Galaxy S22 Ultraの充電口修理で水分検出のエラーが改善！充電出来ない故障もデータ消さずにお返し可能！
GalaxyS22 Ultraに充電器を挿すと「水分が検出された」という旨のメッセージが出て正常に充電が出来ない、ということで充電口交換ご依頼を頂きました。
今回お送り頂いたGalaxy S22 Ultraは1カ月ほど前に本体下部を液体に浸してしまったそうです。
1カ月前ともなると水分は乾燥しているかと思われますが、恐らく徐々に内部が腐食してしまったのかと思われます。
郵送修理ポストリペアではGalaxy S22 Ultraの内部の洗浄乾燥や充電口交換等も難なく対応することが出来ます！
洗浄乾燥作業で改善するならその方が費用が安いので、まずは充電口がはんだ付けされているサブ基板を超音波洗浄を試してみます。
それでは早速GalaxyS22 Ultraの分解を開始します。
GalaxyS22 Ultraは背面パネルを剥がして分解します。
Galaxy S22 Ultraのバックパネルはガラス製なので、強引に剥がそうとすると割れます。
ヒートガンやピックなどの工具を使って少しずつ本体フレームとの粘着を切ります。
特に外カメラ周辺の粘着が複雑なので入念に温めて全ての粘着を除去することで…
本体フレームからバックパネルを取り出すことが出来ました。
Galaxy S22 Ultraの本体内部はNFCセンサー、ワイヤレス充電のコイルで覆われています。
本体上部の複数のプラスネジで固定されているので全て外します。
ネジを外したらコネクタを外して…
本体内部を覆っているシートを取り出します。
これで基板に接続されたコネクタ類にアクセスすることが出来ます。
Galaxy S22 Ultraに限ったことではありませんが、基板にバッテリーコネクタが接続されたまま作業するのは危険です。
何かのきっかけで基板やパーツ類がショートするか分からないので、作業中は必ずバッテリーコネクタを外します。
Galaxy S22 Ultraは基板下部右端にバッテリーコネクタが接続されているので、セラミック製のヘラを使って外します。
メイン基板からバッテリーコネクタを外せたら、充電口基板が収まっている本体下部の作業です。
Galaxy S22 Ultraはラウドスピーカーの下の充電口基板が収まっています。
ラウドスピーカーも複数のネジで固定されているので…
ネジを全て外して取り出します。
Galaxy S22 Ultraのラウドスピーカーは一部ツメで固定されています。
強引に取り出したらスピーカーに穴が空いてしまって音割れ等の症状が起こります。
スピーカーの扱いには注意が必要です。
Galaxy S22 Ultraには2本のケーブルが接続されているのと、プラスネジで本体フレームに固定されています。
ケーブルもネジも外すことで…
充電口基板を取り出すことが出来ました。
メイン基板やサブ基板を確認してみるも、腐食などは見当たりませんでした。
サブ基板を超音波洗浄して本体に接続すると、最初のうちは正常に充電出来ていました。
ただ急速充電や超急速充電が出来なかったり、徐々に充電反応が鈍くなったりと非常に不安定でした…。
Galaxy S22 Ultraの充電口基板上には無数のICチップが点在しているのですが、それらのうちどれかが故障してしまったようです。
お客様に了承を得て、今回は充電口基板ごと交換させて頂くことになりました。
充電が溜まることを確認したら本体を組み上げます。
これでGalaxy S22 Ultraの充電口交換修理完了です！
充電が溜まって、起動できることも確認が取れました。
Type-C to Type-Cの充電ケーブルを使用するとこで急速充電されることも確認出来ています。
これで今後安心してお使い頂くことが出来ます！
Galaxy S22 Ultraは16万円ほどするハイエンドスマホで、充電ができないくらいの症状で買い替えるのは非常に勿体ないです。
充電ができない、充電持ちが悪くなった、画面が割れたなど、郵送修理ポストリペアでは今までGalaxy S22 Ultraの様々な症状で修理ご依頼を頂いております。
お持ちのGalaxy S22 Ultraの不調や破損でお困りの際は、ぜひ修理実績豊富な郵送修理ポストリペアへご相談くださいませ！
メーカー名：SAMSUNG
機種名：Galaxy S22 Ultra
型番：SC-52C / SCG14 / SM-S908 など
症状：水分検出により充電不可
交換パーツ：タイプC充電口基板
修理費用：Galaxy充電口交換料金表
修理時間：60分
保証期間：3カ月
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