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逆境を迎えている世の中だからこそチームビルディングが大事
こんにちは、大江仁です✨
なかなか日本では流行り病の落ち着く気配が見えませんが
僕はこの時期に入って改めて気づいたことがありました。
こうした有事の時に浮き彫りになる
組織の本質です。
「繁栄は友を作り、逆境は友を試す」と言われますが、
まさにこの「逆境」が訪れています。
今まさに企業などの「組織」が試されています。
この逆境の中で崩れていく要因が組織の内部崩壊です。
以前、チームビルディングのプロでワクセル主宰の嶋村吉洋氏のお話を聞いた時に、「組織は外からの攻撃で崩れるのではなく、ほとんどが内側から崩壊していく」という話をしておられました。
まさに今、そういう状況を迎えています。
絶好調なときに組織の空気が良かったり、
待遇が良くなるなんて当たり前のことなのです。
そうではなく、逆境が訪れた時に、
その組織がどんな組織であるかが浮き彫りになります。
きちんとチームとして機能するようにチームビルディングされてきた組織は崩れません。なぜなら、単純な利益関係ではなく、価値観で繋がっているからです。この会社をもっと良くしていきたい、そのためにこの現状をなんとかみんなで乗り切っていこう、そういう思いです。
私は銚子電鉄のエピソードを以前聞いたことがあります。
銚子電鉄は千葉の鉄道ですが
不採算が続き、いっときは車両の整備もできないほどに困窮、
さらには社長の不祥事によって、より一層追い込まれる状態になっていました。
しかし、銚子電鉄の社員は一丸となって、
今や名物となっている「ぬれ煎餅」や様々な企画を考案して、
銚子電鉄を盛り上げています。
これは単純に会社を「給料をもらいにいく場所」と見ていたら成し遂げられないことです。価値観によってつながったチームビルディングがなされているからこそできたことだと私は思います。
今、日本が直面している事態を打開するには
何が必要かというと、個人的に感じるのは
日本全体が一つのチームとなって、立ち向かっていくこと。
個々バラバラではなく
みんなが協力して、この事態をより早く乗り越えていくことです。
これは幻想論ではなく、
難しいかもしれないですが、必要なことだと個人的に思います。
この逆境でこそ、真価が問われていると僕は感じます。