初レース振り返り#HSR九州
初めてロードレースに出場してみた。ホビーレースのビギナーカテゴリー。
HSR九州サイクルロードレース2021最終戦 ビギナーに出場。人数は70人と普段より多いらしい。最終戦だからか。
レースの1週間前に200kmのロングを走ってあとは適当にサイクリングするだけで過ごした。特にインターバルやるとか、そういう「練習」はやってない。ま、ビギナーだからそれで良いと思うんだけど。レース前の準備としては、スタートリストが出てからそれをエクセルに取り込んで2021年の過去3戦のリザルトをソートして一度でもTOP10に入ったことのある選手を抽出し、ゼッケン番号を書いた紙をステムに貼っていた。あと、高校の自転車競技部の選手もエントリーしていたのでその人達もマーク。この番号の選手の後ろに付いていれば前で展開出来ると思ったから。ま、結果としてはそうならなかったのだが。
当日。家から会場まで20kmくらいなので自走した。単騎参加なので会場での過ごし方を考えるとレンタカーでも使った方が良かったかもだけど。ビギナーはすぐ始まるのでそんなに待ち時間も無いから良いかな。ササッと受付を終えて試走。試走段階では路面がウエットで非常に寒かった。最初の2周くらいは寒さをどうにかするだけで特にコースを見てない。少し温まってコースを観察しながら走ってみる。若干のアップダウンはあるもののほぼ平坦。しかし、この若干の登りが向かい風、下りが追い風と、踏む所と休む所が分かれているのが特徴的だと感じ試走終了。
キッズのレース後にビギナーカテゴリが始まる。因みに今回の機材はフレームAero007、ホイールがOG-EVKINのC45と、完全な中華エアロという地雷感満載。ま、まあ乗ってみたら悪くないですよ!!
で、ビギナーが始まる。初レースと言う事で様子見るため最後尾に並ぶ。本当の最後尾であった。これが良くなかった。今回のレースの一番の失敗はここ。
スタート。作戦としては付いていくだけ。最初から集団が伸びる。第1コーナーを最後尾で回った頃には集団は第2コーナーに入るような感じで、これはマズイと思う。マークしていたゼッケンの選手が目の前に居て番手を上げようとしていたので付いていく。これで20人くらい抜くものの、コーナーで詰まる。向かい風の区間で番手を上げつつ下りに入る。またコーナーで詰まる。で、最後のストレートに入った頃には集団の中頃までは来ていたが前は伸びている。取り敢えずマークした選手が周りに数名居たのでそのまま付いていると気付いた時には集団が割れていた。前は30人、後ろも30人くらい。ここで後ろに取り残されてしまう。2週目を終えた時点で前の集団と10秒差(あとで公式の動画を確認した)。ここで追い掛けないと終わると思う。何名かがブリッジを掛けようとしていたので自分も追い掛ける。ローテを回そうとするも向かい風区間で10秒くらい牽いて限界。追い風区間に入ったところで、前の集団からドロップした小集団に追いつくもここでコーナーが詰まる。結局その小集団で少し過ごすも、前は離れて後ろの集団に吸収。これで終わった。
前は20人、後ろは30人くらいだが、自分も含めて様子を見て中切れに合った消極的な人達&前から遅れた人の集団では何人居ても前を追えない。脚だけ見れば全員でローテすれば追い付くかもだが、先頭牽く人は限られている。これはホビーレースのビギナーでは仕方無いと思う。全員の目標や目的が違うから。優勝したい、完走出来れば良い、少しでも上の順位で..etc,これでは協調して追えない。
つまり最初から先頭で展開するか、10秒くらいの差を一人でブリッジ出来る力が無いといけないと思う。が、ビギナーといえ10秒を一人でブリッジ出来るならこのカテゴリーには出ない訳で難しい。
その後は、第2集団でサイクリング。最後尾で楽々。散々偉そうに言ってるが全然前牽いて無いやんけ。すみません。。この集団の中でもキツそうな人が何人か居て、踏まねばならない区間で遅れては前に上がっていくのを繰り返していて邪魔だったので自分がコーナーで間を少し開けてインターバル掛ける事で何人か落とす。すみません。安全の為です。
で、後半、一人逃げの人にラップされる。このタイミングで「右に寄れ」と「左に寄れ」の指示が飛び交いカオスになる。ここが1番危なかった。で、最終周回。優勝争いでも無いのにスプリントするリスクを取りたくない事と、第2集団で番手争っても仕方ないので飛び出して逃げる事にする。ちょうど2名が口裏を合わせて逃げようとしていたのですぐにチェックする。これで集団から少し抜け出す。しかしここで抜け出した前の人がチェックされたのを見て踏むのをやめる。それを見たもう一人も踏みやめる。いや、3人で回れば君達も逃げれるよ?と思いつつ仕方ないので、コーナーを利用して単独逃げに。ここからは、脇の下から集団を見ながら向かい風区間ではキツそうな振りをする。で、追い風下りでブン回してそれなりにコーナーも攻める。一人だと気持ちよく走れる。最後のストレートは流石にキツかったけど何とか耐えてゴール。安全に第2集団の頭は取れた。落車なく健康に楽しく終えればそれで良い。趣味なのだから。
https://strava.app.link/Kt1n6obbSkb
レースならでは難しさと楽しさは感じ取れた。来年以降もたまにはこういうのも良いかと思うけど、しばらくはその予定は無いかな。あと耐久系ならもう少し自由に走れて楽しそうだな。
大会関係者の皆様ありがとうございました。参加者の方々お疲れ様でした。
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