現代忍者とAI忍術の覇権争い1
「現代忍者 VS 未来AI忍術」
☆☆☆私たちの周りには「様々なものの価値」、「それぞれの能力」、そして、「あらゆるリズムの流れ」(風習、市場、メディア)に関する幻想、誤解、嘘が溢れている。これらを「進化のアルゴリズム」で明確に識別し、それに伴う自分の武器「SWM」を効果的に活用して実際の行動をもって繰り返すことで、最終的には自信やそこから生まれる勇気を自由に操ることができる。その結果、常に新しい挑戦に、積極的に取り組むことが可能になる。☆☆☆
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この作品はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。
夕暮れ時、町の高層ビル群が輝きを放つ中、秘密裏に一つの会議が開催されていた。
かつての伊加忍者の子孫たちが一堂に会し、現代の経済覇権戦争に向けた戦略を練り上げているのだ。
そんな彼らの目指す目的は1つ。
関東地方、特に東京は、日本の経済的および文化的な中心地として、その地位を維持し、世界のエネルギー産業の変革、完全食料自給工場の推進、宇宙産業の活性化などの新たな成長産業を国家主導で取り入れることである。
その中心的地位を掌握している伊加忍者の末裔達は、さらなる世界覇権を目指し、一部の新興覇権を自称する革命国家と共に、新しい世界秩序の構築に取り組んでる。
天保の時代から明治にかけて、そして現代に至るまで、日本の社会と経済の中で、伊加忍者の末裔である彼らは、ひっそりと活動し、日本の社会経済を影から様々な忍術を使って、操る存在であった。
そして、現代でも、その彼らの忍びの技術は様々な場面で引き継がれてきている。
それは形を変え、サイバー戦争、株式市場操作、政治的ロビー活動、そしてメディアのプロパガンダへの加担、企業買収から雇用教育を通した洗脳活動までにいたる。
確かに、彼らの忍術は、AIを中心とした取り組みにより、軽犯罪者数や交通事故者数の減少など、多くの社会問題の解決を大幅に成功させている一方で、様々な状況下で揺れ動く人間の心理を始めとした不安定要素をAIによって感知、認識されると、その物への扱いは、日に日に酷くなるばかりであった。
つまり、微妙なバランスが必要とされることが多い人間の存在自体が、不必要な要素であるとAIが認識し出したのである。
その結果、人間の倫理観の喪失と個人の能力の軽視が企業の不正行為を助長し、現在までの急激な移民政策の推進と政治官僚による国家権力の集中化は、国際犯罪、テロ、詐欺、汚職の増加に繋がっていたことが明らかになってきた。
そのために、時の政府は、「新スパイ防止法」として、いくつかの新しい政策の議員立法を作り、それを国会に通すことになる。
それらを総称して「新情報調整保護法」という。
この「新情報調整保護法」の中心的役割を担う新しい技術として「影響的価値統合機能」が生まれ、SNS等を通して市場に流れる情報の真意や未来の動向がある程度まで正確に測定できるようになる。
これにより、どこにいても、あらゆるマーケットの実態を明らかにし、全ての市民を正確な情報で適切な方向に導くことが可能になり、世界中でより正しい情報が共有されるようになった。
つまり、犯罪の直接の内容や名前、犯罪者の数などまでは予測できないとしても、いつ、どこで、どのような集会があり、その集会における現社会に向けた犯罪率、死亡者率、どの種類の集会が、どのような危険性をもたらすかなどの情報を、極めて明確に、高い確率で、全ての世界中の国民が同時に認識できることになる。
その結果、約10年間で世界は劇的に変化し、「新情報調整保護法」の導入により、伝統的に閉鎖的だった独裁国家は、かつては世界最大の経済成長を目指していた某国を含め、世界中の多くの国々が大不況に巻き込まれ、事実上数十年間は回復不能なほどの大幅な破綻が続いている。
