MacBook Pro 15インチ 2015(A1398)のバッテリー交換で膨張により画面が閉じない症状が改善！
MacBook Pro 15インチ 2015(A1398)の電池パック交換修理ご依頼を頂きました。
今回お送り頂いたMacBookPro 15inch 2015年(A1398)は本体を閉じられない状態でした。
MacBook Pro 15インチ 2015(A1398)に限ったことではありませんが、バッテリーが膨張することで画面が閉じない状態になることがあります。
それとキーボードも文字が反応しにくいところがあるなど、様々な症状があるようです。
これらの症状は膨張したバッテリーを交換することで改善する例がほとんどです。
では実際にMacBook Pro 15インチ 2015(A1398)のバッテリー交換修理を開始します。
まずは背面パネルのネジを外します。
MacBook Pro 15インチ 2015(A1398)の背面パネルは★型の特殊ネジが採用されています。
合計10か所のネジを外すことで…
背面を覆ったプレートを取り出すことが出来ました。
MacBookPro 15inch 2015(A1398)は基板中央部分にバッテリーコネクタが接続されています。
作業中に基板やパーツがショートしないようにコネクタを外します。
MacBookは機種によってバッテリーコネクタの外し方が異なります。
誤った外し方をして基板のコネクタを破損させないよう注意が必要です。
バッテリーコネクタを外したら次は膨らんだバッテリーを取り出す作業です。
MacBookPro 15インチ 2015年(A1398)のバッテリーは6ブロックに分かれた構造になっています。
全てのブロックはとても強力な粘着テープで固定されています。
粘着剥がしやヘラを使って剥がす必要があるのですが、膨張したMacBookのバッテリーの取り出しは危険を伴います。
知識や経験がないとバッテリー取り出しの際に発火する恐れがあります。
極力バッテリーに負荷をかけないよう、細心の注意を払って作業を行う必要があります。
MacBook Pro 15インチ 2015(A1398)は特に中央部分の粘着が強力です。
慎重に粘着テープを全て切ることで…
膨張したバッテリーを取り出すことが出来ました。
通常の倍ほどの厚みにまで膨らんでしまっておりました。
後はバッテリー交換をして作業完了なのですが、今回お送り頂いたMacBook Pro 15インチ 2015(A1398)は本体内部の大量の埃が入っていました。
郵送修理ポストリペアなら簡易的なクリーニングくらいならお代を頂かずに行っております。
MacBook Pro 15インチ 2015(A1398)に限らず、冷却ファンに埃が絡まっていることが多いです。
郵送修理ポストリペアでは主にエアダスターを使ってクリーニングを行います。
クリーニング後の状態がこちらです！
埃が綺麗になくなったことがお分かり頂けるかと思います。
これで多少排熱機能も改善したのではないでしょうか。
それでは新品のバッテリーを基板に接続して本体を組み上げます。
バッテリーを接着して背面パネルをネジ留めしたら…
これでMacBook Pro 15inch Mid2015(Model:A1398)の電池交換修理完了です！
一回の充電で長時間使用出来るよう電池持ちも大幅に改善しております。
修理前に本体を閉じられなかった症状も…
この通りバッテリー交換により改善しています。
これで今後安心してお使い頂けます。
郵送修理ポストリペアではMacBook Pro 15インチ 2015(A1398)の修理実績も豊富にございます。
バッテリー交換のご依頼を頂くことが多いのですが、画面交換なども対応可能です。
お持ちのマックブックの不調、故障でお困りならぜひ郵送修理ポストリペアへご相談くださいませ！
メーカー名：アップル
機種名：MacBook Pro
画面の大きさ：15インチ
年式：2015年
症状：バッテリー膨張
交換パーツ：リチウムイオンバッテリー
修理費用：MacBookバッテリー交換料金表
修理時間：60分
保証期間：3カ月
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