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Lenovo TAB4 10の充電口修理で充電が溜まらない故障が改善!郵送修理ポストリペアならデータ消さずに症状のみ改善!

LenovoTAB4 10(TB-X304F)の充電が正常にできないということで充電口交換ご依頼を頂きました。
実際にお送り頂いたLenovo TAB4 10(TB-X304F)の充電確認を行ってみます。
充電ケーブルを挿すと充電ランプは光って雷マークも出るものの…

充電反応はあるものの充電が溜まらないLenovo TAB4 10(Tb-X304F)

「充電していません」と表示されて、実際に充電残量も増えませんでした。
挿した充電器の角度を変えると溜まることもあるようですが、これではいつ反応がなくなってしまってもおかしくありません。
Lenovo TAB4 10(TB-X304F)に限らず、充電口は故障してくると挿した際にグラグラと揺れやすくなっていきます
これは内部のはんだが外れかかっている状態です。
今回お送り頂いたLenovo TAB4 10(TB-X304F)も、充電口パーツのはんだが取れかかっているのかと思われます。
なので充電ケーブルの角度によっては接点があって充電が溜まるのではないでしょうか。
それでは実際にLenovo TAB4 10(TB-X304F)の充電口修理を開始します!
まずは分解作業です。
Lenovo TAB4 10(TB-X304F)は背面パネルを剥がして分解します。
全体がツメで固定されているので…

充電口交換の為に背面パネルを取り出して分解しているLenovo TAB4 10(Tb-X304F)

ヘラを使って丁寧に外します。
ツメを全て外すことで背面パネルを取り出すことが出来ました。
Lenovo TAB4 10(Tb-X304F)の充電USB端子は基板の裏側にはんだ付けされています。
つまりLenovo TAB4 10(Tb-X304F)の充電口を修理するには基板を取り出す必要があります。
基板には無数のケーブルが接続されており、複数のネジで本体フレームに固定されています。
Lenovo TAB4 10(Tb-X304F)の基板を固定しているネジの形状はプラスです。
ドライバーを使ってネジを外したら、コネクタ類も全て抜きます。

本体フレームから基板を取り出したLenovo TAB4 10(Tb-X304F)

するとこのように本体フレームから基板を取り出すことが出来ました。
Lenovo TAB4 10(Tb-X304F)には集音マイクやスピーカーが基板にはんだ付けされています。
作業中に断線させないよう注意が必要です。
基板を裏返してみると…

基板にはんだ付けされているLenovo TAB4 10(Tb-X304F)のmicroUSB充電端子

端に固定されているこの部分が充電USB端子です。
Lenovo TAB4 10(Tb-X304F)の充電口パーツは、見える限りでは全部で9点はんだの接点が確認出来ます。
充電口パーツを固定している接点に低温度はんだを溶かし込みます。
これではんだの固定が取れやすくなりました。
ただLenovo TAB4 10(Tb-X304F)の充電USB端子は見えない箇所もはんだで固定されています。
なのではんだ小手ではなく、ヒートガンでパーツを取り出します。
1分ほど温風を当てることで…

ヒートガンを使って壊れたmicroUSB端子を取り出したLenovo TAB4 10(Tb-X304F)

故障した充電口パーツを取り出すことが出来ました。
見えていた9点だけでなく、中央に大きなはんだの接点があることが分かります。
Lenovo TAB4 10(Tb-X304F)の充電口パーツはこの接点により、強力に基板に固定されています。
充電口パーツを取り出せたら、基板側の接点のクリーニングを行います。
Lenovo TAB4 10(Tb-X304F)に限らず、基板の接点にはんだが残っている状態だと新品の充電口パーツを正常にはんだ付け出来ません。
はんだ吸収線などを使って余分なはんだを除去したら、接点洗浄液などでクリーニングしました。
基板側の充電口の接点を確認してみると…

基板側の充電の接点が剥がれているLenovo TAB4 10(Tb-X304F)

所々経年劣化によって剥がれてしまっています。
今回お送り頂いたLenovo TAB4 10(Tb-X304F)の充電不良は、この接点剥がれが原因で起こっていたようです。
まだ接点は残っているので、これくらいであれば新品の充電口パーツを接続することが出来ます。
郵送修理ポストリペアでは様々な形状のUSB端子を常備しております。
今回お送り頂いたLenovoTAB4 10(Tb-X304F)はmicroUSB端子でしたが…

Lenovo TAB4 10(Tb-X304F)用USB充電端子の新品パーツ

この通り全く同じ形状の新品のmicroUSB端子がありました。
例え内部の充電端子部分が折れてしまっていても、充電口パーツごと交換すれば難なく改善します。
基板に充電口パーツを乗せたら位置を合わせます。
正しい位置にセット出来たら…

基板にマイクロUSB端子をはんだ付けしているLenovo TAB4 10(Tb-X304F)

はんだ小手で接続します。
LenovoTAB4 10(Tb-X304F)の場合、まずは充電やPC接続の接点である中央の5か所を接続します。
中央部分が接続出来たら、充電口パーツをさせる他の接点4か所にはんだを盛ります。
後はこのまま組み上げるのですが、郵送修理ポストリペアではLenovoTAB4 10(Tb-X304F)の充電口交換の際に"再発防止措置"を行います
それがレジンにより強化です。

充電器差し込み口の接点にレジンを塗って硬化しているLenovo TAB4 10(Tb-X304F)

充電の接点部分にレジンを塗って、ブラックライトで硬化させます。
レジンで充電口の接点をコーティングすることで、経年劣化し辛くさせることが出来ます。
LenovoTAB4 10(Tb-X304F)に限らず、タブレットやスマホの充電口交換を頂いた際に行っている作業です。

充電部分の接点をレジンでコーティングしたLenovo TAB4 10(Tb-X304F)

この通り、充電の接点全体をレジンで覆うことが出来ました。
後は本体を組み上げます。
取り出したパーツを付け直し、基板にケーブルを接続し直します。
画面パーツやバッテリーのコネクタを接続して充電ケーブルを挿します。
すると…

充電口交換にて充電出来るよう改善したLenovo TAB4 10(Tb-X304F)

「ACアダプターで充電しています」という表記に変わって、しっかりと充電残量が増えていくことを確認できました。
これでLenovoTAB4 10(TB-X304F)の充電口交換修理完了です!
郵送修理ポストリペアでは、今回のLenovoTAB4 10(Tb-X304F)のように基板に直接はんだ付けされているパーツの交換も難なく対応出来ます。
同じようにLenovoTABシリーズの充電口故障でお困りの際は、数多くの修理実績のある郵送修理ポストリペアへご相談くださいませ!

お問い合わせ


メーカー名:レノボ
機種名:LenovoTAB4 10
型番:TB-X304F
症状:充電の接触が悪い
交換パーツ:microUSB充電端子
修理費用:Lenovo充電口修理料金表
修理時間:
60分
保証期間:3か月間


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