楽天はオンラインでインバウンド消費を狙ったが-210614④
この記事にはテンセントのwechatというメッセージアプリが圧倒的な経済圏を持っているという内容がかかれていました
テンセントの強みは、メッセージアプリから様々なアプリに誘導できるということです。
少し前に、楽天はテンセントの子会社から出資を受けました。
この出資が日米政府から監視対象にもなりました。
このようなリスクもありながら、なぜ楽天は投資を受けたのか、不思議でした(楽天モバイルでお金が足りないのは間違いないと思いますが)。
出資を受ける側が何かメリットを出資者に提供するとすれば、楽天の場合、会員が中国サービスにアクセスできるように協力することだと思います。
一方で、楽天市場で売っている商品を中国人が買いたいと思うかもしれないと思いました。
そのような需要があるなら、テンセントはメッセージアプリのユーザー(中国人)を日本のeコマースに送ることができます。
この仕組みは、テンセントの常勝手段だと上のnoteに書かれていたので、ガッテンしました。
私の想像ですが、楽天とテンセント双方に狙いがあるはずです。
政治的にクリアできる可能性は低いと思いますが、オンラインインバウンドは日本の販売店の助けになる可能性があると思います。