーを取り出します。
TECLAST T40 Proの内部パーツや基板を固定しているネジの形状は一般的なプラスでした。
次に基板に接続されているケーブル類を全て外します。
・液晶画面
・スピーカー
・カメラ
・Wi-Fiアンテナ
・4Gアンテナ
・電源/音量ボタン
などなど、TECLAST T40 Proの基板には上部にも下部にも大小様々なコネクタが点在していました。
ケーブルによって外し方も異なります。
全てのケーブルを外すことで…
![](https://assets.st-note.com/img/1729112505-kVvUpy62AfZ1F7DGd04ExHie.jpg?width=1200)
本体フレームから基板を取り出すことが出来ました。
次は壊れてしまった充電口パーツを取り出す作業です。
TECLAST T40Proの充電口パーツを取り出すには、当然はんだ作業が必須です。
TECLAST T40Proに限らず、充電端子を強引に剥がそうとすると基板側の接点が剥がれてしまいます。
基板側の接点が剥がれるとUSB端子を基板に接続できなくなります。
最新の注意を払いながら作業を進める必要があります。
郵送修理ポストリペアでは低温度はんだやヒートガンを使って…
![](https://assets.st-note.com/img/1729112505-v4tZp6ciXar2nIUM9hJNHlER.jpg?width=1200)
故障したUSB充電端子を取り出しています。
TECLAST T40 ProのUSB充電端子は、中央部分に合計12か所の接点があります。
そして左右に2か所ずつ充電口パーツを固定するための接点があります。
合計16か所のはんだの接点があるのですが、古いはんだを全て除去してクリーニングを行います。
特に充電口を固定する4か所のはんだ除去が大変です。
古いはんだを綺麗に除去出来たら新品の充電口パーツを基板にセットします。
![](https://assets.st-note.com/img/1729112505-VZOx7BkWyQuR89DnNsa6IStq.jpg?width=1200)
正しい位置にセット出来たら、中央の12点を接続します。
TECLAST T40Proは充電口パーツ周辺にICチップがないので、比較的難易度は低いと言えます。
充電口パーツの接続時にははんだ小手を使うのですが、充電口のプラスチック部分に触れて変形させないよう注意が必要です。
中央の12点が接続出来たら、充電口パーツを固定する左右合計4点にもはんだを盛ります。
これで充電口パーツを基板に接続することが出来ました!
![](https://assets.st-note.com/img/1729112505-LnS41lbeWg70acKxGUYNwFdE.jpg?width=1200)
早速充電ケーブルを接続してみると「TECLAST」のロゴが出てきました!
充電残量が表示されて、充電が溜まっていくことも確認出来ました。
充電確認が出来たら基板を取り出します。
郵送修理ポストリペアではTECLAST製タブレットに限らず、充電不良の再発防止作業を行っています。
それがレジンによる充電口パーツ接点のコーティングです。
充電部分のコーティングを行うことで、よくあるはんだクラックや、経年劣化による腐食をある程度防ぐことが出来ます。
コーティングが完了したら本体を組み上げます。
![](https://assets.st-note.com/img/1729112505-fqX53dKSlZ8v6nop7HVzJGsF.jpg?width=1200)
これでTECLAST T40Proの充電口交換修理完了です!
起動してホーム画面まで進むことも確認しました。
買い替えることも、データを失うこともなくこのTECLAST T40Proを使い続けることが出来ます。
同じTECLAST社製タブレットでも、型番によって充電口パーツは異なります。
ただ郵送修理ポストリペア50種類を超えるUSB端子を常備しております。
これにより、迅速に充電不調に対処することが出来ます!
TECLAST社製タブレットの充電が出来ない故障でお困りの際は、ぜひ郵送修理ポストリペアへご相談くださいませ!
メーカー名:TECLAST
型番:T40 Pro
症状:充電USB端子破損による充電不良
交換パーツ:タイプC USB端子
修理費用:その他タブレット充電口交換料金表
修理時間:60分
保証期間:3カ月
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