しかしながら、事実上、日本が開発し自らこの波を起こした「新情報調整保護法」は、当初は世界中のSNSなどの情報の信憑性を担保する「影響的価値統合機能」を用いて、従来からの犯罪の防止に付け加えて、未来のマーケット予測を95.5%の精度で行い、新しい産業や技術の発展に役立てようとしていた。
ところが、実際は、その機能はただの恣意的な株価予測や投機目的のみに利用され、一過性の利権や個人の権利のために、格差社会の頂点にいる一部の人間のみが利用するようになってしまう。
そんな中、直ぐにこの「新情報調整保護法」に大きな問題が浮上することになる。
特に今までなら、長期にわたり安定するはずであった大手のマーケットにおける産業構造にすら大きなひずむが生まれてきたのである。
例えば、通常のIT関連の技術で、時々起こるとされている「バグ」を含めた一般的な「不具合」の生まれる確率が、従来の50倍以上になり、その上、原因の究明が非常に困難になってきたのである。
もっと解りやすく言えば、従来の当然と思われていた物が、当然ではなくなり、たまにしか起こることがなかったことが、頻繁に起こるようになるのであった。
その上、通常では、問題とされなかったことが、後の大きな問題に発展し、世界中の経済活動の未来に対して、多くの専門家が警鐘を鳴らし始める。
そんな中、世界中の政府機関は、この通常ではそれ程大きな問題に発展することはなくても、失敗や損失を犯した物への処罰の対象範囲だけでなく、処罰の内容自体も、エスカレートしていくことになる。
例えば、公的なコンピュータープログラムの製作において大きなバグや不具合に直接関与した者に対して、最低でも平均で懲役3年以上の刑事罰が科されるなど、現在のAIを巡る一方的な司法制度の管理にも大きな問題が生じている。
そんな中、日本の若い経済界と研究者の一部は、未来のエネルギー産業の発展や循環式食糧自給を含む多くのエクスポネンシャルテクノロジーを中心に、コツコツと作業を進め、世界経済に徐々に影響を与えてくるようになる。
彼らは新しい平和的で循環型のコミュニティー制度を通じて、失敗や損失を新しい発見やそれに伴う市場を生み出す新たな素材として活用するシステムの運用方法を創出しようとしていた。
それは新しい「創造創生プログラム」として、創造者が損失を被った際に安全保障を提供し、AIに基づく法律やそれに基づいて制定された条例を一時的に無効にすることで、創造者の人権と生活を保護するプログラムである。
しかしながら、当時の経済担当大臣の浅川忠則が暗殺されることで、一気に情勢が変わり、この保護プログラムへの議員立法も闇に葬られることになってしまう。
それは、世界的な格差社会の中心にいる一部の人々にとって有益な情報の機密性が過度に保護されている一方で、新興企業の失敗や損失に対する罰則がより厳しく、公平さを欠いた形で執行され、社会全体の不安が増大しているということにつながることになる。
これは、事実上、起業創業などの新しい取り組みに大きな制限を課す結果となり、社会がより多くの利権や権利に再度執着することで、マーケットの全体の閉塞感がより強くなるのであった。
その上、次世代の経済は、実質AIやロボットにより経済成長における人間の存在や影響をできるだけ、よりゼロにすることを目標にすることになり、社会は、世界を中で人間の存在とその意義を結果的に無視するような流れになってしまう。
不安定な人間という存在をできるだけ排除する事によって、安定した社会経済が生まれるという彼らの「かって極まりない言い分」の元、AIと一部の優秀とされる、ある一定の基準を超えた人のみを中心に社会経済活動および福祉活動に参加従事させ、それ以外は、ベーシックインカム等などの保証制度を用いて、人間としての権利と自由とを引き替えに、全ての人の生活を保証する制度を作ろうとしていた。
一方、大阪のネオンが光り、相変わらずガヤガヤしている心斎橋繁華街では、光賀忍者の末裔たちが同じく集まっていた。
