お久しぶりです。
いよいよ今日からシーズンが始まります。今から胃が痛いです。でも勝つと脳汁出るのでやめられないですよね。もしかしてギャンブルを彷彿とさせる表現って今は不適切ですか?
今シーズンのSTLの目標は「ポストシーズン進出」です。去年最下位だしPS進出したらすごいよ。NLC所属なので基本的にワイルドカードとかアウトオブ眼中です。地区優勝するしかPS進出の道はないでしょう。
そんな今年のSTLの開幕ロスターはこちら。
・2024年成績予測はFangraphsのZiPS DC
C
昨年前半戦は中々調子が上がらなかったContrerasですが、夏前から調子を上げると、後半戦は162wRC+を記録するなどシーズン全体で見れば期待通りの成績を残しました。チームはオフに数年間第二捕手を務めてきたAndrew Kniznerを放出し、元球団4位プロスペクトのHerreraがバックアップとなります。
INF
1BのGoldschmidt、3BのArenadoはキャリアハイ級の成績を残した一昨年から一転、物足りない成績となりました。特にGoldschmidtは年齢のせいか対速球系の数字が大きくダウンしました。ドライブラインに行ったそうなのでその効果に期待です。Arenadoは模範的なリーダーとして振る舞うと気合十分。本当に頼みます、お願いします。
2BはGorman、調子の波は大きいものの去年27HRを放った次世代の主砲候補です。好物のポップコーンに使われている油をピーナッツからココナッツに変えたことで体重が減り、背中の痛みが解消したそうな。
SSには球団1位プロスペクトのWinnが入ります。去年の終盤に昇格したものの特に打撃面で苦戦しました。一方で前評判の高かった肩の強さでは圧倒的なものを見せ、素材の確かさを見せてくれました。マイナーでは打撃でも好成績を残しているので対応?慣れ?に期待です。
控えには3年ぶりの古巣復帰となったCarpenterとSFG一筋の男Crawfordが入ります。Carpenterは2010年代STLの中心選手であり、メンターとしての働きに期待。そしてCrawfordはSSとして多くの経験があり、Winnに色々教えていただきたいところ。
OF
CFの開幕スターター有力だったEdmanが昨年10月に受けた右手首の手術からの復帰が遅れ、開幕を故障者リスト(IL)で迎えることになります。Edmanに代わって開幕CFを務めるのはCarlson、のはずがSTの試合中に交錯し左肩を負傷。Carlsonも開幕をILで迎えることになりました。代役の代役として開幕CFの座を掴んだのはScott、去年A+/AAで94盗塁を決めた圧倒的な俊足が持ち味の選手です。STでは.317 AVG / 770 OPSと打撃も頑張りました。
健康なら開幕LFだったであろうNootbaarも肋骨の骨折でILスタートです。フルシーズン出場の成績が見たい。代わりにGGのUT部門初代受賞者、Donovanが入ります。右肘の手術からの復帰シーズンになります。
RFのWalkerは去年開幕戦でMLBデビュー&初安打を記録すると、12試合連続安打という21歳以下としては111年振りの記録を残しました。守備はRFを守った771.1イニングでOAAが-7でした。ライト方向に打球が飛ぶと心臓がキュッとします。
DH
開幕DHはBurlesonの予想、ただ当然のことながらCarpenterやCやINFの人達も入ります。BurlesonはLF/1Bでの出場もあるでしょう。STで.375 AVG / 988 OPSの好成績を残し開幕に向けて調子は上向いています。
SP
今年の命運はここに懸かっていると言っても過言ではないSP。去年はMLB26位のERA 5.08、同21位のQS率30%の大惨状でした。オフにチームはGray、Gibson、Lynnの3投手を獲得。その結果Mikolasも含めて「もしかしたら4人規定に届くかもローテ」が形成されました。もっとお金をかけてほしいというのは事実ですが、Bally Sportsの問題を食らった上に贅沢税ラインを絶対に超えないという強い意志を感じるフロントにしてはようやってる気がします。老人ローテだのおっさんコレクターだの散々言われていますが、実は成績予測通り規定に乗ってERA4点台なら去年と比べても万々歳だったりします。
RP
個人的に今年一番期待しているのがブルペン。トレードやらFAやらで乱獲しました。去年登録13人の中にERA3.99以下の選手が0人になった期間のことを考えると成績予測でERA3点台の選手が並ぶ姿には笑みが浮かんできます。CP Helsleyはほほ確定だと思いますが、セットアッパー含め他の起用法は色々変わりそうです。計算できる投手が複数いるので回跨ぎ減らしてほしいですね。
今年のSTLは平均年齢が高めの投手陣に期待をかける集団です。若手が少ない分チームとしての大きな上振れは望めないかもしれませんが、ある程度の計算はできそうです。元々打のタレントは揃っていたところにぼちぼちのSP補強とそれなりのRP補強が加わり、まあ悪くない戦力だと思います。幸い所属している地区がNLCと人間辞めていない地区なので地区優勝争いには加わることが出来るのではないかと思います。
SP陣がQSをしてくれれば打線とRPで逃げ切れるかな…逃げ切れるといいな。といった感じの2024年のSTLをお楽しみに。
【参考】