NW-A845/NW-A846/NW-A847のバッテリー交換で電池持ちが悪い症状が改善！ウォークマン修理はポストリペアにお任せを！
ウォークマンNW-A840シリーズの電池交換ご依頼を頂きました。
NW-A840シリーズ(NW-A847/NW-A846/NW-A845)が発売されたのは2009年10月です。
発売から15年以上経過しているので、相当バッテリー劣化が進んでいるかと思います。
今回電池交換ご依頼を頂いたのは、NW-A847です。
NW-A840シリーズは3種類ありますが、違いは容量のみです。
・NW-A845→16GB
・NW-A846→32GB
・NW-A847→64GB
構造や使用されているパーツは全て同じです。
ご依頼頂いたNW-A847は、満充電にしても10分足らずで要充電の点滅になってしまうそうです。
典型的なバッテリー劣化の症状です。
NW-A847に限ったことではありませんが、ウォークマンのバッテリーもスマホやタブレットと同じように徐々に劣化します。
なので今回の症状も、バッテリーを新品に交換することで改善する可能性が非常に高いです。
それでは早速NW-A847のバッテリー交換修理を開始します！
NW-A847は本体下部に3本のプラスネジが留まっています。
全てのネジを外すのですが、NW-A847の場合は更に粘着で背面パネルが固定されています。
粘着は本体内部なので、ヘラを使って剥がす必要があります。
ネジと粘着を外すことで…
本体フレームから背面パネルを取り出すことが出来ました。
NW-A847のバッテリーは基板にはんだ付けされています。
つまり劣化したバッテリーを取り出すにも、新品のバッテリーを接続するにもはんだ作業が必須です。
NW-A847の基板上にはプラスチックパーツが付いています。
プラスチックパーツをつけたままはんだ作業を行うと変形してしまうので…
ツメやテープを外して取り出します。
これで安全にはんだ作業を行うことが出来ます。
NW-A847のバッテリー接点は2か所です。
バッテリーの接点に新しいはんだを溶かし込むことで、比較的スムーズにはんだを外すことが出来ます。
はんだを使う際に注意すべきは基板上のICチップです。
NW-A847に限らず、ウォークマンの基板上にも無数のICチップが点在しています。
はんだ小手の先がICチップに触れてしまったり、溶けたはんだが飛んでICチップに乗ったりすると、動作異常を引き起こすことがあります。
はんだ作業の際は細心の注意を払う必要があります。
プラス極とマイナス極のケーブルを外すことで…
劣化しきった電池パックを取り出すことが出来ました。
新しいはんだやフラックスを塗って基板上のはんだの接点を整えます。
新品のバッテリーを本体フレームにセットして、はんだの接点の位置を合わせます。
NW-A847の基板もバッテリーも、プラス極/マイナス極があります。
接続し間違わないよう注意が必要です。
新品の電池パックを接続出来たら、接点周辺を接点洗浄液でクリーニングします。
電池パックを接続したら、起動確認を行います。
ウォークマンのロゴが出て、ホーム画面まで進んで操作出来ることを確認しました。
充電反応も問題なく、充電器を外して30分ほど音楽再生しても1本も残量が減っていませんでした。
これでNW-A847のバッテリー交換修理完了です！
買い替えることなく、15年以上も前に発売されたウォークマンを復活させることが出来ました！
ウォークマンに限らず、古い機種は機能がシンプルで非常に使いやすいということで、今でも根強い人気があります。
NW-A840シリーズは不具合も少なく、大画面で操作もしやすく、かつ薄く軽いですよね。
郵送修理ポストリペアなら寿命を迎えた状態でも、今回の様にまだまだ快適に使用出来るよう改善させられます。
同じようにNW-A840シリーズのバッテリー劣化でお困りの際は、数多くの修理実績がある郵送修理ポストリペアへご相談くださいませ！
メーカー名：SONY
機種名：WALKMAN
シリーズ名：NW-A840
型番：NW-A847
症状：バッテリー残量がすぐに無くなる
交換パーツ：リチウムイオンバッテリー
修理費用：ウォークマンバッテリー交換料金表
修理時間：40分
保証期間：3カ月
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