デジタル石川県-210609③

加賀市は、日本初のe-Residency(電子市民)プログラムとなる「e-加賀市民制度(加賀版e-Residency)」を発表しました。2021年度中の提供開始に向けて、民間企業と連携しながら開発を進めています 。
これまでの市民・市民以外に加えて「電子市民」という新たなカテゴリーを設けて、官民の様々なサービスを提供するe-加賀市民制度を通して、これまで加賀市と接点のなかったような人々へも加賀市の魅力をオンライン・オフラインの両面から届け、リモートワーカー及び移住者を増加させ、将来的な人財や産業集積を図ります。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000006.000071698.html


マイナンバーカードを持っていれば、みなさんも私も石川県民になることができそうです。


e-加賀市民制度(加賀版e-Residency)とは
デジタル個人認証技術でマイナンバーカードや国民ID等と紐づけた、法令上の市民とは異なる電子上の市民「e-加賀市民」に、様々な分野で市民に準じた官民サービス を受けられる仕組みや、加賀市に来るための動機づけを行うなどの、サービスや支援の仕組みを構築するものです。



加賀市では、マイナンバーカードの交付率が65.1%、申請率が76.5%(令和3年4月30日現在)と全国の市区で圧倒的No1を誇っており、既にマイナンバーカードを活用したデジタルサービスの提供を全国の自治体でもいち早く開始しています。


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こんなことができるかも

利用者はe-加賀市民になることで、例えば以下のようなサービスを受けられるように検討しています。
 ● 滞在日数に応じて、加賀市往来時の宿泊費等を支援
 ● 市民のみを対象としていたセミオンデマンドタクシーの利用
 ● 移住体験プログラムの優先提供
 ● 市の施設であるコワーキングスペースや会議室を無償貸出し
 ● 移住時における手続きのワンストップ支援
 ● 法人設立時の手続きを市が支援



xID

IDにはマイナンバーカードをもとに個人認証する「xID」を採用し、重複のないIDを発行することを可能にします。

https://x-id.me/

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●様々なサービスにパスワードレスでログイン
xIDは2種類のPINコードの「知識」と、デジタルデバイスの「所有」を組み合せた2要素認証を採用しています。もう複雑なパスワードを覚える必要はありません。


マイナンバーカードで認証
●本人確認はタッチでらくらく
初回登録時、マイナンバーカードをスマホにタッチして本人確認を実施すれば、それ以降xID導入サービスでの本人確認が不要に。


●マイナンバーの収集・保管はいたしません
xID作成時に入力いただくマイナンバーは、xID生成時にのみ、端末上で利用・表示されます。したがって、番号法における「収集」「保管」には該当せず、xIDのデータベースに保存されることもありません。


●ブロックチェーンで、非改ざん性を担保
認証や署名のログをブロックチェーン上に記録することで、改ざんを防止。なお、個⼈情報をブロックチェーン上に記録することはありません。


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まとめ

加賀市(宮元市長含め)に非常に興味を持ちました。

また、xIDにポテンシャルを感じます。

今後も注目するとともに、加賀市に旅行に行こうと思います。

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