
LenovoTab P11 Pro 2ndの画面交換で真っ暗で何も映らいない症状が改善!郵送修理ポストリペアならデータそのまま!
Lenovo Tab P11 Pro 2nd Genの画面修理ご依頼を頂きました。
今回お送り頂いたLenovoTab P11 Pro 2ndは…

画面が表示されない状態でした。
LenovoTab P11 Pro 第2世代は液晶画面ではなく有機ELディスプレイです。
有機ELディスプレイは消費電力や色彩などで液晶画面より優れている面はありますが、強い衝撃を加えることで…

このように内部が破損することがあります。
表面ガラスは割れていなくても、内部が破損することで画面全体が映らなくなる、というのはよくご相談を頂きます。
郵送修理ポストリペアならLenovoTab P11 Pro 第2世代の画面交換修理にも対応可能です!
今回のような故障の場合、画面交換のみすればまた元通り表示されてデータそのままでお使い頂けるようになる可能性が極めて高いです。
では実際にLenovoTab P11 Pro 2ndの画面交換修理を開始します!

まずは画面を剥がす作業です。
LenovoTab P11 Pro 2ndは画面と本体フレームが強力に接着されているので、ヒートガンを使って粘着を弱めます。
ある程度温風を当てて粘着を弱めたら、ピックを使って少しずつ画面を剥がします。
粘着を全て剥がすことで…

画面を開いて分解することが出来ました。
これで内部のコネクタ類にアクセスすることが出来ます。
今回お送り頂いたLenovo Tab P11 Pro 第2世代は操作が出来ないので、電源を切ることが出来ませんでした。
このまま作業を進めては、基板がショートする恐れがあります。

それを防ぐ為にまずはバッテリーコネクタを外します。
LenovoTab P11 Pro 2ndのバッテリーコネクタは銀板で固定されているのですが、ネジを外して銀板を取り出します。
後はヘラでコネクタを外したら絶縁作業完了です。
これで基板がショートする恐れはありません。

続けて画面パーツコネクタも外します。
LenovoTab P11 Pro 2nd Genの画面パーツコネクタのすぐ下には無数のICチップが点在しています。
コネクタを外す際にICチップを飛ばしてしまったら、表示異常やタッチ操作異常が起こります。
小さなICチップも絶対に破損させないよう注意が必要です。

画面パーツコネクタを外すことで、基板から画面パーツを取り出すことが出来ました。
LenovoTab P11 Pro 2ndの画面パーツはフレキシブルケーブル1本で基板に接続されています。
新品の画面パーツにはフレキシブルケーブルが付いていないので、元々の画面パーツから移植する必要があります。

LenovoTab P11 Pro 2ndの画面パーツのフレキシブルケーブルはコネクタで接続されているだけでなく、一部粘着が付いています。
強引に引っ張ると断線する恐れがあるので、粘着剥がしを使って粘着を除去します。
元々の画面パーツからフレキシブルケーブルを取り出せたら…

新品の画面パーツへと移植して基板へ接続します。
基板に画面パーツを接続して電源ボタンを長押ししたら、この通りLenovoのロゴがしっかりと表示されました!
その後、ホーム画面まで進んで操作出来ることも確認します。
動作に異常が無ければ、そのまま本体を組み上げます。

画面接着が完了したら、これでLenovoTab P11 Pro 第2世代の画面交換修理完了です!
今回のようにLenovoTab P11 Pro 2ndの画面が表示されなくなった、というご相談を頂くことは決して珍しくありません。
画面交換することで改善する例がほとんどなので、同じように画面が真っ暗で何も映らないなどお困りの際は、ぜひ郵送修理ポストリペアへご相談くださいませ!
メーカー名:Lenovo
機種名:Lenovo Tab P11 Pro 2nd Gen / Xiaoxin Pad Pro 2022
型番:TB-132FU / TB-138FU
症状:画面が真っ暗で何も映らない
交換パーツ:フロントパネル
修理費用:LenovoTab画面交換修理料金表
修理時間:60分
保証期間:3カ月
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