小・中・高校生が憧れる職業第一位はなんと・・・・「会社員」!!!
こんにちは、大江仁です。
今日、ニュースを見ていたら、個人的にはなかなか驚きな記事を発見しました✨
現代の小・中・高校生が憧れる職業第一位はなんと・・・・
「会社員」
だそうです✨✨
これは第一生命が毎年3月に調査しているものだそうですが、
この結果は衝撃です。
いや、会社員が悪いとかそういう話がしたいのではありません。
ただ、僕が子供の時には、
野球選手やサッカー選手、総理大臣であるとか、CAとか
まさに「野望」という夢を抱いている同級生が多かったなと思うのです。
第一生命はこれを、在宅ワークの増加で親の背中を見る機会が増えたから、とか、技術革新でさまざまな会社が誕生しているから・・と分析しているようですね。
僕は上記の結果について、2つ感じることがあります。
1つは、「会社員」の仕事への理解が子供の中で進んでいるということ。
僕は、自分の親が保険の営業マンだったので、ほとんど家におらず、朝8時出勤、夜23時帰宅のビジネスマンでした。
なので、親が働いてくれているという理解はあるものの
その仕事ぶりへのイメージが湧きづらいとも感じていました。
それが今は在宅ワークが進んで、
完全ではないにしても、親が仕事をしている姿を目の当たりにするようになりました。
こうやってお金を稼いでくれているのだなと
リアルに想像しやすくなったのは大きいのではないかなと思っています。
そしてそれによって、親が育ててくれているという感謝が
より育まれていっているといいなと感じています。
僕自身の反省もありますが、子供の時は
そんなことなんてなかなかわからないものなんですが、
でも、間近で働く親をみて、感謝の念が増えた結果が「会社員」なんだとしたら、在宅ワークの普及はとても良かったんじゃないか、なんて思っています。
もう一つは逆に「安定志向」が強くなっているのかな、と思っています。
コロナという異常事態を経験して、何が起こるか先行きが読めないと感じている子供は、実は結構いるんじゃないかなと思うのです。
実際、親が解雇されたり、もしくは自営業の家庭で商売がうまくいかなくなったり・・・そういうのを目の当たりにしている子供って実はそれなりにいるんじゃないかなって想像しています。
で、あるならば、安定した会社員になって、
何があっても大丈夫になっていくのが一番いい選択肢なんじゃないかって思う子どもが増えるのはなんとなくわかる気はします。
一方で以前の記事にも書きましたが、
僕個人の意見だけ言えば、この選択にもリスクは当然にあります。
会社というのはそれがいい悪いではなく
組織として、利益を追求していくことが目的。
であるならば、有事の際に最もドライなのは会社です。
会社はリストラをしたり、そこまでできなくても出向させたりして
なんとか人件費を抑えにかかります。
企業としては当然の判断ではありますが、会社員という仕事は全てを会社に委ねているに等しいので、会社の判断に逆らえることなどほとんどありません。
そして以前の記事にも書きましたが、
高齢社会を迎えている昨今、人生100年時代を迎える中で
会社の定年延長にも限界はあります。
僕はどんなに頑張っても70歳までと思っていますが、
世の中の要請があるとはいえ、会社がわざわざ高齢者を
80歳、90歳まで雇用していては、若い世代に給与を払えなくなります。
要は、企業社会という日本の旧来型のシステムでは
高齢社会日本を支えられないシステムになっているのが事実です。
例えば65歳で定年を迎えたら、100歳まで生きたら残り35年のセカンドライフが待っている。35年は長いですよ。
35年年金に期待できるでしょうか。
僕は今こそ、よりチャレンジしていく社会に差し掛かっていると思います。
自分で稼いでいける力を磨くことが、一見リスクあるように見えて、一番安定した将来を作り出すのには効果的なのではないかなと思っているし、
そこに確信があるからこそ、法人立ち上げを目指して、頑張っています。
こういう時代だからこそ、子どもに挑戦する楽しさを分かち合えるような大人になっていきたいなと感じています✨