Galaxy Watch3のバッテリー交換で電源が入らない症状が改善！スマートウォッチの電池劣化でお困りなら郵送修理ポストリペアへお任せを！
GalaxyWatch3 45mmが起動しないということで修理のご相談を頂きました。
Galaxy Watch3が発売されたのは2020年10月です。
Galaxy Watchに限らずスマートウォッチはバッテリー容量が少なだからか、スマートフォンより早くバッテリー劣化が顕著に表れます。
ちなみに今回ご依頼頂いたGalaxy Watch3 45mmのバッテリー容量は340mAhです。
では実際に、バッテリー交換することで起動しない症状が改善するか確認を行います。
まずは分解作業です。
Galaxy Watch3 45mmは背面パネルを剥がして分解します。
GalaxyWatch3 45mmの背面パネルを固定しているのは一般的なプラスネジではなくYネジです。
Yネジはプラスネジと比べて潰れやすく、慣れていないと外すのに苦労します。
スマートウォッチは常に身に着けている方が大半だと思うのですが、汗によりネジが錆びていることがあります。
ネジが錆びている場合は分解は更に困難になります。
背面パネルの四つ角にYネジが留まっているのですが、全てのネジを外すことで…
本体部分から背面パネルを取り出すことが出来ました。
Galaxy Watch3 45mmの背面パネルにはセンサーが付いていて、細いケーブル1本で基板に接続されています。
背面パネルを勢いよく持ち上げてしまうと、この細いケーブルを断線させてしまってセンサーが正常に動作しなくなります。
背面パネルを剥がす際は注意が必要です。
センサーケーブルを外したら背面パネルを取り出すことが出来ました。
今回お送り頂いたGalaxy Watch3 45mmは、基板の一部が軽く腐食してしまっていました。
汗などの水分が内部に入り込んでしまったのかも知れません。
基板の腐食を放置すると、今後何かしらの不具合を発生させる恐れがあります。
郵送修理ポストリペアでは、軽度の腐食であればお代を頂かずに洗浄いたします。
今回も接点洗浄液と柔らかいブラシを使って腐食を除去しました。
それでは作業を続行します。
Galaxy Watch3 45mmは背面パネルを取り出したら基板にアクセスすることが出来ます。
Galaxy Watch3 45mmの基板はネジが固定され、複数のコネクタが接続されています。
更に一部ツメで本体フレームに固定されているのですが、それらを全て外すことで基板を取り出すことが出来ました。
Galaxy Watch3 45mmのバッテリーは基板下に収まっています。
バッテリーは本体フレームに接着されているのですが、すぐ下に画面パーツがあるので粘着剥がしは使うと表示異常が起こる恐れがあります。
なのでヘラを使って粘着を慎重に剥がします。
粘着を剥がしきることで劣化した電池パックを取り出すことが出来ました。
新品の電池パックを本体フレームにセットしたら本体を組み上げます。
Galaxy Watch3 45mmは電池パックの上に基板があるのですが、膨張することで基板が圧迫されます。
基板が折れるなど破損してしまうと電池パック交換をしても起動しないので、電池パック劣化を感じ始めたら早めの交換をお勧めます。
今回の起動しなかったGalaxy Watch3 45mmは電池パックを新品に交換することで…
無事起動するよう改善しました！
ホーム画面まで進んでタッチ操作や表示、各種ボタンの動作に異常がないことも確認しています。
もちろん、充電反応があることや実際に充電が溜まることも確認しています。
これでGalaxy Watch3 45mmのバッテリー交換修理完了です。
今回のように起動しない症状も、バッテリー交換することで改善する例は非常に多いです。
Galaxy Watch3シリーズに限らず、Galaxy Watchの不調やバッテリー劣化でお困りの際もぜひ郵送修理ポストリペアへご相談くださいませ！
メーカー名：SAMSUNG
機種名：Galaxy Watch3
サイズ：45mm
モデル番号：SM-R840 / SM-R845
症状：電源が入らない
交換パーツ：リチウムイオンバッテリー
修理費用：スマートウォッチ電池交換料金表
修理時間：40分
保証期間：3カ月
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