【2022年新設】ポルトガルのデジタルノマドビザ(D8)完全攻略Note
いつもありがとうございます。ポルトピです。
普段はポルトガル現地情報の発信や、トレンド、ライフスタイルなどを中心にSNSで発信しています。今回の記事が役立ったり、面白かったらこちらのNoteにぜひ「スキ」をいただけると嬉しいです!
ここ最近ポルトガルの話題を多く聞くようになってきました。
街を歩いていても旅行者も多く見かけるようになっていますので、ポルトガルの注目度が高まっているのかな?なんて思っています。
【速報!!】
本Noteをご購入された方でD8の5年ビザを取得された方が誕生!
なんと"日本人初のD8取得者"となりました!お役に立ててよかったです。
今回の記事ではそんなポルトガル政府が新たに新設した「デジタルノマドビザ(D8またはDegital Nomad VisaからDRと呼ばれます)」について完全解説しています。
この記事を読むと
✅ポルトガルのデジタルノマドビザってなーに?
✅どんなメリットがあるの?
✅どうなればこのビザは取れるの?
✅どんな人が対象になりそうなの?
✅ポルトガルの他のビザみたいに永住権は申請できるの?
こんなことについての疑問が解決できると思いますので、良かったら最後まで見てあげてください。
後半の一部が有料になっていますが、この部分を読まなくてもデジタルノマドビザについては完璧に理解することが出来るようになっていますのでご安心ください。
ちなみに…ポルトガルに移住すると得られるメリットにはこれらのメリットがあります。(仮想通貨については2023年より所得税課税の対象になりましたが、1年間保有後に売却をした場合は引き続き無税となります)
信じられないだろ?(早く次に行け)
1.ポルトガルデジタルノマドビザの新設
2022年10月30日から、新しいポルトガル・デジタルノマドビザプログラムが新設され、リモートワーカーとしてポルトガルに住み、働くことができるようになりました。ポルトガル政府は今年初め、デジタルノマドが一定期間ポルトガルに滞在・定住できるようにするため、「デジタルノマドビザ」を発表しましが、こちらがついに実施された形になります。現在、ヨーロッパを含む世界多くの国でデジタルノマドビザが導入されていますが、ポルトガルのデジタルノマドビザはぶっちゃけとても魅力的です。
ポルトガルのデジタルノマドビザは、ポルトガルからリモートで仕事をしようとするリモートワーカーのためのものとして発給されました。
ポルトガルのデジタルノマドビザは、2つのカテゴリーに分かれています。
1−2.リモートワーカー向け一時滞在ビザ(Temporary Stay Visa)
リモートワーカーは最長1年の一時滞在ビザを申請することができます。このビザは1年間の更新が出来るようになっていますので、2年まではポルトガルに住めるビザです。便利ですね〜。EUにはこのようなリモートワークビザを発給している国が沢山あるので、いくつかのEUまたはその周辺国でリモートワークビザを取りながらポッピングするのも楽しそうです。まさにノマドワーカー向けですね。コロナ以降、世界ではリモートワークの文化が根付いてきており、フルリモートで仕事をしている外国人に僕もリスボンで良く出会います。
ポルトガルでちょっと住みながら周辺旅行などもしたいなっていう方にこのビザは向いていると思います。
1-3.居住ビザ(Residence Visa)
最長5年まで住むことが出来るリモートワーカー向けのビザです。「ポルトガルに長期滞在したいな」という方にはとても向いていると言えそうです。
ちなみに、僕はポルトガルに移住してこのNote執筆時は約2年が経過というところですが、「めちゃくちゃあっという間」でした。引っ越しとか居住の手続きとか、家のトラブルとか、子供の学校とかめっちゃ大変でほんと最初の1年はバタバタして終わった印象です。あとコロナ禍だったのもありますね。
また、このビザを取得するとシェンゲン領域のイミグレでの手続きいらないしビザなしで旅行できることも、この新しいビザの大きなメリットの一つです。(日本人は元々シェンゲン内でもビザ無しで旅行出来ますが)
2.ポルトガルでの生活費ってどのくらいなの?