彼らは、人間の存在をある意味否定する現在の社会経済のやり方が気に入らなかった。
実は、この流れは関西だけでなかったのだ。
世界の各都市から、たくさんの経済人や有識者が、頻繁に大阪で密かに集まっていた。
「人間の影響力がもたらす生産性」というテーマで5年前に大阪の光賀忍者の末裔によって開発された「影響力経済システム」を用いた、現在の格差社会是正に向けた社会経済の早急な取り組みの必要性を世界中に発信する為に、より多くの協力者を世界中から早急に集めなくてはいけないからだ。
具体的には、地方自治体を軸に、現在メディアで注目されている著名な政治家や専門家よりも、町の中小企業の経営者や、かつて経済界を牽引していた企業のOBたちが啓蒙活動の中心となり、人間の自由と権利を保護しながら、運営できる新しい国家の形を探求していた。
ちなみに、「新情報調整保護法」をもたらした「影響的価値統合機能」とは、後にこの「影響力経済システム」をも生み出していた。
ただし、このシステムを使う時に、必要とされる操作が存在していたのを、現政権が完全無視することで、このシステム自体が破綻を向かえることになる。
そんな中、その必要とされる3つの操作「Duos・Adas・Difs」を完全に組み込んだ、大阪堺発の「人間とAIの潜在能力の最適化するプロジェクト」として、あるプロジェクトが生まれることになる。
その名を「ポスビープロジェクト」という。
意味は、「Possible Village」 といい、小さな環境でも、大きな環境でも、同じようにアイデアを出し合い、全ての可能性を大切にするといういみである。
そのため、通常は失敗と見なされ完全に破棄される情報に詳細なデータを添えて、「フューチャーデータ」、通称「Fデータ」として扱い、企業や公的機関が安心して情報を売買、保護し、再利用できるようにする特区「M経済影響特区条例」を設立した。
次に、市場調査から商品開発、マーケティングプランまでを数日間で実施し、テスト販売に至るシステム、世界40カ国の特定地域での新商品開発を促進する目的の環境特区内の「特別開発促進認可システム」を含む、30以上のアイデアをプロジェクトに組み入れることになる。
その中には、未来のエクスポネンシャルテクノロジーにとって、必要不可欠なシステムや技術が満載であり、中には、あらゆるもののコストと時間を10分の1にまで短縮できる物もあった。
しかし、既得権益や慣習を重んじる人々にとっては、急速に活性化する社会経済に追いつくことが難しく、情報の信憑性が常に求められる環境では、不都合な情報も明るみに出ることに繋がる為に、このような情報が公開されることは、問題を抱える人々にとって非常に不利な状況を生むものでもあった。
ただ、この「ポスビープロジェクト」のお陰で、新しい創業者がたくさん生まれ、世界中からの投資家だけでなく、起業家が、一気にこの大阪のこのプロジェクトに集まった。
実は数年前に堺市の女子中学生が考案したこの「ポスビープロジェクト」は、ここ5年で、関西地域の産官学が運営する全企業の時価総額に匹敵する規模に成長することになる。
POSSVI「ポスビー」という名で関西の全ての高校と中学校から始まったこのプロジェクトは、ハードバンクの孫田会長が率いる投資会社の注目を集め、そこから一気に、世界中に広まることになる。
実際に、このプロジェクトは光賀忍者の末裔で、組織の一員である少女が代表で始めたもので、彼女は中学生の時にSNSを駆使し、パンデミックの価値をより明確に具現化・数値化するためにこのプロジェクトを立ち上げることになる。
現在、わずか22歳でCEOとなり、その組織を陰で運営している。
近年の、「人を大切にする」という信念の基に「M経済影響特区条例」内で運営されている関西経済圏の大幅な成長を背景に、彼女は、今こそ日本やその他の小さな都市の、1人1人が中心に活躍する機会を取り戻す時だと考えていた。
