ポストコロナon-line会議 #23「ポストコロナ時代の日本の観方(みかた)30代編」
令和2年11月5日(木)「第23回 ピンチをチャンスに大反転ポストコロナon-line会議」を開催いたしました。221名の方にご参加いただき、誠にありがとうございました。
開催報告
開催日時 令和2年11月5日(木) 19:00~21:00
参加者数 221名
#23 「ポストコロナ時代の日本の観方(みかた)30代編」
1.はじめに
開催趣旨説明
2.COVID-19による世界・日本の現状
世界・日本の感染者増加状況など
3.「道」
AI和合クリニック院長 長岡美妃先生
4. トークライブ「ポストコロナ時代の日本の観方(みかた)30代編」
21世紀の悟り人 令和哲学者Noh Jesu先生、長岡美妃先生、ゲストの皆さま
グループディスカッション
5. Q&A
6.まとめ
インフォメーション
ナビゲーターの21世紀の悟り人 令和哲学者 Noh Jesu(ノ ジェス)先生、ファシリテーターの安田 真理(やすだ まり)さん、共同発起人のAI 和合クリニック院長 長岡 美妃(ながおか みき)先生、ゲストスピーカーのRyukyu Next Innovation代表 小原 満美(おはら まみ)さん、ミライベース株式会社代表取締まられ役 加藤 まさあき(かとう まさあき)さん、心と体の調和師 寺田 瑛(てらだ あきら)さんにご出演いただきました。(以下 敬称略)
今回のテーマは「ポストコロナ時代の日本の観方(みかた)30代編」。コロナ禍の中で、30代の皆さんがどんな思いや視点を持っているのかを深める機会となりました。
1、はじめに
ファシリテーターの安田真理による、開催趣旨の説明がありました。以下、概要です。
「新型コロナウイルスにより世界がパニックに陥っています。そこに対して、正確な問題の診断・正確な処方を追及し、共有したいという思いでポストコロナon-line会議を発足致しました。私たちは、問題を生み出したモノの見方「現実」から考えるのではなく、それらを一掃した「理想」から考えていきます。そして、体のコロナ(生命破壊)、経済のコロナ(生活破壊)、心のコロナ(尊厳破壊)という3つのコロナを同時に解決する英雄産業を創建し、世界をリードする日本を目指します。そのために、1000人の侍の結集によるコミュニティづくりを通した英雄産業をおこそうと取り組んで参ります。」
2、COVID-19による世界・日本の現状
世界・日本の最先端の状況を共有し、理解を深めました。
世界の感染者数:47,727,428人、死者数:1,219,018人
日本の感染者数:102,900人、死者数:1,786人
<近況>
・アメリカ大統領 バイデン氏が前進も、選挙の行方には不透明感
・(新型コロナ)フランス新規感染がまた最多、欧州で制限強化の動き
・米ボーイング 1万4000人を追加削減 合計3万人に
・「食べ物ください」コロナで解雇 路上生活の末、恐喝未遂の女に刑猶予
・30代以下の女性の自殺 去年比74%増加 新型コロナの影響も
・自転車と充電切れの携帯電話が全財産 「住まいと仕事がほしい」困窮者に迫る厳しい冬
3、「道」
長岡先生から「道」をテーマに30代の生き方について語っていただきました。
長岡 人間ならばどんな「道」を歩むのか?から紐解いていきたいと思います。
論語に
「吾十有五にして学に志す
三十にして立つ
四十にして惑はず
五十にして天命を知る
六十にして耳順(したが)ふ
七十にして心の欲する所に従へども、矩(のり)を踰(こ)えず」
という言葉があります。これは人間が行く「道」ですが、意識の世界からこの言葉を観てみると、
「十有五、無知の知
三十、知行合一
四十、直観の獲得
五十、宇宙意識
六十、知の大統合
七十、定言命法(人を相手にせず、天を相手にせよ)」
と言えるのではないでしょうか。
30代は知行合一です。知識を得ることで設計図が生まれ、この世界を舞台にすぐに行動していきます。そして、集中していくとそのものになります。それは、カントが言う「物自体」であり、主客合一した境地です。令和哲学では「0=∞=1」の世界でもあります。みんながこの状態になっていくと、自他合一が起き、この時初めてチームプレイができて組織づくりが始まるのです。そして、それぞれの夢が実現される世界となっていくでしょう。
4、トークライブ「ポストコロナ時代の日本の観方(みかた)30代編」
Noh先生、長岡先生、3名の30代のゲストとともに、コロナ時代における日本社会やこれからの展望について深めた内容の一部をまとめました。
小原 満美
Ryukyu Next Innovation代表
加藤 まさあき
ミライベース株式会社代表取締まられ役
寺田 瑛
心と体の調和師
Q:コロナウイルスが日本の30代の人たちに与える影響とはどんなものでしょうか?
