見出し画像

派遣社員→正社員への転職。不安に押しつぶされる既卒就活で学んだこと

POSIWILL CAREERを利用し、非正規雇用から正社員として転職を決めたアオイさん。「正社員経験が無いかつ、自分に自信が無くて不安で仕方がない」「就活にトラウマを感じている」と悩まれている状態から、既卒就活を通して精神面でも成長するまでのストーリーを伺いました。

どん底状態からはじめた既卒就活

ーー今日はよろしくお願いします。差し支えなければ、大学卒業後に非正規雇用(派遣社員)としてキャリアをスタートされた背景をお伺いさせてください。

ひとことでいうと、就活失敗がきっかけでした。

準備不足で満足のいく就活ができず、さらに面接で笑顔をつくるのも苦手で‥就活の結果はさんざんで就活はすっかりトラウマになりました。

就職先が決まらず卒業し、飲食店でアルバイトしながら事務職希望で既卒就活を1年行っていました。しかし未経験での正社員採用は難しく、派遣で事務経験を積むことにしました。

ーー正社員になりたいという気持ちはずっと消えなかったのですね。

はい。

実は私、「京都に住みたい」という夢がありまして。
そのために引越し費用を貯めており、資金が貯まったタイミングで一念発起して転職活動を始めることにしたんです。

ーーPOSIWILL CAREERを受けようと考えたきっかけは何だったのでしょうか?

実際に転職活動を始めて転職サイトに登録するも、手も足も出なくて。求人を見ても情報が少なくピンと来ず、エージェントは門前払い。そこで「未経験から正社員」とひたすらネット検索をした矢先に出てきたのがポジウィルでした。

料金の高さに驚きつつも、友人や家族に自分の事を聞くのがどうしても新卒就活や既卒就活ではできなくて、第三者と話しながら自己分析をしたいと思っておりました。

同時に「​​今回の転職活動では後悔のないようにしたい」と思っていたので、卒業生の感想を見ているうちにだんだん申し込みに気持ちが傾いていきました。

ーー無料カウンセリングはどうでしたか?

カウンセリングを担当いただいた大窪さんは京都の大学出身ということもあり、「京都いいですよね」といった雑談ベースからはじまり、「なぜ好きなんでしょう?」「どうして続けてこれたんですか?」と趣味や仕事について何度も繰り返し深堀りしていただきました。
深掘りの質問が来るのは事前に知っていましたが、いざ問われると言葉に詰まってしまい、45分があっという間に過ぎてました。

一時的に貯金が減っても、今行動した方が後々投資になるし、無料カウンセリングで意を決して受講したという流れです。

ーーPOSIWILL CAREERはゴールが人によって違うと思いますが、アオイさんにとってのゴールイメージはどのようなものだったのでしょうか?

「​正社員転職して、京都に住むという夢を叶えて、その後も京都で自分の好きな生活をずっと続けていけること」をゴールとして設定しました。

私は当時、職場でのストレスがMAXで、元々自信が無いのにさらに自信を失っていた状態でした。職場に行くのが憂鬱でした。

そこで、仮に転職活動が成功して京都に住めたとしても、「その後の生活がうまくやれるのか?」という不安もあったんです。もし転職先で精神的に病んでしまって、やむなく実家に帰るなんてことになったら、一番嫌だなと。

「では、どうするか?」を考える

ーー実際のトレーニングはどうでしたか?印象的なエピソードがあれば教えていただきたいです。

私は新卒でしっかりキャリアを積まないと、転職するときの選択肢が狭まると思っていました。
バイト時代に興味を持った職種があって、それをエージェントに話したらその職種で働くことを否定されてしまい、「最初から新卒でなりたい職に就くためのキャリアを積まないといけないんだ」と思うようになりました。また、既卒の身分で「こんな仕事に興味がある」と思うのはおこがましいとも考えるようになりました。

就活や面接対策や人生、自分自身に不安を持ちすぎていて、そのことで悩む度に杉山さんにSlackで長文の相談、というよりとにかく書き出して思いをぶつけたものを送っていたのですが、何度も丁寧にSlackや面談で答えてもらったり褒めてもらったりして、その積み重ねでだんだん心が軽くなり杉山さんに対する信頼も深まっていきました。杉山さんと話したことで、「自分が自分の人生に納得できるかどうか」が大事だということ、自分の夢に自信を持っていいんだということが腹落ちできたんです。

