ポジティヴヘルスの幅広さ
私の住む札幌も初夏の日和というか、暑くなってきました。
ビールが美味しい季節、オランダで飲んだビールの味が懐かしいです。
そんな気持ちになりながら、近所のコンビニで売っている格安輸入ビールを愛飲しております。
さて、ポジティヴヘルスとは、オランダ発祥の健康概念(コンセプト)
「社会的・身体的・感情的問題に直面したときに適応し、みずから管理する能力としての健康」
と前回の記事で書きましたが、今回はポジティヴヘルスがいう、健康の要素について紹介しようと思います。
ポジティヴヘルスの6次元
ポジティヴヘルスは、健康は次の要素で構成されるといっています。
身体の状態
心の状態
生きがい
暮らしの質
社会とのつながり
日常の機能
健康というと「身体」のことに目が向きがちですが、このような要素も「健康」ととらえると、なるほどそうだなと思いませんか?
6次元を俯瞰してみる
この図はクモの巣(スパイダーネット)ツールというもので、オランダにあるポジティヴヘルスの団体「iPH」のホームページで日本語版もダウンロードすることができます。
https://www.iph.nl/en/participate/free-downloads/
各要素の例示された項目を見て、これが「健康」と驚かれた方もいるかもしれません。
健康とは私のもの
このツールのタイトルは「私のポジティヴヘルス」となっています。
私にとっての健康は、私だけのもの。
どのように優先順位をつけてもいいのではないかと。
健康になることが目的ではなく、私が意味のある人生を送るための手段なのだから。