果てなき夢を語ろう
Aぇ! groupのGotta Beについて書きます！
きっと空言はいつか
正夢を超えてく
歌い出しのこの歌詞は、紛れもなく「空言オーケストラ」からの引用でしょう。
関西ジュニアのコンサートの最後に必ず歌われるこの歌が、正直私は嫌いでした。
若いアイドルたちがボロボロ泣きながら歌うこの歌が。
「そらごと」という音は「虚言（きょげん）」を指しているようで、
自分の中ではもう醒めた夢や諦めた夢を、
いかにもまだ信じているかのように、
いつか叶うかのように
周囲を期待させながら生きていくつらさを背負っているような歌を聴くのが、
しんどかったのです。
Aぇ! groupが泣きながら歌う姿も見たことがあって、
もう二度とこんな歌歌ってほしくないと思っていました。
でも今回、この「Gotta Be」という歌で、
気持ちよく昇華してくれました。
夢を語ることの意味
この曲は歌詞を見ればわかるように、シンプルに夢を熱く語る歌です。
今回、Gotta Beキャンペーンで、ユニバーサルミュージックのXで夢を語る企画がありました。
Xでみんなが投稿した夢が、発売日に街頭の大ビジョンに映ったようです。
ファンの人のSNSで見ました。
感動しました。
いろんな夢を、みんなが言葉にしていること自体に、感動しました。
夢を語ることから逃げていた気がしました。
「なりたい」「やりたい」を素直に言えなくなっている、
恥ずかしいとか無理だとか何も出来てないだとか、理由をつけて、
夢を描くことから距離を置いていたことに気づきました。
こうやって夢を語ることや
誰かに宣言すること、そして、
応援したりされたりすることって
なんて清々しいんだろうと、
そのビジョンをみて思いました。
名も無き者の、名も無き夢
Aぇ! groupも夢を語っていて、
お芝居の仕事がしたいとか、
ドームツアーをしたいとか。
ファンから語られる夢の中には、
こんな職業に就きたいとか
こんな人になりたいとか、
種類も規模もさまざまで。
誰かの些細な希望や衝動、言動が
世界を変えていくんだと感じます。
響け、Distortion
遠吠えの歌が
確かに聴こえたぞ
名も無き者の叫びよ
止めどなく 夜を突き刺せ！
多くの人は無名で、まだ何事も成し遂げてなくて、
でもこんな夜に企んで、泣いて、夢を描く。
そんなモチベーションを、
私も含めて誰しも諦めずに
世界に突き刺し続けていたい思いました。
夢の上限
ところで、夢に上限ってあるんでしょうか？
何となく、到達点や上限があるように思っていたんですが、
果てなき夢を語ろう
終わりなき歌を歌おう
続けよう、君の物語を！
夢は、続いていくんです。
そしてそれは、誰かにカッコつける夢じゃなくて
「君の物語」であっていいんです。
大事なことに気づかされました。
まとめにかえて
泥臭く、剥き出しに夢を描くカッコよさをまたAぇ! groupから教えてもらっちゃいました。
一見頑固に進んでいく者たちに「君は強い」「痛みさえもロックナンバーだろ？」と言って鼓舞しつつ味方でいてくれる安心感もあります。
私は最近、親に「素直なのがあんたのええところやったのに」と言われました。
私なりにショックを受け、素直でいようと心がけています。
こうなりたい、これがやりたい、ともっと素直に夢を語れるように、
この曲を聴いて、私の良さを取り戻したいです。
涙の向こうへ
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