Mad Money短信 2020/12/21
CNBCの投資情報番組 『Mad Money』。名物コメンテーター『ジムクレイマー』さんが番組で取り上げると、その後、取り上げられた株の株価が動くときがある?ため(筆者主観)、番組で取り上げられた銘柄の速報をこちらにアップしていきます
本編
-Bull marketはいつでもどこかにある、とは言っても簡単に見つかるとは限らない
-簡単に見つからない時には頑張って探さないとならない
-今日はUKのコロナニュースの後で市場全体にパニックが来たが、あなたがパニックになる必要はない。その代わりに、セールになる株に注意を払わないといけない
-こういうことは何度も何度も起きるから、慣れないといけない
-そこでJim Cramerが20年間使ってきたBull Market Somewhere ハンドブックを公開しよう
-1. 銘柄固有のニュースを追え(Nike好決算、JPM, MS, GSの株買戻しなど)
-今日のような時にナイキを買わないとならない。だって、彼らは素晴らしい経営状態だということがわかってるんだから。
-金融株もそう。先週金曜日の発表で、既に政府からの金融危機に備えるストレステストは終えたんだから、溜まったキャッシュを株主に還元させる流れは自然。こういう全体が悪い日に、個別の銘柄のいいニュースを探す必要がある。JPM, MS, GSはようやく上がる理由を見つけた。皆にまた買い場が来るようにもう一回下がらないかなと思ってる。この中では、ビジネスモデル的にモルガンスタンレーが一番Safeだと思うよ
-2. 明らかな方程式を探せ 例えば、政府の経済対策で恩恵を受ける銘柄。Dollar General, Low's, HomeDepotなど少しでも安くなったら買い場。これらは前回の経済対策の結果業績が良くなることは明らか
-3. High Impact researchを探せ。Upgradeをもたらすようなニュース。Positiveなニュースを探す。今日はMicrosoftがそのケース。CityのレポートによればMicrosoftのAzure platformがAmazonやGoogleよりも強くなりそうとのレポート。今朝マイクロソフトは株価が落ちた。そういう時を狙うんだ
-4. 新しくIPOされた手あかがついていない株を狙え。Snowflake, Air B&B
-5. モメンタムのあるStay-at-homeを狙え。Roku, DocuSign, Peltonなど
-逆にやってはいけないこと。しかるべき理由があって下がっている銘柄は触ってはいけない。例えば石油株など
Luminar
-Why not buy Tesla?
Draftkings / Penn national
-Both are fantastic stock
特集
・先週木曜日にSECがロビンフッドのTrading Appは重要な説明事項を省略しているとして批判していた
・CEOは、これに対して、SECのStatementは過去の内容についてであって、現在は製品チームだけでなく、ベストな法務、コンプライアンスチームを備えて対応していると説明
Lighting Round
Chimera Investment: “CIM is not a stock that I’ve been recommending. It’s got that big yield but that doesn’t necessarily, obviously, protect you. I would like you to be in something much more aggressive. ... You’re 17. ... If you bought a Snowflake, I would think it’s much better ... [or] buy a much more super-charged Airbnb, too.”
Zscaler: “I genuinely believe that if that hack that happened, if it had been up against Zscaler and Okta, then the Russians would have met their match.”
On Semiconductor: “That’s a great company, and I think you’re in good hands with On Semiconductor. It’s finally got its mojo.”
Co-Diagnostics: “I like the diagnostics, but remember, I always default when I do diagnostics to Thermo Fisher.”
U.S. Steel: “You want to own Nucor.”
雑感
今日は、変な日でしたね。ジムが先週、もし経済支援策が決まらなかったら、株価は下落するだろうが、ともかく多くの人が押し目買いを待ってる状態なので、数日ですぐに上がるだろうと言ってました。今日は、経済支援策が来なかったのではなく、UKのコロナのニュースで一時的にマーケットが下落しました。しかし、その後の回復は小型株を中心に力強いものでしたね。
アップルの自動車、具体的スケジュールが漏れてきましたね。自動運転は移動に関する時間コストを人から解放する方向に向かうので、安全性は大前提の最重要事項として存在するものの、その上で、どのように快適な居住空間を演出・提供することができるかが自動車の提供する付加価値の大きな部分になってきますね。そういった意味で、アップルカーはアップルファンが待ち望む待望の商品になるのだと思います。
今後の動きにも注目したいと思います。
アップルカーもEVになると思われますが、先週ジムクレーマーもこれからまだ倍になる可能性があると言っていたEVに使われるレアアースを採掘しているMP Materialsについて少し調べてみましたよ。市場は最終商品であるEVメーカーで盛り上がってますが、それを支える企業群たちにも目を配っておきたいところです。もしご関心があれば、こちらも合わせてどうぞ。
以上です。
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お断り
・全ての情報はMad Moneyからの『引用』です。筆者の分析・コメントではありません。本家サイトはこちらからどうぞ
https://www.cnbc.com/mad-money/
・Mad MoneyのLightning Roundという視聴者からの銘柄問い合わせに答えるコーナーでは、短時間で二言、三言でジムがコメントをします。
・銘柄がいいね、その銘柄だったらこっちの方がいいんじゃない、というコメントは良くありますが、その理由まで語られることは少ないです。
・筆者は、Native Speakerでないため、誤訳されている可能性もございます。ご容赦ください。
・更新は不定期で、忘れたり、サボったりすることが多々あると思われます。ご容赦ください。
・なお、あくまでこのコンテンツは個別銘柄や投資法を薦めるものではありません、ただの情報です。また雑感に書かれている内容も個人の意見です。各々の投資に関しては、個人の自己責任でお願いいたします。
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