ポルトガルに移住して驚くのは他の西欧諸国に比べた時のコスパの良さです。家賃、水道光熱費、通信費、食費、外食費などを西ヨーロッパの他の国々と比べると、ポルトガルの生活費は比較的手頃となっています。これは多くのリタイアメント層、フリーランサー、起業家にとって重要な魅力の1つと考えられています。レストランで外食したり、コーヒーを飲みに行ったり、 毎週の食料品の買い物をしたりするのは非常に手頃です。
地元のレストランでは、ランチ、コーヒー、デザートが7〜10ユーロ程度で食べられるお店もあります。公共交通機関は安く、リスボン内の移動定期券は1ヶ月40€です。あとUberが安いです。
注意点としては、リスボンやポルトなどの都市圏は他の地域と比べて、ちょっとお高いです。しかし、ロンドンやパリなどの首都に比べれば、全然安いです。特にポルトガルの地方などに住む場合には、安く感じると思います。
いくら使うかは、住む場所やその人のライフスタイルによって変わってきます。リスボンの中心部やポルトに住むことを選べば、夫婦で月2,000ユーロから2,500ユーロで十分生活することができます。もっと安いところを探しているのなら、シルバーコースト、アルガルヴェ、ブラガなどは、1ヶ月1,500ユーロで快適に暮らすことができます。
更には航空券が激安です!LCCなどが発達しているヨーロッパでは移動にかかるコストがほんとに安くて旅行やEU内での移動はとても便利ですね。
多くの方が旅行に行く気持ちがよくわかります。
パリ、ロンドン、ミラノなどの主要都市へも格安のアクセス!
旅行が捗りますよ!
3.デジタルノマドビザは永住権の申請も出来る!
D8を居住ビザで取得した場合、5年後には、すべての要件を満たせば、永住権、さらにはポルトガル国籍を申請することができます。市民権を取得すると、欧州連合(EU)加盟国に居住し、就労し、就学する権利が与えられます。(ちなみにパッシブインカムと言われるD7ビザはなんとそのまま就労まで出来ちゃう優れものです)
ただし、居住ビザの申請には色々と書類などが必要になってきますので後ほど下記にまとめておきます。
このD8ビザは、D7ビザに代わる素晴らしいビザで、最終的には働いてお給料をもらえる方のためのお助けビザになります。ポルトガルのデジタルノマドビザは、リモートワーカーや起業家を呼び込むことに特化したビザです。
※ちなみにポルトガルは起業家向けのスタートアップビザも新設して出しているのですが、仕様がめちゃくちゃ大変だしD7やD8のほうがハードルが低いのであまり評判が良くないです。
4.申請に必要なものとビザ申請のための要件
申請手続きは、自国のポルトガル領事館、またはポルトガルに滞在している場合はAIMA(ポルトガル移民・国境サービス局)にて行います。
その際に短期滞在ビザの方を申請する場合は
✅月給3,280€以上の給与証明
✅過去3ヶ月間の収入証明書(銀行取引明細書)
✅納税証明書、
✅雇用契約書または自営業の証明書
✅無犯罪証明書
✅保険加入証明
これらを提示する必要があります。(各国のポルトガル大使館・領事館によっては請求される資料が増える可能性があります)
EU、EEA圏外の方のみ申請可能です。
申請手続きは、自国での申請でもAIMAでの申請でも、可能です。
が、多くの方が自国からの申請になると思いますので、そちらのほうがよろしいかと思います。現在は日本の領事館はオンラインでの予約が必要となっておりますので、まずは予約を取る必要があります。
コロナパンデミックは、さまざまな意味でリモートワークのきっかけとなりました。ポルトガルのデジタルノマドビザは、世界のどこででも働きながらポルトガルに住むことができるビザです。例えば、シンガポール、イギリス、アメリカの企業で働きながら、北大西洋や地中海やヨーロッパの美しい国で暮らすことができるのです。
このビザ以前には、ポルトガル・ゴールデン・ビザによる多額の投資やポルトガル・D7ビザによる受動的収入の証明なしにポルトガルに居住したいリモートワーカーに向けられたビザは存在しませんでしたし、そのゴールデンビザも終了する方向となりました。まさに渡りに船ってやつですね!
5.D8レジデンスビザを取得したい方に必要な書類
デジタルノマド・レジデンスビザには、上記短期滞在ビザで必要な証明書の他に次の書類が必要になります。
ここから先は有料になりますが、下記の内容と細かいビザ攻略の解説に関しましてはこちらの「移住ビザ完全攻略」のほうでもまとめて解説しております。先に手軽に見ていただき、移住を決意したらこちらのNoteを手に取っていただくでも結構です。お値段に違いがありますのでお好きなNoteをお選びください。手にとっていただける数に違いがありすぎてコンプリート版のほうが人気なのだなと数字を見ながら思っております。
※コンプリート版はお値段決して安くないものではありますが、Noteでもベストセラーをいただきました。
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