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野心の表現〜AmBitiousとLilかんさい〜
私は、年齢で言うと、Z世代の上の方です。
同じZ世代でも、ちょっと下の世代である、
高校生や大学生くらいの年齢の子たちを見ていて、
なんか冷めているというか、一生懸命さに欠けるように見える時があります。
あるいは、効率主義なのか、将来に悩む時期ゆえの表情なのか。。
でも、その世代の子も、関わってみると、
夢や目標、野心を持っていないわけではないんだ、とわかることがあります。
今日は、そんなアツい思いの表現について、
関西ジャニーズJr.の2グループを考察しながら書きたいと思います。
はじめにことわっておきたいのですが、
私は関西のジャニーズJr.のファンですが、
両グループのコアなファンではありません。
関西ジャニーズJr.合同のライブを見たり、
テレビやYouTube、IslandTVを見て知っている程度です。
貪欲に!AmBitious
関西ジャニーズJr.で、一番結成から歴が浅いグループ、
AmBitiousの勢いがすごいです。
名前通り、大志・野望を感じます。
9人みんな高校生〜大学生くらいの年齢なのですが、
この世代では珍しく、めっちゃ貪欲タイプだと思って見ています。
まだYouTubeには参加できていないものの、
IslandTVというジャニーズJr.の動画プラットフォームに
毎日動画をアップし続けています。
結成してまもない頃から、「デビュー」を口にしているところも、
凄いと思います。
他のグループはできない、アクロバットやシンクロするダンスを強みとし、
さらに練習を重ねて精度を上げていく姿、
グループ内でも自分の立ち位置を確立しようと切磋琢磨する姿は、
見ていて気持ちの良いものです。
チャンスを必ずものにしようと必死になっている感じがします。
夢も目標も負けん気も全部、ぶつけてきている感じがとても魅力的です。
虎視淡々と!Lilかんさい
対照的な魅力があるのが関ジュの中堅、Lilかんさいです。
りとかん(Lilかんさいの愛称)は、
全員ほぼ同い年(2003〜2004年生まれ)の5人組です。
同じ高校出身で、友達のような仲良しのグループです。
Lilかんさいはその仲良しならではのバランスと、
この世代らしいセンスが魅力です。
だからこそ、夢や野心は持っているものの、燃えるような表出は感じられません。
本人たちがどこかで、
「ずっと恵まれた環境にいた、その贅沢な環境に慣れすぎている」
「もっと貪欲に行かないと」
と言っていました。
でも、恵まれた環境の中で、グループ結成からたくさんの経験をしてきたことが、
すごく糧になっているように感じますし、
見るたびに、成長を感じさせてくれる可愛さもあります。
一見冷めているように見えるかもしれませんが、
内ではいろんなことを考え、
流行にも敏感なところが、武器になっています。
悩みも迷いも喜びも、この世代の等身大の感覚で経験しながら、
ファンと共有しているところがりとかんの妙味です。
若々しく可愛らしい魅力で、特に同世代から多くの支持を得ています。
まとめにかえて
AmbitiousとLilかんさいは、関西ジャニーズJr.で切磋琢磨するグループでありながら、
対照的な魅力があってどっちも良いなぁと改めて思いました。
みんな夢を持って野心を持っていて、
それをどう表現するかって難しいと思います。
夢や目標に対するアツい思いを表現できる人ってどのくらいいるでしょうか?
そんな私たちは、
必死さを爆発させる表現に羨ましさや清々しさを感じることもあれば、
自分がうまく表現できないからこそ、
燃えたぎる気持ちを隠してスマートにこなす姿に
共感することもあります。
いずれにしても、
夢に向かって努力する姿はかっこいいし、
魅力的だと思います。
自分も頑張ろう、と思わせてくれるアイドルっていいですね。
どんなオチやねん。
おまけ:どこにも書けない思いを
AmBitiousのイチオシは小柴陸くん
Lilかんさいのイチオシは當間琉巧くん