それにもかかわらず、反対勢力と思われる集団からのサイバー攻撃を含む多様な攻撃を受けることになり、多くのメディアや現政府勢力による妨害活動、メディア操作、新しい地方納税システムへの破壊活動などによる財源の急激な減少を経験し、大きな障害に直面するようになった。
これにより、現在では「POSSVIプロジェクト」が破綻するリスクが高まっている。
ただし、東京一極集中を打破し、関西を真の日本の、いや世界のハブにするために、「POSSVI プロジェクト」に携わっている彼らはあらゆる手段を講じる覚悟だった。
「時代は変わっても、我々の戦いは終わっていない」
伊加と光賀、天保以前から始まった、二つの忍道勢力は、今や経済の覇権や人間社会の秩序を巡って目に見えない新たな戦場に立つことになる。
そこは、かつての刀や手裏剣が舞う戦場ではなく、金融、テクノロジー、情報、AIそして政治が交錯する現代のビジネスだけでもなく、文化や秩序、教育方針から、医療システムまで、多岐にわたる。
そこで、伊加の推し進める「不安定な人間の直接的影響力を排除した社会経済システム」と、光賀の発明した「人間とAIの潜在能力の相乗効果を狙ったPOSSVI」との戦いが、日本を初め、世界を巻き込んだ新たな戦いに展開していくのである。
そして、その伊加勢力の大きな陰に立ち向かうためのある光賀一族とその家族の話である。
ここは、大阪の南に位置した、ごく普通の住宅街
「ガガガガガー」
朝の静けさを破る爆音、 新鮮な果物と、みずみずしい野菜がみんな汗まみれになって無造作に入り乱れる。
「ん?何か気になっても、多分気のせいだと思うので、そのまま、そのまま」
もし、気になる方は、1つ前の「果物野菜ジュース」をどうぞ、
ポーカーフェイスで、いつも冷静沈着なほうれん草のような私の父は、長年アメリカの情報機関に勤めていて、そのお陰で、光賀忍術の習得が十分にできずに、本人の希望もあって、情報のスペシャリストとしての役目を持っている。
彼の特技の1つは、人間だけでなく全ての動物を含めた生き物の表情から、相手の心を正確に読む能力に長けているので、私の母親は、いつも顔に大きなマスクと、縁の大きなめがねをかけている。
その上、著作や写真からでも多くの意図を読み取ることができるので、父が読んだ後の著作には、全て「ミームノート」と呼ばれる未来を予測できるメモ書きの暗号でいっぱいになってしまう。
ただし、普通の人には訳がわからないように、又は、気持ちが悪くなるように暗号化されている。
人なつっこく世話焼きなにんじんの橙のようなじいちゃんは、この光賀忍術の正式継承者で、一応光賀忍術の習得を全て身につけているので、ある意味最強のじいちゃんである。
一度見たどの奥義も、すぐにほぼ完全にコピーして身につけられる能力はすさまじい。
最近お気に入りの趣味は、テレビで放送しているダンスコンテストの優勝者のダンス演技を、1度で完コピすることである。
「そんなあほな!」
その上、テレビで放送されたダンスは、カメラアングルをぐるぐる変えても、間違えずに完コピできるようである。
この間も、近所の社交ダンスに行って、10分程度先生らしき人の踊りを見て、完コピしてしまい、それを自分の好みの人の前でわざわざ踊ったって自慢していたが、ただ、最近物忘れが激しくて、直ぐに忘れるらしいので、その後の進展は、誰も知らないらしい。
それでも、アニメの「健一郎と大魔王」の闘いの漫画に出てくる武道の奥義を完コピしようと、真顔で考えている少々お茶目な人柄でもある。
ただ、その技を私や、妹の碧に直ぐにかけようとするので、気が抜けないのである。
少々おちょこちょいでも、とびきりのカワイさで、周りを笑顔で満載にしてくれるバナナの黄色は、妹の碧で、いつも「果物野菜ジュース」の最後に登場してくる。
時間いっぱい使って、なめるようにチビチビと、おいしいとも、まずいとも言わずに、皆が徐々に飲み終わりだしても、いっこうに焦らずにぼーっとしながら、この「野菜果物ジュース」のルーティーンにどっぷりとつかりながら眠気を徐々に覚ましているかのようである。
