Nxde (G)I-DLEだけの挑戦
(G)I-DLEが新曲「Nxde」で帰ってきました。
カムバック前から、
マリリン•モンローを連想させるブロンズヘアーに大胆なメイクで期待を集めていた彼女たちですが、
いい意味でめちゃくちゃ裏切られたというか、
ある意味期待通りというか。
(G)I-DLEにしか出せない色とメッセージだ思います。
扇情的なビジュアルと「ヌード」という言葉から、
どんな楽曲やMVをイメージさせるか、
それをどう裏切って
どんなメッセージを伝えるか。
考え抜いて作られたものでした。
飾らない自分本来の姿を、
重い鎧を脱ぎ捨てた「ヌード」と表現し、
本来の価値を批判しつつ
女性に可愛さやセクシーさだけを求める風潮にノーを突きつける。
いわゆるヌードを期待して寄ってくる人を鮮やかに裏切る。
お金を払って愛嬌を振りまく
「踊り子」「見せ物」「操り人形」じゃないのよ、というメッセージも感じられました。
最近、kpopの女の子たちを見ていて、
10代で若いのに肌の露出が多く、
セクシーに見せるようなダンスが多いのが個人的に気になっていました。
皮肉にも、今回の(G)I-DLEの方が、
ずっと衣装の露出は少ないのです。
いつも他とは違う新しい反響を起こす(G)I-DLE。
彼女たちだからこそできる、挑戦にこれからも期待です。
追記
何かに例えるのはどうかと思いつつ、
思い出したのは、昔のBLOCK Bです。
「カワイイ」を目指していない彼女たちの姿に、「カッコイイ」を目標としなかったBLOCK Bの世界観が重なります。
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