iPad Pro9.7のバッテリー交換を10780円で対応中！膨張など電池劣化でお困りなら郵送修理ポストリペアへお任せを！
iPad Pro 9.7inchの電池交換修理ご依頼を頂きました。
2016年3月に発売されたiPad Pro9.7ですが、今でもまだまだ修理のご相談を頂きます。
仕様年月が長くなるとバッテリー膨張が始まり画面が浮いてくる、充電残量があっても電源が落ちるなど様々な問題が発生します。
それでも電池交換をすることで、また快適に使用することが出来ます。
それでは実際にiPad Pro9.7のバッテリー交換を開始します！
iPad Pro9.7も多くのiPadと同じように、分解の際は画面を剥がす必要があります。
粘着が非常に強力なので、ガラスを割らずに剥がすにはヒートガンやピックなどの工具だけでなく、ある程度の技術力が必要です。
iPad Pro9.7の注意すべき点は画面下部のホームボタンケーブルです。
最近iPad Proシリーズはホームボタンがありませんが、iPad Pro9.7の場合は本体下部にホームボタンケーブルが延びています。
構造を熟知していないと、粘着を剥がす際にホームボタンケーブルを断線させてしまいます。
内部の構造をよく確認しながら作業を進める必要があります。
画面パーツを固定した粘着テープを全て切ることで…
この通り画面を開いて分解することが出来ました。
iPad Pro 9.7inchは基板中央部分にバッテリーが接続されています。
バッテリーの接点の上に基板が乗っている構造で、接点部分はプラスネジで固定されています。
iPad Pro 9.7inchの場合、基板上は黒いプレートで覆われており、接点部分に簡単にアクセスできないようになっています。
プレートを固定しているプラスネジを外して、ピンセットを使って剥がします。
プレートを剥がすことでバッテリーの接点にアクセスできるようになりました。
プラスネジを外して固定を解除したら、粘着剥がしを使って基板を浮かせます。
バッテリーと基板の間に絶縁体を挟むことで、バッテリーを取り出す作業中に基板がショートする心配がありません。
iPad Pro 9.7インチは基板との接点だけでなく、もう一か所外すべきコネクタがあります。
それがバッテリーコネクタとは反対側にある…
こちらのケーブルです。
iPad Pro9.7はスマートキーボードが接続される接点がバッテリーを仲介してメイン基板に接続されています。
このケーブルを外し忘れると、バッテリー取り出し時に断線してしまうので要注意です。
コネクタを外したらバッテリーを取り出す作業です。
ただiPad Pro9.7のバッテリーを固定している粘着テープは、iPad史上最強といっても良いほど強力です…。
強引に剥がそうとするとバッテリーが損傷し、発火などの重大な事故になりかねません。
粘着剥がしとヘラを使って慎重に粘着を切ります。
iPadPro9.7インチのバッテリーは2ブロックに分かれた構造です。
片側に2か所ずつ、計4か所の粘着テープでバッテリーと本体フレームは接着されています。
特にバッテリーが膨張している場合は、バッテリーに負荷をかけ過ぎないよう注意が必要です。
粘着剥がしとヘラを使って全ての粘着を剥がすことで…
劣化したバッテリーを取り出すことが出来ました。
ちなみにiPadPro9.7のバッテリー容量は7306mAhです。
新品のバッテリーを本体にセットしたら、外したケーブル類やネジを全て元通り組み上げます。
剥がした画面を本体フレームに接着し直したら…
これでiPad Pro9.7の電池パック交換修理完了です！
iPad Proシリーズは元々高スペックなので、長年使い続けても快適に動いていて不自由はない、という方も多いかと思います。
ただどれだけ高性能なiPadでも、バッテリー劣化は避けることが出来ません。
充電持ちが悪い、バッテリー膨張により画面が浮いてきたなど、お困りの際はぜひ郵送修理ポストリペアへご相談くださいませ！
メーカー名：Apple
機種名：iPad Pro
画面の大きさ：9.7インチ
年式：2016年
モデル番号：A1673 / A1674 / A1675
症状：電池持ちが悪い
交換パーツ：リチウムイオンバッテリー
修理費用：iPadバッテリー交換料金表
修理時間：60分
保証期間：3カ月
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