・ネガティブよりはポジティブにとらえています。
・今まで変わらなかったことが一気に変わりだしていて、変化の可能性を感じています。
・自分の生き方を見直すきっかけになっていると思います。
・何かあってから後悔しては遅いという意識が高まっています。
Q:30代の人たちが思う日本社会の課題や限界は何ですか?
・自己肯定感が低いことです。
・自分らしく生きること、心の豊かさをもっと考えることです。
・日本への誇り、愛情をもっと持つべきではないでしょうか。
・焦燥観念に駆られているので、もっとあるがままを認めることだと思います。
・日本人としてのアイデンティティが立っていないことです。
Q:30代の人が思う日本がグローバル世界に貢献できる一番の魅力のポイントは何ですか?
・アジア圏の中でも日本はコロナウイルスの影響が少ないです。ここに日本の強さがあるのではと見ています。
・感性が強く、「道」の世界に通じていることです。
・思いやりの心、周りを助けようという心を持っていることです。
・日本人は愛を持っていると感じます。さらに志を持って次世代に何を残すのかを考えた時、とても大きな影響を世界に発揮すると思います。
・他の国とは違う優しさ、心のあり方を持っています。
Q:30代が思う理想的な組織モデルとは?あるいはリーダーシップとはなんですか?
加藤 フォローシップです。引っ張っていくよりも縁の下の力持ちとして誰かががんばっているのを支えることです。私自身、会社経営をしていて辛いこともありますが、一人でも可能性を信じてくれる人がいることが乗り越える力になりました。人は信じてくれる人がいるだけでも生きていけるのではないでしょうか。ですから、私自身も人の可能性は諦めたくないと思っています。誰か頑張っているのを見て、自分ができることはないかとフォローすることで、楽しい世の中になっていくと思います。
寺田 多くの30代たちはまだまだ自分のやりたいことにスタートを切っている段階ではないと思います。ですから先にスタートを切って飛び込んだ人たちは、飛び込んでみての大変さや喜びを共有して、背中を押してあげてほしいです。まだ踏み切れていない人たちを引っ張っていくのが30代の役目かなと思います。
小原 理想のリーダーは、人の心を動かすリーダーです。30代は、同僚、部下、先輩もいる中間のポジションで、色んな人たちのモチベーションを上げるリーダーが求められています。そのためにはお互いを人間として尊敬しあいながら、心理的安全性を高めることで、理想的な組織に向かっていくと思います。
長岡 皆さんの話を聞いてると、日本の心が戻ってきているように感じます。トップダウンは一神教の考え方ですが、理想的なリーダーシップがすなわちフォローシップという考え方は「八百万」の精神だと思います。全てはリーダーシップとフォローシップで連結し合っています。日本的な発想だと思います。
Q:学校で学んだことはどのくらい役に立っているでしょうか?
・役に立っていることもあるが、学歴社会については疑問があります。
・好きなことから勉強できるようにすることです。
・無意識なつながりがほしい。
・治療ではなく治癒をしたいという点では役に立っているとは言えないですね。
5、Q&A
Q:30代は上司、部下、同僚など色んな観点・判断基準の間に立つ世代です。どう多様な観点・判断基準を統合してったら良いでしょうか?
長岡 知行合一ではないでしょうか。色んな状況が降ってきますが、1つ1つに集中しながら環境に流されない自分をつくっていくことだと思います。
Noh 自分がどんな場にいるのか、クローズ界を明確にすることです。そのクローズ界がどこに向かっているのか、リーダーは誰なのか、自分はどこにいるのか、全体のイメージが把握することです。
Q:日常で大事にしていること、習慣化している事はなんですか?
