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결국(Love is Pain)を味わう
kpopボーイズグループ、PENTAGONが9月8日にリリースした「결국(Love is Pain)」を聴きましたか?
まだの人、早く聴いてみて。
☺︎
こんにちは、kpopリスナーメモリです。
PENTAGONの音楽、めっちゃええねん。
抜群の歌唱力と表現力が魅力です。
今回の「결국(Love is Pain)」は、カバー曲でありながら、PENTAGONらしい表現が詰まった素敵な曲です。
恋人との別れを歌った歌です。泣ける。
元の歌もええねん
元は、中国の歌手、秦海清さんの2021年のヒット曲「不如(Bu Ru)」です。
中国でヒットした曲を韓国語に翻訳しカバーして歌う「NSMGグループ歌唱プロジェクト」の一環としてPENTAGONがリリースした曲、らしいです。
「不如(Bu Ru)」はこちらです。
こちらもエモーショナルで良いです。「不如(Bu Ru)」は「〜した方が良い」という意味で、歌詞としては「別れた方が良い」とか「忘れてしまった方が良い(マシ)」などといった歌詞です。
中国語の特徴なのかもしれませんが、ポツポツと「〜した方が良い」という短い文章を置いていく感じがとても切なくて良いです。
PENTAGONの話をさせて
PENTAGONのエモソング好き
PENTAGONは、いろんな曲を出します。いわゆるkpopだよ!っていうタイプのノリの良い曲はいつもどこかユニークでPENTAGONらしくて楽しいんですが、エモーショナルな王道バラードや、別れを歌うようなエモソングにも定評があります。
こちらはBeautiful。ザ•バラード。歌唱力の高さが光ります。
私の大好物「관람차(Sparkling Night)」。切なさとテンポの良さが良いバランス。
やっぱりみんな総じて歌唱力が高くて表現の幅が広くて、それでしかもみんなアイドルというより俳優さんみたいなビジュアル(私調べ)なのでこの手の曲がよく似合います。
別れの曲といえば「Daisy」も好きです。これなんかアコースティックなので声の良さがめっちゃわかります。
おかえりイェナン王子
PENTAGON唯一の中国人メンバー、イェナンさんについて!伸び伸びとして綺麗な歌声が特徴です。
コロナとかいろいろあって、イェナンさんはここ最近の曲に参加できていませんでした。でも!今回の「걀국(Love is Pain)」にはちゃんとイェナンさんの声が入っている!嬉しい限りです。
さて、本題
そしてこちらが今回の曲「걀국(Love is Pain)」です。
本家より少し明るくポップな印象を受ける曲調です。cpopからkpopになってる。
そしてラップパートが加わっています。これはメンバーのウソクさんが作詞をしています。
歌詞も少し、前向きになったように感じます。
別れの痛みを受け止めつつ、離れていく相手を穏やかに手放そうとするような、
もしかしたら、別れを迎えた誰かを少し癒すような。
そんなちょっと前を向いているところがこの曲の素敵なところであり、
PENTAGONらしく表現されているところだと思います。
原曲との比較
この曲のテーマ的に、私は「無になった感じ」がするところに良さを感じています。
恋愛中の幸せな時間の前に戻って何も残っていない感じというか、
色々あったはずなのに、結局、空っぽになってしまった感じがしてグッとくるのです。
「不如(Bu Ru)」の方がその無機質感が強いと思います。その分、曲調がエモーショナルに感じます。
PENTAGONの方は、「결국(結局)」というタイトルなので終わってしまった感が強いんですが、でも無機質というより痛みをしっかり感じられるところが違いかなと思いましたし、原曲へのリスペクトと同時にPENTAGONらしさを感じられて好きになりました。