エネオスの脱炭素はCCSで
ガソリンのエネオスが脱炭素に力を入れます。低金利なので、今大きく投資するチャンスと見たようです。
さまざまな分野に投資しますが、私はCCSに注目。
日本CCS調査株式会社への出資について
CCS※1とは、油田・ガス田、工場、火力発電所等から排出される大量のCO2を分離・回収、地中約1,000mより深くに圧入し、貯留する技術のことです。
大量のCO2を大気中に排出される前に減らすことができるため、実用性や即効性の面で優れていますが、CO2の低コスト分離・回収技術の開発や安全にかつ安定的に貯留できる地層の評価等に関する調査が必要であり、世界各国で実証事業が進められています。
わが国では、2008年5月、経済産業省主導のもと、日本CCS調査株式会社が設立されました。ENEOSは、国内におけるCO2排出量の削減に向けたCCS技術の実用化を支援するため、日本CCS調査株式会社に設立時発起人会社として出資し、事業活動に参画しています。出資企業は現在35社で、電力、石油開発などの関連会社が出資しています。
同社では、実用化に向けたCCS技術の検証を目的として、苫小牧においてCCS実証試験を実施してきました。2012年の設備設計・建設開始、2016年4月の圧入開始を経て、2019年11月に、目標値である累積CO2圧入量30万トンを達成しました。現在ではCO2圧入を停止し、周辺環境に影響を与えていないことを確認するために、継続して各種モニタリングを実施しています。
CO2排出抑制と原油増産を両立するPetra Nova CCUS プロジェクトを推進
アメリカのエクソンモービルやシェブロンも力を入れているCCS。
アメリカと日本は再エネが遅れてるグループなので、CCSで逆転を目指すかもしれません。
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