小原 人前で話すこと苦手ですが、だからこそ話す機会がある時には率先してやろうとしています。それが自信にもつながっていると思います。
加藤 一日の振り返りをして、内省するようにしています。自分が今日一日生き切れたのかを考えます。
寺田 自分が何を考え、感じているのか、常に自問自答しています。そして人が何を考え、感じているのかを気づけるように磨いています。
6、まとめ
加藤 やりたいことをやってきましたし、これからもやりたいことを追求していきたいです。
小原 同じ課題意識を持って世界を良くしようという仲間がいるのだと安心しました。日本の心の美しさを感じることができた会でした。
寺田 思ったことを言える場所が現代社会にはあまりないので、このような場があることが素晴らしいと思いました。
長岡 コロナウイルスが出て世界経済が崩れていく中で、どうすれば再起に持っていけるのかを考えてのこのポストコロナon-line会議ですが、再起に持っていく日本の魂が動いているのを感じる会でした。
Noh 日本文明は独特です。言葉1つでも相手が傷づくことを気にするほど思いやりがある繊細な心があります。そんな繊細な心が1つになったから西洋を越えることができました。知能と意識が分離し、コロナウイルスまで出てきている今の時代は日本の良さが一番発揮できる時です。脳の時代が終わり、わびさびの美しい心の時代を皆さんと共につくっていきたいです。
ライブ配信アーカイブ@YouTube
ポストコロナon-line会議
#23 「ポストコロナ時代の日本の観方(みかた)30代編」
on-line会議後の2つのお楽しみ!
1)21:10から60分間の参加型交流会やってます!
ポストコロナon-line会議後に、60分間の参加型(Zoom)交流会をご用意しています!出演者と皆さんと一緒に会議の内容をより深めていきたいと考えています。主催者一同、心より皆さまのご参加をお待ちし、交流を楽しみにしています。詳細とお申し込みは、WEBサイトをご覧ください。
2)オンラインコミュニティ場あります!
パーフェクトストーム(COVID-19、経済大恐慌、心の不安)が到来する今、全ての問題を一掃するポストコロナ時代の新職業・新産業・新経済を研究する参加型onlineコミュニティです。今私達にできることは何なのかディスカッションを行い、プロジェクト2つ(未来産業創出研究プロジェクト、日本式ロックダウン研究プロジェクト)を立ち上げ、実際に活動していきます。詳しくは、ポストコロナon-line交流会にて!
ポストコロナon-line会議@WEBサイト
ポストコロナプロジェクト2020@Facebook
インフォメーション
令和哲学チャンネル@YouTube
令和哲学カフェ
月曜日〜金曜日21:00〜22:30
世界基軸教育28日間プログラム
おわりに
当日の会に参加した皆さまから「知行合一、主客合一、自他合一した人たちがつくる組織はすごい」「私も30代なので共感しました」「前向きで深い30代に希望を感じました」といった感想が寄せられ、実りのある会となりました。たくさんの方々のご参加ありがとうございます。
出演者(敬称略)
ナビゲーター(代表発起人)
21世紀の悟り人 令和哲学者 Noh Jesu(ノ ジェス)
プレゼンテーター
AI 和合クリニック院長 長岡 美妃(ながおか みき)
ゲストスピーカー
yukyu Next Innovation代表 小原 満美(おはら まみ)さん
ミライベース株式会社代表取締まられ役 加藤まさあき(かとう まさあき)さん
心と体の調和師 寺田 瑛(てらだ あきら)さん
ファシリテーター
安田 真理(やすだ まり)
グループディスカッション
原田 卓(はらだ すぐる)
木村 哲也(きむら てつや)
大野 夏希(おおの なつき)
福島 さとみ(ふくしま さとみ)
岩田 千佳(いわた ちか)
スタッフ
ディレクター 高村博子、池田真梨子
サブディレクター 土岐直美、大村祐子
ビデオカメラ 森川祐子
配信スイッチャー 三笠惠美
音声ミキサー 清水麻友美
スチールカメラマン 安藤晃子
現場サポート 土岐直美
Zoom操作 平井健太、山田結城、坂中有子、川名哲人
YouTube操作 中田健一、樋口智美
タイムキーパー 大村祐子
資料作成 樋口智美
note記事編集 小水 嘉
WEBデザイン・マーケティング 池田 真梨子、三笠 惠美、若林 みき
WEB・Facebook編集 高村 博子、小田原 千草、西尾 佳子、大村 祐子、池田真梨子、三笠 惠美
監修 Noh Jesu(ノ ジェス)