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俳句のいさらゐ

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松尾芭蕉の俳句が、上質のエピグラム(寸鉄詩)であることを探ります。
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#西行

俳句のいさらゐ ‹‹›◌‹‹› 松尾芭蕉『奥の細道』その三十五。「五月雨をあつめて…

この俳句からは、大きな自然の中に、自分は包容されていると畏敬する芭蕉の思いが浮かび上がっ…

瀬戸風 凪
2か月前
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俳句のいさらゐ ◪☆◩ 松尾芭蕉『奥の細道』その三十二。「田一枚植て立ち去る柳かな…

この俳句の要点は、ひとことで言えば余情である。次に向けて歩み始め、振り返った一瞬の名残り…

瀬戸風 凪
3か月前
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俳句のいさらゐ ❀◌❀ 松尾芭蕉『奥の細道』その二十五。「浪の間や小貝にまじる花の…

これは、私独自の見解だろうと思っているが、敦賀の種の浜で詠んだこの俳句は、象潟のおとない…

瀬戸風 凪
4か月前
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俳句のいさらゐ ☬◙☬ 松尾芭蕉『奥の細道』その二十一。「語られぬ湯殿にぬらす袂か…

湯殿山での吟、「語られぬ湯殿にぬらす袂かな」は、さっと読み飛ばされてしまう俳句だろう。句…

瀬戸風 凪
5か月前
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俳句のいさらゐ ◈∔◈ 松尾芭蕉『奥の細道』その十九。「笠嶋はいづこさ月のぬかり道…

芭蕉が行きたかった笠嶋とは、平安朝 ( 紫式部と同時代人 ) の一頭抜きん出た歌人、藤原実方ゆ…

瀬戸風 凪
5か月前
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俳句のいさらゐ ::::: 松尾芭蕉『野ざらし紀行』より。「命二つの中に生きたる桜かな…

三好達治の詩「雪」は、名詩集『測量船』の中でもことに知られた詩であるが、筆者はこの詩の雪…

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俳句のいさらゐ 🌥🌥🌥 松尾芭蕉 曲水宛書簡の句より。「百歳 (ももとせ) の気色 (けしき) を庭の落葉哉」

松尾芭蕉の生み出す小宇宙を味わうシリーズ。 標題の「いさらゐ」はちいさな泉のこと。にじみ出て来る思いを、そんな古語に喩えてみた。 この元禄4年11月5日の曲水宛書簡の中の句には、詞書がつき、 「元禄辛未十月、明照寺李由子宿 当寺この平田に地を移されてより、已に百歳に及ぶとかや。御堂奉加の辞に曰く、『竹樹密に、土石老いたり』と。誠に木立もの古りて殊勝に覚え侍りければ」 とある。句意はそれで読みとれるだろう。 李由子は、芭蕉門の俳人河野通賢で、李由子は俳号。彦根の明照寺住職。