「カメラを止めるな!」を見てきた弱聴

「カメラを止めるな!」見てきました。
企画もやってたのでずっと気になってたんですけど、腰の重い弱聴、なかなか行動に移せず、今日ようやく見てきました。
めっちゃ面白かった~!
これが感想と呼べるかどうか分からないけど…

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弱聴は放心状態に陥っていた。
視線は宙を見つめ、口は半開き。呼吸に合わせて胸が上下する以外に体はピクリとも動かない。
電車の座席に座っていたが、映画館からここまでどうやって来たかもよく覚えていない。
弱聴の頭の中ではさきほど見て来た映画「カメラを止めるな!」のさまざまな場面がフラッシュバックしていた。
俳優たちの表情が、印象的なセリフが、次々と蘇る。
登場人物の感情が、何気ないワンシーンが、繋がり新たな気付きが見つかる。
人間味の交差を、ストーリーの構成を、少しずつ皮を剥くように確かめる。

そして、頭の中で何度も繰り返し叫ぶ声が聞こえる。
「何やってんだ私、何やってんだ私!」
叱咤、焦燥…
「私にもあんな素晴らしいものが書けるだろうか」
劣等感、無力感…
「私は私だ、私にしか書けないものを書こう」
鼓舞! 鼓舞!! 鼓舞!!!

面白い作品を見ると、早く帰って文章を書かなきゃって奮い立たされます。

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