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Mad Money短信 2021/6/16

CNBCの投資情報番組 『Mad Money』。名物コメンテーター『ジムクレイマー』さんが番組で取り上げると、その後、取り上げられた株の株価が動くときがある?ため(筆者主観)、番組で取り上げられた銘柄の速報をこちらにアップしていきます

本編

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-今日のFOMCに何を期待していた?自分は今日の動きに驚きはない。だが他の人が驚いたことに驚いた。

-今日の話は、Fedが、「我々が行動をとるタイミングはまだ遠く離れている。だが、そこに向かって進捗している」、という話だった。なぜこれが人々を驚かすのか。もしあなたがFull Employmentに向けて大きな進捗を示していると考えるなら、こう問いたい。何を吸ってるのかと。

-さて、この結果を受けてどうするか?一つ目。何もしないでいい。もしトレードしたいなら、月曜日に伝えたが、チャートは今買うな、今買うなと言っているので、来週末くらいに向けて買って行けばいい。二つ目。今日Fedはこれから6か月、あるいはもう少し長くは動かないことを示した。であればこの低金利環境化でEarningsが予想以上に良かった株を拾えばいい。

-レポーターは、こぞってPowellから今後のタイムラインを引き出そうとした。Powellはそのゲームに乗らなかった。Powellは多くの人にもっと稼いでもらいたいと思っている。

-誰が賃上げが悪いと言ったのか?この国の人々はCEOを除いてUnder payなんだ。

-経済に不均衡が生じてインフレが生じている。これは企業がパンデミックがこんなに急に解消されていくと予想されていなかったし、巨額のStimulus支援金が配布されると思っていなかったから、一時的なものであるというのがFedの見解。

-Powellは失業中の大きなグループが存在していることを認識しており、そのような人々が、金利が高くなることを望んでいるビリオネア、クリプトマニア、メディアの一部から更に取り残されることを望んでいない

-インフレタカ派はオオカミ少年のようだ。彼らはハイパーインフレがすぐそこに来るといって脅しているが、いつも間違い。2018年にPowellが彼らの声を聞いて、金融政策を変更した際に経済を壊しかけた。確かに少しのインフレはあったが、タカ派がCredibilityを得るような内容ではなかった

-Fedは需要が高いことは認識している。だが今回のインフレは、支援金の購買力が減り、供給のキャッチアップが起こり、Covidが低下していくにつれ解消すると言っている

-今不平を言っている金融の世界のベテランは、自分たちの目が信じられない。なぜならFedがこれまで金融政策に関して、全く異なる方法で運営してきたことを知っているからだ。Powellはこれまでのように運営したいと思っていない。彼は、失業率の低下と強い支出がインフレを起こさず同居できると考えている。ちょうど2019年のような。

-つまり、Key Limeパイをもう少し楽しめるということだ。あくまでDecent Sizeで、大きなSizeじゃないけどね、小さいSizeで。そうであるなら、今の投資を踏襲したらいい。Dipを買うのもいい。Techを含むIndustrial株は上昇余地がある

-問題は、金融のエキスパートだ。経済学者、金融ジャーナリスト、ヘッジファンドは、Powellが今までのタイプと違うということを理解できていない。Powellはインフレタカ派に影響されて失敗をした。その時以来、失業問題について大切に取り扱うようになった。昔は、景気が過熱してくると、景気を冷やそう、Working classが犠牲になっても、という発想をしていた。これまでは、インフレに対してZero Tolerance Policyだった、失業率の増加は必要悪とされていた。Powellは違う。Powellは高い失業率に対してZero Toleranceを取り、インフレは必要悪と考えている。

-彼は人間をケアする心を持った中央銀行総裁なのだ。多くのお金持ちはPowellが嫌いだ。特に賃上げにより打撃を受けるお金持ちは。なので、彼らはPowellから心を抜き取りたい。だが、PowellはHeartを渡さないし、批判を受けているが、Brainも持っているんだ。

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特集

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Lighting Round

Martin Marietta Materials: “Well-run company. Doesn’t need the stimulus, doesn’t need the infrastructure package. Just needs for this country to stay on course. Might be a little rocky here, but I like it.”

Bank of America: “We’re saying that over the next four or five days, there could be some weakness in the market, but I agree that Bank of America is an excellent institution and if you think that rates ultimately will have to go up — which the Fed certainly said — Bank of America is going to go higher, so I am in favor of holding and then buying a couple days from now.”

CRISPR Therapeutics: “Here’s the problem with CRISPR, if they called it anything else other than CRISPR, people wouldn’t be drawn to it, but people are so into CRISPR stuff they’re like, ‘Oh, let me buy this one.’ I’ve got to tell you: I honestly would prefer to see you in Vertex, which has just got hammered, or Regeneron, where the news is very good.”

Advanced Micro Devices: “May of last year it was at $52, now it’s $80. Lisa Su is doing an amazing job. Here’s what I think happens ultimately: I think when that Xilinx deal closes, that stock just soars. I’m urging you to buy it right here, right now.”

雑感

本日は注目のFOMCでしたね。雑な訳で恐縮ですが、取り急ぎUpdateしましたので、もしよろしければご覧ください。

以上です。

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お断り


・全ての情報はMad Moneyからの『引用』です。筆者の分析・コメントではありません。本家サイトはこちらからどうぞ
https://www.cnbc.com/mad-money/

・Mad MoneyのLightning Roundという視聴者からの銘柄問い合わせに答えるコーナーでは、短時間で二言、三言でジムがコメントをします。

・銘柄がいいね、その銘柄だったらこっちの方がいいんじゃない、というコメントは良くありますが、その理由まで語られることは少ないです。

・筆者は、Native Speakerでないため、誤訳されている可能性もございます。ご容赦ください。

・更新は不定期で、忘れたり、サボったりすることが多々あると思われます。ご容赦ください。

・なお、あくまでこのコンテンツは個別銘柄や投資法を薦めるものではありません、ただの情報です。また雑感に書かれている内容も個人の意見です。各々の投資に関しては、個人の自己責任でお願いいたします。





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