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国際物流のイノベーターを目指して:プロフェッショナルサービス 南部真一のPortXでの新たな挑戦
こんにちは、南部真一と申します。私はPortXでプロフェッショナルサービス (PS)チームの一員として国際物流の最前線に立っています。前職までは大手外資系企業でPSを経験し、2024年6月にPortXへ入社しました。
PortXでのプロフェッショナルサービスの役割
PSチームは、一般に「導入コンサルタント」と呼ばれている仕事をします。お客様が当社の製品を活用してビジネスで成功できるよう、製品の導入プロジェクトをリードして要件定義やシステム構成の提案・決定などを行い、本番環境へのデリバリーを行います。単にシステムを導入することがゴールではなく、当社のシステムを活用してお客様の業務が成功することが重要なため、システム外でもお客様の運用がきちんと回るかも考慮、本番稼働後のお客様へのテクニカルサポートや、セールス段階でのデモなどの技術担当(プリセールス活動)もします。
PSはお客様と多くの意見を交わし、時には一緒に笑ったり感謝されたりする、私の大好きな仕事です。
多彩なキャリアが導いた新天地
なぜ私が国際物流のイノベーションに挑戦しているのか。それは20年に及ぶ多彩なキャリアが、ここPortXへと導いてくれたからです。
私のキャリアはIT技術者の派遣会社からスタートしました。アイコンデザインの経験があったことから(個人でPictBearというフリーウェアにツールバー等画面で使われているアイコンを提供して採用してもらいました)、出向先では本来業務そっちのけでアイコン作りを任せてもらいました。さらにアプリケーションのUIデザイン、Webデザイン、Web開発などを経験しました。当時はまだFigmaもなければUXという言葉も存在しない時代で、今思えばPSの業務に重要な課題解決力がこのときの試行錯誤で培われたと感じています。
その後、出向先の社員の方が転職したときに声をかけてもらい、外資系のエンタープライズ向けアプリケーションの世界に飛び込みました。OpenText、Akamai、Veevaといった外資系エンタープライズ向けアプリケーションの世界で、Web APIを使った連携機能の作成、製品の導入プロジェクトのリード、導入後の顧客へのコンサルティングなどプレイヤーとしての経験と、チームのマネージメントや日本のPSチームのディレクターなど、一通りのPSの役割を経験しました。
このバックグラウンドが、PortXでの私の役割に完璧にフィットしていました。スタートアップの初期フェーズとして少数精鋭メンバーで自社製品の導入、組織作りを全社一体となって行う環境で、私のものづくりの経験やエンタープライズアプリケーション導入・コンサルティングの経験を存分に活かせる環境がここにあります。
特に前職のVeevaはライフサイエンスという特定の業界に特化したいわゆるバーティカルSaaSで成功した会社であり、そこでの学びがPortXの立ち上げ時期にフル活用できると強く信じています。バーティカルSaaSではその業界に特化することから、自社製品だけではなくお客様の業務課題について深く理解してベストプラクティスを把握し、時にはお客様に「No」と言うことが重要であり、お客様もそれを期待されますので、PortXでもお客様の信頼を得てお客様に貢献したいと思います。
偶然と必然が重なった転機
PortXとの出会いは、元Veeva JapanのGeneral Managerだった岡村崇さんからの紹介でした。初期フェーズのスタートアップであり、国際物流という海外展開の可能性。そして何より、CEO石田さんのビジョンと人間性に強く惹かれました。実は同時期に大手外資系企業から好条件のオファーをいただいていたのですが、どうしてもPortXで働きたい!いまPortXに行かないと絶対に後悔する!と思い、オファーをお断りして日本のスタートアップ、PortXへの入社を決意しました。
「自分の経験・スキルをすべて出しつくして燃え尽きるほど働きたい」。そんな期待を胸に、新たな挑戦の舞台に立ちました。
日々、わくわくの連続
入社して間もない現在、自社製品のキャッチアップと国際物流業界の業知識のキャッチアップに励んでいます。同時にこれまでの経験を基にしてPSのあり方、今後の展開に必要な体制づくりなどを考え、社内で提案し始めています。過去の経験は大手の企業だからできるものもあるため、現状のフェーズに合った規模にうまくアレンジしつつも、将来像としては大きな夢を描く。そういう意識を持つようにしています。
少しずつ具体的な業務にも携わり始めており、いまはプリセールス活動として製品に興味を持っていただいているお客様向けにデモの準備を行っております。
社内の雰囲気は一言で言えば「活発でスピード感あふれるスタートアップ」です。いつかネットやドラマで見て憧れたようなスタートアップ企業の熱量・スピード感が実在していました。社内でのSlackのコミュニケーションは驚くほど活発で、リモートワーク中心の仕事でも他のメンバーとの距離を一切感じません。他のメンバーはみんな優秀でたくさん刺激を受けています。自分の仕事のアウトプットももっと良くしようと毎日が必死です。この環境に見を置くことができ、PortXに入って良かったと日々思っています。
課題はチャンス
もちろん課題もあります。製品や業務を確立していく段階で、俯瞰的な視点を持ちつつ、未来を見据えて現状を整理するのは簡単ではありません。
しかし、これこそがスタートアップの醍醐味。顧客目線で考え、わかりやすく思考を再構成し、社内で共有。そして何度もアップデートを重ねる。この過程自体が、私にとっては大きな学びとなっています。
趣味も仕事も全力投球
仕事以外の時間も充実しています。リモートワーク中心のため、通勤の必要がなく、朝は仕事前に趣味でiPhoneアプリを開発し、仕事後はすぐに子どもと遊んだり勉強を教えたりしています。私が仕事に使っている部屋にはピアノがあり、仕事の気分転換のためピアノを独学で弾いて楽しんでいます。年齢を重ねてもずっと新しいことを学び続けたいと思っています。
未来への展望
PortXの将来性は間違いなく大きいと確信しています。ターゲットが明確で、すでに大手エンタープライズ顧客との契約もある。これは、大きく伸びる予兆です。
私自身も、グローバル導入プロジェクトのリードや、PS組織づくり、サービスメニューの拡充に挑戦したいと考えています。国際物流の世界に、私たちPortXがどんなイノベーションを起こせるのか。その可能性を追求する日々が、今始まったばかりです。
PortXではメンバーを募集しております!
PortXでの日々はまだ始まったばかり。でも、すでに成長を実感しています。意見を出しやすい雰囲気の中で、積極的に発言することが受け入れられ、感謝してもらえることで、また日々新しいアイデアが湧いてくるのを感じます。
これからは一般的なPSの役割だけでなく、 営業力やプレゼンテーション力に磨きをかけ、最新のクラウド・AI技術を追求したいと思っています。
PortXは、あなたの可能性を最大限に引き出してくれる場所。共に国際物流の未来を創り上げていきませんか? 私たちと一緒に、この興奮と成長の日々を過ごしましょう!