どんなに頑張ったって私は私にしかなれない
昔から何かに憧れてた。
何もしなくても肌も荒れず、何もしてなくても歯並びが良くて、生まれつきまつ毛が長くて、たくさん食べても太らない可愛い子。
勉強してないよ、と言いながらもなんだかんだ成績優秀、みんなが頭を抱えていても、ちょちょいとこなして第一志望の大学に合格した子。
いつだって誰もが欲しがる様なたくさんのものを手に入れて、キラキラと輝いている子。
私は、誰かの何かをずっと欲しがっていた。
短大生の頃。仲の良かった高校時代の友人は皆大学に進学をした。
私は、受験勉強から逃げ、その時の自分が手の届く範囲の短大に進学をした。それっぽい理由をつけて。
そんな感じで自分に言い訳して生きてきた学生時代。
大学に進学し、しんどかった受験勉強のストレスを吹き飛ばす様に学生生活を謳歌している友人たちが羨ましかった。
ある時、第一志望の大学に進学した友人に私は言った。
「A子は良いね。東京に出て、毎日が楽しそうで。私は授業もたくさんあるし田舎だし、本当しんどい。羨ましいよ。」
彼女は言った。
「はあ?何言ってんの?めいが選んだんでしょ。私がしんどかった時、勉強せずにフラフラしてたのはあんたでしょ。」
確かにそうだ。
私はあの時、高校時代にみんなが受験勉強に必死になっていた時、
家庭環境のせいにして何もしなかった。センター試験を受けると言ったら先生に「学校の平均点が下がるからやめて欲しい」と言われるくらいには何もしなかった。
結局今自分が羨ましいと思っている誰かのそれは、
見えないところでその人が努力した結果のそれだし、
もし自分がそれを手にできたところで果たして幸せになれるのかはわからない。
そんなことは分かりつつも、私たちは自分が手にしていない何かを羨ましがってしまうし妬んだりもしてしまう。
手にしているカードでしか戦えないこの人生というゲームの中で私たちが残せるものはなんなのだろうか。
死ぬ直前にこうしておけばよかったということで挙げられることに、
①もっと自分らしく生きればよかった
②あんなにガムシャラに働かなければよかった
③言いたいことははっきりと言えばよかった
④もっと友達と連絡を取ればよかった
⑤もっと自分の幸せを追求すればよかった
(参考:https://tabi-labo.com/156441/5-regret-before-die)
というのがあるらしい。
自分は自分にしかなれない。
誰かを羨むよりも、今の自分を最大限愛そう。
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一度切りの自分だけの人生、悔いなくいきましょう!Yeah
ありがたやありがたや・・・