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#2 ポシュロウの人たち【山本 直 編】
poshulou(ポシュロウ)の開発プロセスや、詳細についてお話する前に、今回はこのnoteの筆者であり、ポシュロウの発案と開発オーナーである私の自己紹介を、ポシュロウの人たち【山本直編】と銘打って、お話させていただきます。
改めまして、私の名前は山本直(やまもとなおき)と申します。
山陰に生まれ、関西でアイデンティティを築いた、ポケモンでいうと赤緑世代の人間です。
もともとは小学校の教職員として、特別支援学級を中心にお子さんの支援、指導をしておりましたが、その後、株式会社LITALICOという教育や障害福祉領域の事業展開をしている会社で約8年勤め、障害のあるお子さんや大人の方の直接支援、人材開発部門での採用や研修のお仕事に従事しました。
現在はポシュロウの開発と、自社(株式会社TMJ)内のDE&I推進を主な仕事としております。
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【興味関心のあること】
■人それぞれにあるストーリーや背景
関わる人がどんなストーリーで生きてきたか、そこで何を感じて、どう変容し、今があるのか。その人の見える部分のその裏側、奥にある背景にとても興味があります。
■デザイン、表現
表現に意味を持たせたり、加えること、どうすれば人を惹きつけたり、理解や共感してもらったりできるかを考えるのが楽しいです。その道のプロでもなんでもないですが、エモーショナル(感情的)かつファンクショナル(機能的)なデザインを考えることに興味があります。
■食事、料理
食事に非常に興味があり、食べることが大好きです。お酒も好きです。また家庭では料理の担当をしており、基本的に食事は私が作っています。作るプロセスも自分にとっては楽しく、ある意味、私の「表現」の一部なのかもしれません。
【苦手なこと】
■細やかなで繊細な作業
大局を見たり、抽象度の高いものの表現したりすることに得意さがあるのですが、逆に綿密な設計や、細かい数値を扱うことは得意ではありません、かなり頑張る必要があるので、できれば得意な人にお願いしたいです。
■人混み
満員電車や、開放感のない場所に人が大勢いると、息苦しさを感じます。
あと、育った環境の影響で、人の感情が気になる癖があり、周りのいろんな人の状態状況が気になりすぎて緊張してしまうという理由もあります。
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“「揺れる」から見える景色がある”
こんな感じで、凸凹も強く、癖も強めだと自覚している私ですが、同時にそんな自分に対して不安も強く、表現とは裏腹に、実は根っこで自分に自信を持てなかったり、迷いを常に抱えていたりして、強い意志を持ち切れない、そんな弱さがあります。
でも最近は、そんな自分の「揺らぎ」みたいな、一見するとネガティブな側面こそが、自分の持ち味でもあるのではないか、
ある種の不完全さみたいなものこそが、人間の良さではないかとも思えるようになってきました。
私は普段、眼鏡やコンタクトをしていて、裸眼だと0.03くらいの視力(すりガラスの中で生きるような世界)で、
昔、コンタクトを切らしているときに、眼鏡を壊してしまったことがあって、その時たしか15年ぶりくらいに裸眼で外出をしたことがあります。
その時は、いつも以上に大きな音にびっくりしたり、小さな段差でもなんだかビビってしまったり、
逆に日差しの温かさや、風の気持ち良さをいつも以上に感じたり。
いつもとは全く違う世界のように感じたことを覚えています。
この感覚は、眼鏡やコンタクトをしているときには、到底感じもしないことでした。
捉え方を変えると、眼鏡とコンタクトを失くしたという状況によって、見えるようになった世界があるということです。
同じように、迷いや不安があるからこそ、見える景色もあるのではないか。
そんな風にも思えるのです。
話を一気に今、開発しているポシュロウに戻すと、このサービスの開発においては、恐らく、そんな私の揺らぎが存分に発揮されていくのだと思います。
もしかすると、だからこそ、他よりもちょっと大変な道のりになるかも知れません。
ただ、そんな揺らぎがあるからこそ、見えてくるであろう景色を大切にしながら、その不完全さを愛しながら、いろんな方と協力し、凸凹をくっつけたり、重ねたり、混ぜたりしながら、面白いものができるかもしれないなと妄想しています。
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