それでも、最初はチビチビしながらでも、残り3分の1から、徐々に勢いをつけながら、最後は一気に飲みきると、汚れた全員のグラスをさっと洗い、見事にかたづける「魔法の3秒間」への変身ぶりには、感心せざるを得ない。
まるでマジシャンのような集中力と手さばきを持ち、グラスが目の前で舞っているかのような錯覚に陥るほどの技術を持っており、さらに、ここ数年間はグラスの無事故無違反を維持している。
彼女が得意とするアルゴリズムは、相手の時間、空間、環境を自分の意のままに操ることだ。
つまり、卓越したスピードと手足の器用さ、そして鋭い頭脳を使って相手に幻想を抱かせるのだという。本人によると
彼女はこの能力を駆使して、相手の時間、空間、環境の感覚に錯覚を起こさせ、相手を翻弄するのが得意な忍術の一つだ。
次は、愛情たっぷりで、ここぞの時の心遣いにしっとりできるリンゴの赤は、母であり、相手の心や体の傷を、いち早く見つけて、癒やして、病気を治す能力に長けている。
体に良い食事と、心のケアーを使って、あらゆる悩みも解決できる能力を持っている。
そんな中でも、口に入れる物であれば、なんでも触って臭いを嗅ぐだけで、効能が解る特殊な能力も持っていてるので、天使のような、神様のような、仏様のような人に見えるが、実はそうではない。
じいちゃん曰く、
ただ、この忍術は、計り知れない恐ろしさをも持っているらしく、一定の期間、近くにいてこの呪術を扱うことで、人間の寿命を正確に操り、伸ばすことなどは造作もないことらしい。
ということは、逆もしかり!
そのお陰で、隣の家の猫の「ジャガリコ」好きの「ミー」は、私が生まれる20年前から生きているのだそうだ。
もちろん、私が食べている「ジャガリコ」には、何もしていないと言っていたが、、、、
そして、最後に見た目以上に味のインパクトが強いが、すぐに周りに溶け込むくらい癖になるラズベリーの赤紫の私の話になるが、特技は、「ミームマーケティング」という「現代最強のマーケティング理論」を使った、「戦略・戦術」と「交渉術」になる。
何と、主人公になる、次世代の継承者の、それでいて少々かわいい??私の能力が、普通の人間のものという「落ち」です。
あまり、家族のみんなのような特別な忍術ではないし、誰にも自慢できないのが悔しい所。
普通の忍者番組なんか、主人公が空を飛ぶなど特別な忍術を持っていたり、???
大きな化け物に変身したり、ガマガエルが1番人気やけど。
手や足が異常に伸びたり、って、それはピクシーか?
ただ単に、十円玉を指で曲げることができるだけの、地味なやつ。
ただ、それらが一つに混ざり合い、色鮮やかで元気な朝の「果物野菜ジュース」という「私の忍びの家族」が今日もできあがってしまった。
どんなに忙しくても、家の中が不快な雰囲気だとしても、この「果物野菜ジュース」を飲む瞬間だけは、日常の「エントロピーな時間」が止まり、このルーティンが家族に一日の活力を与えた後、再び「目の回るような忙殺感とほっこりできる安堵感の完璧なバランス」を保つことができる現実に戻る。
これらは、今や私の「馴染む力」の源泉となっている物で、実は、我々が物心がついたときに、家長である祖父からある時期に突然、直接告知され、天保の頃から代々秘密裏に受け継がれている某の術道の一部として、大切に受け継いでいる我が家が、長年、大切に守ってきた秘術伝承のうちの1つであった。
そして、現在の家長が我が家のじいちゃんというわけであり、その次が、何故か私の予定らしい。
桜子(トウコ)私のこと
「なんでやねん?!じいちゃん」
「オヤジも元気やでー、少々腰悪いけど、そのほかぴんぴんしてんでー」
「もしくは、才能豊かな妹の碧ちゃうんか?」
「ママは、止めとこう。うちもそう思う。」
「けど、、、、」
「こんなん、うち嫁に行けませんがな~」
「それでなんでうちだけ忍術ショボいねん?」
はてはて、こんな人達に未来の世界を任せることはできるのでしょうか?
