Mad Money短信 2021/2/8
CNBCの投資情報番組 『Mad Money』。名物コメンテーター『ジムクレイマー』さんが番組で取り上げると、その後、取り上げられた株の株価が動くときがある?ため(筆者主観)、番組で取り上げられた銘柄の速報をこちらにアップしていきます
本編
-11月以降で最高の上昇を見せた先週に引き続き、本日株価は上昇した。
-7つのメジャーなトレードのテーマと、それらに関連するリスクのサインについて説明する
Reopening trade
Reopeningプレイのリスクとしては、特に南アフリカ種のコロナに対してワクチンが十分に効かず、再び新規感染数が増大してしまうケース
Housing
ハウジングプレイは金利に注意。高金利はハウジングプレイのリスク。ただまだ高金利が到来するのはまだまだ先のこと。いつかは必ずやってくる。1年後かもしれないし、数年後かもしれない
Industrials
インダストリアル銘柄プレイは、失業率の回復とビジネスの回復に依存している。もし景気回復が遅れれば、インダストリアル銘柄はバリュエーションが高すぎるリスクに見舞われる
Energy
今はOPECが協調しているので原油価格が崩れていないのでいいかもしれないが、価格が一定の高値を超えてサウジアラビアが原油生産のリミットをやめたら、石油関連プレイは注意
Banks
銀行プレイに関しては、金利が上がる限りビジネスにはプラスだが、上がりすぎるとローンの需要が減少する。だがこの循環はビジネスサイクルには不可避だ
Individual stock picking
ショートスクイーズプレイできる銘柄はそれほど多くない。慎重に良いセットアップの銘柄を選ばないと、焼かれるだろう
SPAC attack
SPACプレイに関しては、Celebrity SPACは要注意。まだその時は訪れていないが、いずれ低いクオリティのSPACが増えて、SPAC全体が崩れるだろう。
まとめ
-この7つのテーマとリスクを俯瞰して観察していなければならない。でないと投資はひどいことになる。数か月後かもしれないし、数年後かもしれない。いずれにせよ投資環境が悪化した時に被弾を避けられるようにすることだ。
特集
Lighting Round
Advanced Micro Devices: “Buy AMD.”
Jacobs Engineering Group: “I think in that business they’re the best. I never really liked the companies that are involved, frankly, with construction because it’s a very hard business, but if you had to navigate it would be Jacobs. Don’t forget Vulcan Materials and Martin Marietta Materials because those are both very good companies.”
Dycom Industries: “I think Dycom’s terrific. ... It’s had a big run, but there’s plenty of business for them, and that’s what matters. Their end markets are very, very strong.”
Green Brick Partners: “Everybody had a gigantic December in the home business, and they did not have a gigantic December.” Toll Brothers, Lennar and D.R. Horton are all better.
Alibaba: “We just want it to come down a little bit.”
Sherwin-Williams: “You should hold on to it. That’s a win.”
雑感
本日も中・小型を中心に大幅続伸となったようですね。大型銘柄は好決算にも関わらずそれほど上昇しない代わりに、特に材料に乏しい小型の銘柄の上がり幅がどんどん大きくなっていく印象を受けています。一体この流れはどこまで続くのでしょうか。
今回の決算シーズンではデジタル広告関連の銘柄の好調が目立っています。上記中・小型の好調の流れも鑑みて、デジタル広告で恩恵を受ける中・小型銘柄を探したところ、Kubientという会社を発見しました。この会社は、DSP, SSPなどの中間業者をなるべく中抜きして、広告主と媒体主を直接結び付けるビジネスを狙っているようです。
自分はデジタル広告業界に詳しくないので、このような会社が業界のダイナミズムの中でビジネスを伸ばせるのか、もっと言ってしまうと生き残れるのかについて肌感覚が全くありません。もし何かご存じの方がいらっしゃいましたら、ぜひ情報・意見交換をさせていただきたいです。もし何かありましたらぜひTwitterまでフィードバックいただけると嬉しいです。
以上です。
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お断り
・全ての情報はMad Moneyからの『引用』です。筆者の分析・コメントではありません。本家サイトはこちらからどうぞ
https://www.cnbc.com/mad-money/
・Mad MoneyのLightning Roundという視聴者からの銘柄問い合わせに答えるコーナーでは、短時間で二言、三言でジムがコメントをします。
・銘柄がいいね、その銘柄だったらこっちの方がいいんじゃない、というコメントは良くありますが、その理由まで語られることは少ないです。
・筆者は、Native Speakerでないため、誤訳されている可能性もございます。ご容赦ください。
・更新は不定期で、忘れたり、サボったりすることが多々あると思われます。ご容赦ください。
・なお、あくまでこのコンテンツは個別銘柄や投資法を薦めるものではありません、ただの情報です。また雑感に書かれている内容も個人の意見です。各々の投資に関しては、個人の自己責任でお願いいたします。
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