トミタ栞さんのネタ曲に留まらない確かな歌声
第4回「トミタ栞」さんです。
最近まで存在すら知らなかったトミタ栞さん。知れば知るほど元気で明るい彼女の魅力にハマります。
1.帯のキャッチコピー
先日ハードオフのジャンクコーナーを漁っていたところ、未開封のCDアルバムを見つけまして。ジャケットには「TOMITA SHiORI トミタ栞 SPIN」と書いてあります。
“栞”が読めなかったので、アーティスト名が“SPIN”なのかと一瞬思ってしまったのですが、帯のキャッチコピーに目を向けると「普通のJ-POPとは一味ちがう! ワクワク感あふれる トミタ栞ワールド全開のセカンドアルバム!」と書いてあったので、アーティスト名が「トミタ栞」ということは分かりました。
何やら怪しい売り出し文句なだけに、ちゃんとした歌手の方なのか?と疑念を持ちながらも、“普通のJ-POPとは一味ちがう”を体験をしたく、怖いもの見たさで購入してみました。
2.購入したCDを聴いてみた
まず結果から言いますと「アタリ」でした。帯の記載どおりトミタ栞ワールド全開で、バラエティに富んでいてとても楽しめました。
1曲目の曲名は「変な歌」かと思ったら「恋な歌」。iTunesに曲を取り込んだ際に曲名が「変な歌」で誤って登録されていました。ただ、歌の途中に実況が入るネタ曲で、やっぱり変な歌でしたね。
2曲目は「バレンタイン・キッス」。はい、国生さゆりさんのカバー曲なのですが、デスボイスを交えたヘビメタ(死語?)調に仕上がっており、これまたネタ曲で勢いがすごい。
全曲この路線で行くのか?と思いきや、そこはさすがソニーミュージック。ちゃんと聴かせる楽曲も構成されておりました。
4曲目の「300」では、上京前の故郷の想いや不安な気持ちを表現されてます。同じ上京民としては自分と重ね合わせて上京した当時を思い出しちゃいます。
石野卓球さん提供の7曲目「カラーFULLコンボ!」、ROCKETMAN(ふかわりょう)さん提供の8曲目「あいたくちがふさがらない」もすごく良かったですね。それぞれ曲調に合わせて歌い方を意識的に変えられているところもしっかり感じとれました。このあたりはさすが、プロの歌手です。
3.気になった、この1曲!
上記のセカンドアルバムには含まれていませんが、2023年に配信リリースされている「ラーメンウォーアイニー」という曲にハマっています。ラーメン愛を歌詞にしたノリのよい曲と、キャッチーな振り付け、昭和アイドルのような歌い方(しかも歌唱力高い!)と、もう面白すぎます。一度見るとメロディが頭から離れません。
実際にMVを見ていただいたほうが早いのでYouTubeを是非ご覧くださいませ。
4.最後に
明るく元気なトミタ栞さんは歌手はもちろん、タレントとしても成功しそうな気がします。(若槻千夏さんや矢口真理さんのように底抜けに明るく、場を盛り上げてくれそうな才能がありそうですね)
自分は新参者ですので他のアルバム曲を全く聴けておりませんが、きっと他の曲も素晴らしい出来だと思うので、これからもっとトミタ栞さんに注目していこうと思います。
最後に今回私が聴いたCDは以下になります。
全てのCDを聞いたわけではないのでご容赦ください。
>オリジナルアルバム
・2nd「SPIN」
読んでいただきありがとうございました。
【GLP-004】
トミタ栞さんのネタ曲に留まらない確かな歌声