ここで思い切って連載という大仕事にぶち当たっていくことになりました。
どこまで、かけるのか?少々心配ですが、よろしくお願いいたします。
ここからは、我々の光賀忍術の「馴染む力」について、少々、「ミーム」の知見からお話ししようと思う。
「馴染む力」と一言で言っても、上手く伝わらないかもしれないが、実は、非常に不思議な力を持っていて、しごく簡単に言うと、この「馴染む力」のアルゴリズムを理解して、身につけることは、実は「イヤなことをどのようにして受け入れ、又は、回避しながらでも、その状況をどのように自分の力に変えるのか」の具現化することに繋がるのである。
当然、回避するだけなら、馴染む必要はないのであるが、
つまり、嫌な物全てから逃げ切るだけでなくて、チャンスとみれば、イヤなことを、自身の力に変えるということをも意味する。
現代社会、特にマネージメント分野では、相反する要素の対立は一見無駄に思えると考える人々や、そのような見解を述べた文献や論評が少なくはない。
しかし、実際にはそうであろうか?
ここで、最初に戻るのである。
私たちの周りには「様々なものの価値」、「それぞれの能力」、そして、「あらゆるリズムの流れ」(風習、市場、メディア)に関する幻想、誤解、嘘が溢れている。これらを「進化のアルゴリズム」で明確に識別し、それに伴う自分の武器「SWM」を効果的に活用して実際の行動をもって繰り返すことで、最終的には自信やそこから生まれる勇気を自由に操ることができる。その結果、常に新しい挑戦に、積極的に取り組むことが可能になるのである。
そして、合い言葉が、
今日より明日、明日より明後日、一歩づつ、一回づつ徐々に進化の度合いを集中させて、繰り返して前に進むということ。
ということで、全ての価値を活かし、様々な機会を探求することで、より大きな可能性が湧き出てくることも少なくはない。
あなたのライバルは、
「毎日継続して進化できる」あなたと闘いたくはない。
「あなたの価値・あなたの能力・あなたのリズム」を、あなたが知る前に、あなたが、闘わずして諦めることを望んでいる。
そのために、常に、何らかの闘う意思表示をすることだ。
そして、そこでの失敗は、全て「馴染む力」によって、「失敗」ではなくなり、いち早く「適応」することに繋がるのである。
例えば、商品開発時での失敗が、思いもしない形で、後にマーケットを驚かせるだけの大きな影響力を持つこともある。
ファイザー製薬の「バイアグラ」などの話は、失敗から生まれた大きな成功として、あまりにも有名であるが、そのようなことは、我々の周りには、直接間接を問わずに、非常に多く存在する。
というか、現代の特出したイノベーションには、ほとんどこのような意外性の塊として、思い切った間違いの後に、絶望と失望から生まれたタイフーンのようなごちゃごちゃした物の後から、振り切った意識と、思い切りの良い勇気が一緒にひょこひょこと、遠い向こうから歩いてくるのである。
そのために、「常に物事を偏見なく冷静に見極める力」と「何があっても動じないで自身の能力を信じて発揮することができる力」を身につけることが、我々の「馴染む力」の「秘術の伝承の始まり」と言うことである。
全ては、ここから始まるのである。
もちろん、アレルギーのような強い生理的な反応や、事故や深刻な問題を引き起こす可能性のあるパフォーマンスには十分注意が必要で、そのため、特に、「破壊的な思考や中傷的な雰囲気を醸し出すもの」からは、常に少し距離を置くことも必要となる。
ただ、この「馴染む力」には、物事を継続させるのにも、時には攻撃的な雰囲気を払拭するのに非常に大きな効果があるようである。
例えば、自分の思い込みや偏見で今まで避けていたものの中にも、自分の才能や新たな可能性に期待したり、発見できる瞬間の「喜び」は、それは経験した人にしかわからない。
これらの「喜び」は、時として「自信や勇気」に繋がり、例え、第三者が発した自由奔放に見える、時には身勝手な振る舞いにですら、心を広く受け止め、冷静かつ堅実な態度で自己と異なるものを尊重することもできる。
そして、その「自信と勇気」から生まれる「強さ」こそが、自分の人生の中での目標や成長に貢献する、重要な「進化のアルゴリズム」の要素の一つになることができる。
