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#1 自己紹介 | はじめてのnote

はじめまして、posteisloveです

皆さん、こんにちは!

@posteislove です。

私は、ヨーロッパの郵便局を愛しています。

郵便局とはどんな場所か

郵便局とは、日常生活で行くことが多い場所のひとつで、かつ日常生活に深く根差している場所のひとつです。

国や文化や時代にもよりますが、郵便局というサービスがまったくない国はないと思います。

手紙を出すとき、小包を出すとき、葉書を買うとき、切手を買うとき、あるいは日本のゆうちょ銀行など銀行サービスを使うときなど、インターネットが盛んになり郵便を出さなくなった現代でも、郵便局に行くことがある機会は、案外あります。

ヨーロッパの郵便局のサービス

また、国によっては、携帯電話のSIMを売っていたり、銀行口座を扱っていたり、雑誌や新聞を売っていたりと、コンビニエンスストアのような役割をしているところもあります。

なお、最初の2つはイタリアのポステ・イタリアーネの例、最後のはチェコのチェスカー・ポシュタやポーランドのポチュタ・ポルスカの例です。

なぜヨーロッパの郵便局を愛しているのか

旅行先から自宅や友人に葉書を出したいとき、あるいは、荷物が増えすぎて送らなければならなくなったときなど、あるいは街歩きで偶然見つけてなど、旅先などでも郵便局に入る可能性はあります。

旅先でふらっと入りたくなるほど、美しい建築をしている郵便局がヨーロッパにはたくさんあります。

そのように、日常生活のなかに深く根差している郵便局とそのサービスは、そのまま国の顔なのです。

ウクルポシュタとポチュタ・ポルスカが持っている歴史と現在

郵便局は、歴史、もっと言うと戦争と切り離せないものです。

たとえば、ウクライナの郵便局であるウクルポシュタは、ウクライナの伝統や歴史や国際情勢や価値観などを深く反映しています。

いちばんわかりやすい例としては、2022年からのロシアによる侵攻を受けて、軍隊などへの寄付金を加えたフィラテリー(切手や葉書など)商品が扱われています。日本からも購入可能ですが、私はフィラテリーにはあまり興味がないので、買ったことはありません。

また、ポーランドの郵便局であるポチュタ・ポルスカは、ポーランドが抱えた複雑な歴史を反映しています。

また戦争の話で恐縮ですが、第二次世界大戦のときにナチス・ドイツからの侵攻を受けたポーランドで、グダニスクにある郵便局は、必死に抵抗しました。なお、この郵便局は現在、グダニスク第一郵便局として、Plac Obrońców Poczty Polskiej 1/2 80-800 Gdańskで現在も営業を続けています。

その国が誇る建築、デザイン、文化、言語、伝統、歴史といったものが反映されている場所が、郵便局なのです。

@posteisloveとは誰?

このブログでは、非公式ですが、ヨーロッパの郵便局の魅力を伝えられるような記事を不定期で書いていこうと思います。

ヨーロッパの郵便局を旅行で訪れるのが好きで、そのため旅行ももちろん好きです。ひとり旅で、ゆっくり郵便局だけを見るのが好きです。

イタリアに行ったときは、フィレンツェ中央郵便局(住所: Via Pellicceria, 3, 50123 Firenze FI, Italia)を訪れましたが、そこから3分も歩かない距離にあるフィレンツェのドゥオーモには行きませんでした。

フィレンツェ中央郵便局はアーケードの下にあり、アクセスも最高で、すごくいい場所なのでぜひ行ってみてください。

フィレンツェ中央郵便局の写真を見せた日本の友人は、「これが郵便局なの???」とかなりびっくりされていました。

SNSアカウント

Instagramを主に使っています。

https://www.instagram.com/posteislove/

ブログ

英語・イタリア語・チェコ語・ウクライナ語に対応しているブログはこちらです。

対象としている郵便局

私が特に好きなのが、これらの郵便局です。

イタリアの郵便局
ポステ・イタリアーネ / Poste Italiane @posteitaliane
ウクライナの郵便局
ウクルポシュタ / Ukrposhta / Укрпошта @ukrposhta
ポーランドの郵便局
ポチュタ・ポルスカ / Poczta Polska @polskapoczta
チェコの郵便局
チェスカー・ポシュタ / Česká Pošta @ceska_posta
ドイツの郵便局
ドイチュポスト / Deutsche Post @deutschepost
ウクライナの郵便局
ノヴァポシュタ / Nova Poshta / Нова Пошта @novaposhta.official

これらを主な対象としていますが、ときどきアメリカ合衆国の郵便局であるUSPSにも触れることがあるかもしれません。

ウクルポシュタとノヴァポシュタ

先程のリストを見ると、ウクライナの郵便局が2個あるじゃないかと思われるかもしれませんが、ウクルポシュタが国営、ノヴァポシュタが私営です。

ウクライナ人と話すときに、すぐに使えるフレーズがこれです。

Я люблю Укрпошту.

Ya lyublyu Ukrposhtuと英語では転写します。

最初の言葉が「私は」、2番目が「愛している」、3番目が「ウクルポシュタ」の格変化形です。

ウクライナ語はキリル文字を使い、格変化を持ちます。

「ウクルポシュタが好き」と言ったときのウクライナ人の2通りの反応

これをウクライナ人に言うと、主に2通りの反応をします。

「ウクルポシュタと言ったのは、間違いだと思う。ウクルポシュタというのはウクライナの郵便局という意味で、あなたはきっと『ウクライナが好き(Я люблю Україну)』と言いたかったんじゃないの?」

「ウクルポシュタは私はあんまり好きじゃない。安いけど、よく荷物が亡くなるし、遅いし、サービスもあんまりよくない。私はノヴァポシュタのほうが好きだよ」

これを見ると、正直ウクルポシュタはウクライナ国民に愛されてはいないという結論が導ける。ただ、だからといってウクルポシュタが良くないサービスだとは私は思っていない。

ウクルポシュタのいいところを書こうと思うと、軽く1万字は超えると思うので、また別の機会に。

まとめ

この記事では、ウクルポシュタなどのヨーロッパの郵便局の概略を説明しました。

これからは、郵便局の魅力を伝える記事を書いていくので、ぜひご覧ください。

そして、もしあなたが次ヨーロッパを旅行するときに、「郵便局に行ってみよう」と思ってくだされば、とてもうれしいです。

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