伍式デスタワーで覚えたい積み方

伍式の練習をすべき!という記事を前回書きました。
今回は、具体的にどういう積みを覚え練習して行くかについて書いていきます。

先日TAKさんに、構築で気にされている点を喋っていただきながら30先をお願いした際(21:45あたり)の録画から、伍式になるツモをピックアップし書いていきます。


ゾロが来た時に縦3回避の心構えを

伍式では序盤の縦3(特に3列目)は避けた方がいいという話があります。
縦3ができると列の段差が開き組みづらくなり、1個足すと4連結になって消えてしまう都合、受かるツモが減るためです。


青ゾロ以外の青を含むツモが受けづらい
また、黄や赤を入れづらい形になりがち

同色が2連結しているゾロのツモは、扱いを誤ると後で縦3が生まれやすくなるため、伍式では気を付けたいツモだと筆者は思っています。

 

ネクストにゾロがあった際の判断の話

8試合目
RP PP PG GG YG GP RG PG GP YR RP YR YY PG PY YY YG RG YP GP

4手目のGG(緑緑)を見て、3手目のPG(紫緑)はG(緑)下で置いた方がいいよねという話です。

左(筆者)はGG(緑)を2縦か3縦することになるが、どちらもその後の構築がキツい

筆者が3手目のPG(紫緑)をP(紫)下で3縦した理由は潰し対策なのですが、それより構築を優先すべき配ぷよデスヨネー……と。

 

AAABBBCCのCCは3縦せず23でちぎる

33試合目
RY RR YY PP YY PG GR RY YG GR PG PP YR GG YR

4手目のPP(紫紫)は3縦でも良さそうに見えますが、3縦すると2列目との差が3段できてしまい受けが悪くなります。

23でちぎった方が良きと習いました

4手目のPP(紫紫)を3縦して困る具体例を出すと下記のような場合です。

ゾロを23でちぎっていいという発想がないとこうなる(筆者感)
P(紫)とG(緑)が来てからじゃないとR(赤)が置けないなど制約が多い

 

序盤にBB(1層目)のゾロが寄る場合は56平置きを検討する

同試合の5手目のYY(黄黄)についてです。

YY(黄黄)を56平置きすると、YP(黄紫)を4縦できたり、YR(黄赤)/YG(黄緑)を34できたりと受けがいいんだと思われます。(推測)

1層目であるY(黄)の確定を急ぐ理由がないのも理由にありそうです。
組み切る前にY(黄)があと1個なら高確率で来ますし、Y(黄)が来なくても2層目~4層目(PGR(紫緑赤))を含むツモはある程度受けられます。

筆者のようにYY(黄黄)を4縦すると、P(紫)が早期に右に伸ばしづらい形になってしまいます。
また、ハチイチ発火のツモを1つ潰す置き方になってしまいます。

4列目にYY(黄黄)を立てるとこの世界線がなくなる

 

BCBCが序盤に来た時に横置きゴリラをして縦3を作らない

21試合目 配信していただいた際の見直し案件となっていました。
GY YY PG GG PG PG GR RG RG YR YY YG GY PP YG GY YP GY RP YY PG PR

5手目6手目のPG(紫緑)を34しているの図

PG(紫緑)をすべて活かしつつ速度を出そうとするとこうなりがちなのですが、3層目を入れるのが難しい形になっており、別の意味でデスタワーになっているとネタになりました。

配信では下記のように6手目を2縦すると良いという話になりました。

G(緑)を1個無駄にするが、2列目3列目の段差が少なく受かるツモが多い

具体的なメリットとしては、RYRY(赤黄赤黄)やRRYY(赤赤黄黄)が来ても受けられる点があります。

どちらも紫と赤が左右に伸びる目が残っている
この後にRR(赤赤)やYY(黄黄)が来ても受けきれる

6手目を12したり45したりしても良さそうに見えますが、縦3が生まれないだけで段差はあるので2縦には劣りそうです。

このあとにRYRY(赤黄赤黄)とかRRYY(赤赤黄黄)とか来ると少ししんどそう

 

AAAAABCCのCCは1縦してもいいけど縦3にしない

37試合目
GG GG RG YY YR GY RG GG GR PR YY PP RP GR RP GR GR PP

この配ぷよはTAKさんとの試合中にあったものですが、以降の内容は筆者が、以前にフェニさんの AAAAAB に関する配信で聞いた話を思い出しつつ思ったことを中心に書いています。

 

4手目YY(黄ゾロ)とその後の理想図。
こう置いてこうなったらいいなーと思いながら置いていました。

4手目を左図のように置き、最終的に右図を狙う
2手目のGG(緑緑)も4手目のYY(黄黄)も無駄にならない

3列目にG(緑)が来ないとY(黄)が置けずしんどいですが、どうやっても割としんどいので、ツモ次第ではぷよを無駄なく使いきれる可能性がある程度あるこの積み方が良いと筆者は考えています。

まあ、実際の試合では5手目を12してY(黄)3連結を作ってしまいこの世が終わったんですけどね。

左図のようにY(黄)を縦3すると、Y(黄)が2連鎖目に組み込めなくなる
2列目最下段を埋める優先度はそこまで高くない(3列目のA(緑)なら優先ですが)

回避するならYR(黄赤)はR(赤)下の6縦かなあ……

6列目にY(黄)を置きたくないけど、1縦するとPP(紫紫)とか引いたときに困るしなあ

まあ、今回の配ぷよだと難しすぎて組める気がしないんですけどね!

16手20個消しにはなる


14手19個消しの道もある(下図)のですが、10手目のPR(紫赤)を筆者はこうは置けないなあと思いました。
4列目をR(赤)で蓋してG(緑)とY(黄)の連結余地を無くすのを避けてしまいそう。
けどこれ3色で組むのがキツいので、10手目のPR(紫赤)は34置きが正解なのかもなあ……

10手目のPR(紫赤)を34置きすると、13手目のRP(紫赤)を45置き出来るので14手目で19個に届く

 

ちなみにTAKさんは4手目YY(黄黄)を2縦し、5手目のYR(黄赤)とで繋がる形にされていました。
1列目のA(緑)は切るか後回収ですが、こっちのがシンプルに組みやすいのでは?

分かりやすさは正義

 

おまけ:Bぷよ用伍式配ぷよ

過不足無いか怪しめ
RR RG
RR RP
RR RY
RG RR
RP RR
RY RR
YY YR
YY YG
YY YP
YR YY
YG YY
YP YY
GG GR
GG GP
GG GY
GR GG
GP GG
GY GG
PP PR
PP PG
PP PY
PR PP
PG PP
PY PP
RR GR
RR RP
RR YR
GR RR
PR RR
YR RR
YY RY
YY GY
YY PY
RY YY
GY YY
PY YY
GG RG
GG PG
GG YG
RG GG
PG GG
YG GG
PP RP
PP GP
PP YP
RP PP
GP PP
YP PP

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