特に、今現在の私の大好きな物の多くは、この「馴染む力」のお陰といっても良いのかもしれない。
最近では、普通の梅干しが全く食べられなかった私にとって、「ハチミツ味の梅干し」は正に救世主で、勇気を持って??薄口醤油とクリーム系のチーズを少し混ぜただけで、我が家では「天使のソース」と呼ばれるほど、関西で人気の「○○Kのトンカツソース」に匹敵するくらいの、私のお気に入りの「パーフェクトマルチサポート」になってしまった。
一度試してみてください。しらんけど
終わりです。
いつも、いつも、お付き合いありがとうfございます。
色々な形式で、ミームのアルゴリズムで遊んでいますし、今回は、この話をプチ連載することに挑戦したいと思っています。
ということで、今回は、無料になりますが、次回から有料にして、POSSVIのプロジェクトの為に利用させていただきたいと思っています。
(200円の予定)
よろしくお願いします。
今、「ミームのアルゴリズムを世界に広める活動」もしています。
これらは、「ミーム」の中の「進化のアルゴリズム」を使って、様々な活動をすることを意味していて、先ずは、「自分が進化をする」「進化を誘発する」「進化が生まれる環境を作る」を目指してもらいます。
「自分が進化する」とは、自分から積極的に「進化」しながら、自分とその周りの誰かに「良い影響的価値」をもたらして、幸せにすることを意味します。
「進化を誘発する」とは、「進化している」自分と自分のそのチームや組織が、多くの人を幸せにするために多くの社会問題の解決「可能性の最適化」をすること意味します。
「進化が生まれる環境を作る」とは、誰もが積極的に、周りの人だけでなく、世の中の人を幸せにすることに繋がる活動を全ての人がしたくなるような環境「マーケットの生態系」を作ることを意味します。
それを勉強しながら、一緒に体現をするという目的を持って活動しています。
ご興味のある方は、先ずは、下記アドレスからよろしくお願いします。
「人・もの・こと」全ての「潜在能力の完全開放」の実施
私たちの周りには「様々なものの価値」、「それぞれの能力」、そして、「あらゆるリズムの流れ」(風習、市場、メディア)に関する幻想、誤解、嘘が溢れている。これらを「進化のアルゴリズム」で明確に識別し、それに伴う自分の武器「SWM」を効果的に活用して実際の行動をもって繰り返すことで、最終的には「自信」やそこから生まれる「勇気」を自由に操ることができる。その結果、常に新しい挑戦に、積極的に取り組むことが可能になる。
「価値」も「能力」も「流れ」も、誰が決めると思いますか?
「あなたですか?」
「あなたの上司ですか?」
「あなたのメシアですか?」
「あなたが携わっているマーケットですか?」「お客さんですか?」
「あなた」「上司」「メシア」「マーケット」の中で、1番「進化のアルゴリズム」を発揮している人から順番に決めていくことになります。
あなたが決めれないのなら、それは「あなたの上司」が勝手に決めます。
あなたが決めれないなら、それは「あなたのメシア」が勝手に決めます。
あなたが決めれないのであれば、最後は「あなたの所属するマーケット」が勝手に決めることになります。
あなたは自分で何も決めることなく、あなたの人生を歩もうとしているのかもしれません。
でも、最終的に全てはあなたが決めるのです。
だからこそ、あなたの周りにいる人達と一緒に、心の底から幸せについて語り合い、「共有・共感」できるのです。
Mail naturalstylee007penetrate@yahoo.co.jp
後に専用のアドレス等をお送りします。
POSSVI Pene まで
※初回のやりとりおよびコンサルタントは、無料になっています。
(但し交通費・宿泊費は、別途負担お願いします。)
次回は、なるべく早いうちにお会いできたらと思っています。
今、日本の社会にある様々な歪を改善するための事業や活動をしています。具体的には、あらゆるクリエイターや基礎研究者の支援や起業家が生まれやすくなる社会システムの準備をしています。どうか御支援よろしくお願いいたします。