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iPod nano6の電源ボタン修理を6600円で対応中!陥没して押せない症状が改善!

iPod nano6のスリープボタン修理のご相談を頂きました。
今回ご依頼頂いたiPod nano6は画面のオン/オフや電源のオン/オフを行うスリープボタンが…

電源ボタンが陥没して押せないiPod nano6

凹んでしまって押した感触が全くない状態でした。
iPod nano第6世代は同様の症状で修理のご相談を頂く機会が多いです。
スリープボタンが使用出来ないと手軽にスリープ解除が出来なくなるので、普段使いが非常に困難になります。
2010年9月に発売されたiPod nano6ですが、郵送修理ポストリペアなら難なく修理対応可能です!
それでは実際にiPod nano6のスリープボタン修理を開始します。
まずは分解ですが、iPod nano6は画面を剥がす必要があります。

画面に温風を当てて粘着を弱めているスリープボタン修理中のiPod nano 第6世代

本体フレームと画面は強力に接着されているので、そう簡単に分解することは出来ません。
強引に剥がすとガラスが割れてしまったり、内部の液晶が損傷してしまう恐れがあります。
なのでiPod nano6を綺麗に分解するには、ヒートガンなどの専用工具は必須と言えます。
ヒートガンで温風を当てて粘着を弱めたら…

画面の粘着を剥がしている電源ボタン修理途中のiPodnano6

クラフトナイフやピックを使って画面と本体フレームとの粘着を剥がします。
ヒートガンで温め過ぎると液晶が変色したりタッチ操作異常が起こるので要注意です。
iPod nano6に限ったことではありませんが、画面側から分解する機種はある程度の技術力が必要になります。
粘着を剥がしたら画面を開いて内部のネジにアクセスできます。
iPod nano6は画面の下は銀板に覆われています。
プラスネジ2本で固定されているので、どちらも外して…

本体内部を覆ったプレートを取り出したスリープボタン修理中のiPod nano6

銀板を取り出します。
iPod nano6は銀板を取り出すことで内部のコネクタ類にアクセスできるようになります。
iPod nano6の基板上には液晶画面のコネクタが2つと、スリープボタンのコネクタが1つ接続されています。
今回作業を行うスリープボタンケーブルは…

スリープボタンケーブルを覆ったiPod nano6の絶縁テープ

バッテリーの上部に通っています。
iPod nano6のバッテリーは本体フレームに接着されているので、粘着剥がしを使って粘着を弱めます。
ヘラを使ってバッテリーを剥がしたら、矢印部分のように絶縁テープが貼られています。
iPod nano6のスリープボタンケーブルはこの絶縁テープの下に固定されています。

電源ボタンケーブル上の絶縁テープを剥がした電源ボタン修理中のiPodnano第6世代

絶縁テープを剥がして、本体フレーム部分のプラスネジを外すことでやっと電源ボタンケーブルにアクセスできるようになります。
iPod nano6の電源ボタンだけでなく、音量ボタンが使用出来なくなるケースがあります。
今回のようにボタンが押せなくなってしまう原因は経年劣化によるケーブル内部の突起のズレです。
まず音量ボタンを確認すると…

ボリュームボタンには黒い突起が付いているiPod nano6

このように中央部分に黒い突起が付いています。
高さは1mm満たない小さな突起ですが、この突起があることでボタンを押した際に内部のパーツが押し込まれてスリープボタンやボリュームボタンが反応しています。
ただ今回お送り頂いたiPod nano6のスリープボタンを確認してみると…

電源ボタンケーブルの黒い突起が無くなっているiPod nano6

この通り突起部分が無くなっていました。
突起分の厚みがなくなっているので、ボタンを押した感触がなく、実際に反応しない、ということです。
iPod nano6に限らず、iPhoneやiPad、そして他のAndroid製品でも多くの機種で同様の症状が起こっています。
ボタンを押した感触がないのはこのように内部パーツに原因があることがほとんどです。
ただ電源ボタンケーブルを交換するのではまた同じように経年劣化で突起が無くなってしまう恐れがあります。
なので郵送修理ポストリペアでは突起を特殊な方法で固定して、同じ症状が再発しにくいよう工夫しております
スリープボタンの突起を付け直すことで…

電源ボタン修理することで起動出来るように改善したiPod nano6

この通りスリープボタンを使用出来るようになりました!
電源ボタン長押しで電源のオンオフ、そしてスリープの解除など正常に行えます。
動作確認をしたら本体を組み上げるのですが、iPod nano6は組み上げの際にスリープボタンケーブルを断線させてしまう恐れがあります。
バッテリーを収める際に注意が必要です。

画面を接着して本体を組み上げている電源ボタン修理後のiPod nano6

バッテリーを本体フレームに収めて銀板をネジ留めしたら画面パーツを接着します。
iPod nano6の画面接着の際、粘着テープのみだと浮いてくる恐れがあります。
なので郵送修理ポストリペアでは特殊な接着液を使用しています。
画面を圧着してしっかりと固定されていることを確認したら…

スリープボタン修理が完了したiPod nano 第6世代

これでiPod nano6の電源ボタン修理完了です!
長年使用されたiPod nano6も、これでまた快適にお使い頂くことが出来ます。
郵送修理ポストリペアではiPod nano6の電源ボタン以外にも、バッテリー交換や画面交換などありとあらゆる箇所の修理実績がございます。
iPod nano6の不調、故障、破損でお困りの際もぜひ郵送修理ポストリペアへご相談くださいませ!

お問い合わせ


メーカー:Apple
機種名:iPod nano 第6世代
モデル番号:A1446
症状:電源ボタンが陥没して押した感触がない
修理費用:iPod電源ボタン修理料金表
修理時間:
40分
保証期間:3カ月


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