見出し画像

今、PEOPLE1にハマるなら!

PEOPLE1というバンドをご存知でしょうか?
大人気アニメ「チェーンソーマン」のエンディング曲「DOGLAND」が記憶に新しいかもしれません。

PEOPLE1の極ニワカリスナーの私が、聴いてほしい曲を紹介します。

常夜燈

「DOGLAND」とはあまりにも違いますね。
振り幅を感じます。

個人的に「常夜燈」という言葉を歌詞に使ってるのを初めて聴いたので、
新鮮な感じがしました。
光を感じる歌詞ですよね。

歌詞を引用します。まずは1番

それならば食えぬものなど
置いていかなくちゃ
例えばこんな胸の常夜燈も

そして最後

いつか大人になるのならば
欲しいものなど君にあげるよ
例えばこんな胸の常夜燈も

バンドの中心人物であり、別プロジェクトでも活動しているDeuさんが言ってたこの言葉を思い出します。

──その別プロジェクトがあったうえで、DeuさんにはなぜPEOPLE 1が必要だったんですか?

Deu その別プロジェクトでは、自分が思う“カッコいい”を追求していたんです。でも、それでは売れないし、どれくらいいけるのかっていう先のビジョンも見えてしまった。それ以上先に進むにはどうしたらいいかもわかってしまって。でも、好きな音楽でセルアウトするのが嫌だったので、別のバンドを組んで、もっとセルアウトに特化したものをやろうと思ったのが、PEOPLE 1です。
音楽ナタリー「PEOPLE1バンドの終わりは決まっている?謎に包まれたバンドの素顔に迫る」

私はこの記事を読んだ時、何だか悲しくなりました。
自分のかっこいいと思う音楽では食っていけないから、
一旦傍に置いたのか。
今私たちが熱狂してる彼らの音楽は、
ウケるための音楽で、
彼らの本心じゃないかもしれないと思ったからです。

でも、「常夜燈」を聴いていると、
悩みながら、
胸に持っておきたい微かな光も置いていかなきゃと思ったり、
救われる誰かにあげるよって思ったり
そんなこともあるのかなぁと思いました。

スクール!!

先ほどの「常夜燈」とは全く違う曲調ですね。
どちらかというと「DOGLAND」よりですが、また違いますね。
中毒性があって気に入りました。
サビに向かうフレーズの壊れていく感じ、
たがが外れていく感じが良いなぁと思います。

歌詞の好きな部分を引用します。ラストの部分です。

最高に面倒臭いけど全然許したくはないな
最高に退屈で最低な朝だ
みんな今ぼくが全部放り出して逃げたらどんな目に遭うだろう

何だか共感できます。
真面目に過ごす日々の中で、揉め事がないように適当にやり過ごす中で、
面倒臭いけど許したくない場面とかありますよね。
さあ、真面目の仮面を脱いで逃げた時、
一体どんな目に遭うのでしょうか。
大したことなかったりして。

ラヴ・ソング

特別に楽しいわけじゃないけど、
悲壮感がないですよね。
日常の幸せをゆっくりぽつりぽつりと噛み締めるような優しさと、
程よいテンポが可愛らしいです。

繰り返されるこのサビの部分が、
なんだか耳から離れなくなりました。

ベイベー 今僕が 時間を止めるから
少し足早な胸のリズムだけ 聞いてみせてよ
ベイベー 今僕が 時間を止めるから
いつかの続きを聞いてみせてよ

まとめにかえて

今、ジワジワとリスナーが増えているPEOPLE1ですが、
音楽の振り幅がめっちゃ大きいので、
お気に入りが見つかるのではないでしょうか。
先述の音楽ナタリーにもありましたが、
セルアウトに特化した彼らの掌で踊らされる楽しい音楽体験は、
きっと期間限定ですよ!

いいなと思ったら応援しよう!