生理不順??_高校生で多嚢胞性卵巣症候群に①
多嚢胞性卵巣症候群とは
私の症状(主観)
月経不順
ニキビ
太った
(160センチ51キロ。生理不順前は48キロくらい?)声が低い
(体質かもですが…)肩幅が広くなる
胸に筋肉がつくのか鳩胸がさらに気になるように
運動神経が良くなる
高校生で多嚢胞性卵巣症候群と診断
高校2年生の時に生理が止まる
高校2年生のころに彼氏もいないのに生理が止まりました。
部活動や勉強へのストレスだろうと思い、放っていましたが2ヶ月程度止まったので流石に不安になり母親に相談をしました。
『それはおかしい』とのことで病院へ連れていかれることに。
医者からは
「高校生によくある生理不順でしょう。特に問題ないとは思いますが一応血液検査しましょうか」
と言われ、血液検査を行いました。
「多嚢胞性卵巣症候群でした」
数週間後、血液検査結果を聞きにもう一度病院へ。
『特に問題ないでしょう』と言ったお医者さんが担当ではなく、別の医者の方からの結果説明だったため少し胸騒ぎをした記憶があります。
「多嚢胞性卵巣症候群でした」
聞いたこともない名前が医者の口から発せられました。
血液検査の結果、私は男性ホルモンであるテストステロンの数値が高く『多嚢胞性卵巣症候群』というものだったようです。
多嚢胞性卵巣症候群というものは不妊の原因?
医師の診断を聞いた直後の甘い考え
男性ホルモンが多い+10人に1人の割合のものとのことで、下記のように甘く考えていました。
「たしかに運動神経が体力測定で今までCだったのがAまであと1点に迫るくらいよくなったし、体育でも5段階評価で5が取れるようになったし、あれは男性ホルモンのおかげだったか…。ラッキーラッキー。
ニキビが増えるのは嫌だけど、多嚢胞性卵巣症候群という体質だし、しょうがないか。肌管理気をつけよう。
同じ体質の人多いし、まぁいいか。」
自身の携帯で調べた後、不妊の原因になると知る
夜、体質について調べると「多嚢胞性卵巣症候群は卵子が大量にでき、排出できないため排卵がおきにくい。そのため不妊症の原因になる」と知りました。
『将来、子供が欲しい』と思っていた私にとってこの事実は衝撃的なことでした。当たり前のように子供を産めると思っていたため、事実を受け入れられず、自身の部屋で大泣きした記憶があります。
『なんで自分が』
『将来結婚して子供ができなかったらどうしよう』
『子供ができなかったら、結婚相手は悲しむだろう。離婚につながるかも』
『自分の親にも孫を見せられない』
『子供ができにくい身体だし、誰にも受け入れてもらえないだろう。結婚を躊躇されてしまう。』
『高校生という早い段階で診断されているし、後からわかる人より妊娠しづらいであろう』
自身の体質を受け入れられない
診断から何年も経った今でこそ、自身が『多嚢胞性卵巣症候群』ということを受け入れていますが、当時は全く受け入れられず何度も事実を思い出しては泣いてました。
それだけ、「不妊であること」が高校生の私にとっては将来を悲観するほど重いものであったのです。