奇跡製造マシーンになる

先日、とあるクローズドのコミュニティで
奇跡に関する持論を展開したら好評だったので
noteにも書いておこうと思ってさ。

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最近、
私がスピリチュアルの仕事でかかわっているお客様が、
奇跡としか思えない展開を続々と起こしまくっている。

それを同業の方に話すと、かなり驚かれた。

しかし、私は

「奇跡」と呼ばれるものは、
誰でも作れると思っている。

心から、そう思う。

というのも、
私たちは
現時点で想像できない結果だから
それを「奇跡」と呼ぶのである。

つまり
現状の自分と望む状態までのギャップを埋めていけば
それはいつのまにか現実になる。

そもそも今の自分にとっては、
「奇跡」と思っていることでも

他の誰かや
昔の常識、
成長した未来の自分からしたら
「当たり前のこと」だったりするのだ。

例えば、2023年6月現在。

片道10万円くらい払えば
飛行機に乗って
ジョージアから東京まで15時間で移動することができる。

しかし200年前の人類にとって
空を飛んで大陸間を移動するなんて
まさに奇跡ではなかろうか?

アメリカのライト兄弟が
初の有人飛行に成功したのは
1903年12月17日だそう。

およそ120年前。

120年前の人からしたら
奇跡的なことを、
今の私たちは平然と享受している。

とはいえ、
2023年の世の中でも
平均月収520ドル(約7万円ちょっと)のジョージアに住む人にとっては(参考:https://bdeex.com/georgia/tbilisi/)
日本に飛行機で行くことなんて
一生に一度起こるかどうかの「奇跡的な出来事」かもしれない。

なんなら、
20年前の一家離散して借金苦の真っ只中の家庭で育った
12歳の中学生なるみからしたら、

飛行機で外国に行くことも、
自分でビジネスをして月100万円以上の収入を得ている現状も
奇跡でしかない。

でも

資産4兆9700億円とされる、ユニクロの柳井さんや
世界的投資家のウォーレンバフェットさんからしたら、

私の資産も行動量も知識も、
奇跡どころか
非常識レベルで少ない。

むしろ
ドバイの超絶お金持ちな石油王とか
Twitterにいるモーレツに稼いでいる情報商材屋さんからしても、

「よくそんなしょぼい状態でニコニコ生きていられるね、
それこそ奇跡だわwww」

と思われても仕方がない。

そんで、
何が言いたいのかと言うと

私たちが勝手に「奇跡」と呼んでいるものは
自分の今までの周りの環境や価値観によって、
勝手に
「起こり得ない。起きたらラッキーな夢物語」
と条件づけている出来事に過ぎないのだ。

あなたにとっての奇跡は、
他の誰かにとっての当たり前。

あなたにとっての当たり前は、
他の誰かにとっての奇跡。

だからこそ、
「奇跡」で片付けずに
本当にその状態になりたいと思うなら、

まずは「奇跡」という概念を捨てること。

自分にとっては奇跡でも、
それを平然と日常にしている人の
思考や行動をパクリまくること。

そして、
今の自分と「奇跡」と呼ばれる状態までのギャップを
埋めていくこと。

ただ、これだけのことだなあ。と。

世の中の成功者と呼ばれる人は、
ある意味「奇跡製造マシーン」だ。

でもそれは逆説的な面もあって、
一般人にとっては奇跡と思うようなことも
本人は「やればできること」と捉え
粛々と行動しているだけなのだ。

奇跡を起こしたかったら、
自分に対して、奇跡という言葉を捨てよ。

「なんかコレ、自分にもできるんじゃね〜?」

という
根拠のない自信が持てたら
今まで奇跡と思っていた出来事は、
知らんうちにボコボコ製造されていく。

今日もお客様からの
奇跡体験のご報告で、飯がうまい。

P.S.【悪用厳禁】
ただし、あなたが何かの教祖的存在になりたかったら
顧客に良い出来事が起こった時には
「これは奇跡」「〜のおかげ」という概念を叩き込むこと。

こうすることは決して、悪いこととかインチキではない。
なぜなら
顧客に幸せになってもらうためには
「まずは顧客に行動してもらう」ことが大切だ。

特に
スピリチュアルの顧客に
正論をいきなり理解してもらうのは、かなり難しい。

心理学の本に書いてあるような
正論を振りかざしても、
顧客は

「そんな当たり前のこと、わかってるんだよ!」
「もっと魂とかツインレイとかスペシャルなアドバイスがほしいんですけど!」

と思って、あなたから離脱する。
結果、
怪しいふわふわスピリチュアルの
ガチ詐欺師に流れていき、
顧客が本当に不幸になってしまう場合もあり得る。

だからこそ、
顧客があなたを信じ
幸せになるための正論を飲み込みやすくするための
コーティングが必要になる。

そのコーティングのひとつが、
「奇跡」という言葉なのだ。

このように「言葉」というものは
使いようによっては
人を救うことも、
しょうもない詐欺商材を販売することにも使える。

これを読んでいるあなたはぜひ

世のため顧客のため、
そして自分の良心のために
「言葉」というツールを使って
幸せの連鎖を起こしていってくださいな。

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