すると、次の日の面接でしっかりと受け答えできたですよね。
今までの面談で仕事の話をして褒めてもらえたことと、職務経歴書や履歴書の添削をしてもらって、自分の強みを言語化できたこと大きいと考えています。

今までの面接だったら笑顔とか全くできなかったんですけど、「本当に自分なのか?」っていうくらい普通に笑えて、昨日まで大泣きしていた自分が嘘みたいだったなと・・。noteにも詳しく書いていますが、この辺はかなり変わりましたね。

面接に強いトラウマがあって、それが思い出されて大泣きしていたのですが、模擬面接前にSlackや電話で杉山さんが話を聴いてくれたことと、模擬面接でもただ悪いところを言うだけでないフィードバックをくれたのがありがたかったです。言葉遣いも穏やかでした。

以前の就活では、初対面の人達に悪いところをさんざん指摘されてそれで終わりでした。私は落ち込んでしまい、私の事を知らない人にそんなことを言われてもと、正直腹が立っておりました。

杉山さんは短い間ですがトレーニングを通して私の事を深く知っているので、フィードバックを受け止められました。

ーー転職活動中「これはしんどかった」と思っていたことは何かありますか?

繰り返しになりますが、不安でがんじがらめになっていたのはしんどかったですね。
それを杉山さんに相談したら「思ってるだけでは何も変わらないので、とにかく以前できなかったことを振り返って動いてみましょう」といったアドバイスをいただいて、たしかにそれを繰り返すしかないなと受け止めました。

不安を持ってしまうのは当然です。でも今は不安が芽生えても、「POSIWILL CAREERの二ヶ月間、今までこれだけ対策してきたんだから大丈夫」と思えるようになったんです。「ネガティブな感情に気付かないようにする」ではなく、「ネガティブな感情も受け止めて“では、どうするか?”を考えるのが大切なのではないでしょうか。

面接でできたこと・できなかったことを徹底的に振り返ったり、志望動機を読み上げる練習をひたすらしたり、とにかく地道な努力と仮説検証の繰り返しでした。
すると、面接でもすらすらと話せるようになってきたし、「あともう少しなんだからもうここで諦めてどうするんだ」というマインドが湧いてきたのは大きかったですね。

行動しなければ何も手に入れることはできない

ーーアオイさん自身がネガティブな感情と向き合うにつれ、乗り越える力が培われてきたんですね!

自身の感情の揺れ動きにしっかりと目を向けて、今後の対策を打つ。それを繰り返していたら、イライラすることも気づけば減ってました。

精神面の成長だけではなく、結果的に内定を取ることもでき、無事正社員への転職を成功させてPOSIWILL CAREERを卒業することができました。1人では転職活動が頑張れないと思って、本気で考えてPOSIWILL CAREERに申し込んで本当に良かったです。

数年働いた派遣の仕事も無事退職し、いよいよ京都に引っ越し、一人暮らし生活も始まりました。慣れない一人暮らしを始めてから失敗することも多かったのですが、あのままPOSIWILL CAREERを受けずに一人暮らしをしていたら、完璧にできない自分にイライラしていただろうし、おそらく日常生活ものすごいストレスがたまってたんだうなと思っています。

ーーアオイさんは体験談noteで、既卒就活を通して「新卒を逃しても人生が終わることなく、生きていけることを証明したい。そして、私のように「失敗した」と思っている人の、励みになれる存在になりたい。」と書かれていたと思いますが、そうした背景を持つ方々に向けてメッセージがあればぜひお願いします。

納得のいく就活ができなくても、職さえ選ばなければ生きていくことはできる。

でも、だからといってしたい仕事や生活を諦めるのは違うと思っていて。動かなければ何も手に入れることはできません。

私は「ストレスなく心地よく生きたい」という夢にこだわり続けていたのもありますが、私のように人の力を借りてもいいので、夢は諦めないでほしいです。

諦めてくすぶり続けるのは自由ですが、自分の納得いく人生を送るために、できることはたくさんあるのではないでしょうか。


🌸 キャリアに関する無料カウンセリングはこちら からご予約できます。

「今の仕事を続けていいのかずっと悩んでいる。今年度こそ動き出したい!」「新しい環境でモヤモヤしている‥」というみなさま、この機会にぜひご活用ください!