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2023年3月後半

物事の進行が早くて、半月前のことが遠い過去のことと感じられる。
そのとき問題にしていたこと・そのとき気にかけていたことが、
いまの状況から遠くかけ離れたことのように、文脈が全く変わっているように感じる奇異な感覚。

20230316 Thu.

坂本龍一さんが神宮外苑再開発について公に意見を出した。宛先は都知事・文科省など5か所。インタビュー記事が東京新聞web版に掲載された。

「何もしなかったのでは禍根を残すと思った。後悔しないように手紙を出すことにした」

下記東京新聞インタビュー記事より抜粋

何もせずにいられないという衝動は、私にも通じる。この問題を放置してなすがままにできない、そのままにしては肚の底が落ち着かない、一生後悔するのではないか。この計画を進めることは、とても間違っていると感じる。

東京新聞web インタビュー記事

突然のお手紙、失礼します。神宮外苑の再開発について私の考えをお伝えしたく筆を執りました。
率直に言って、目の前の経済的利益のために先人が100年をかけて守り育ててきた貴重な樹々を犠牲にすべきではありません。私が住むニューヨークでは、2007年、当時の市長が市内に100万本の木を植えるというプロジェクトをスタートさせました。追随するようにボストンやLAなどでも植林キャンペーンが進んでいます。
いま世界はSDGsを推進していますが、外苑の開発はとても持続可能なものとは言えません。持続可能であらんとするなら、これらの樹々を私たちが未来の子供たちへと手渡せるよう、現在進められている再開発計画を中断し、見直すべきです。
東京を「都市と自然の聖地」と位置づけ、そのゴールに向け政治主導することこそ、世界の称賛を得るのではないでしょうか。
あなたのリーダーシップに期待します。

小池百合子都知事宛、坂本龍一の手紙全文

神宮外苑の再開発について、何らか変更を求めて働きかけている人達にとって、とても力づけられる手紙。病床から渾身の発言をしてくださり有難い。


北の丸公園へ

桜の開花宣言(東京・靖国神社の標本木)から二日。道路を隔てた北の丸公園はどうだろう?と思い出かけてみた。上野公園は、花見の宴会が解禁されるということで騒々しいかもしれないし、ゆっくり来たことがない。しかし来てみると、まだ多品種あるという桜の木のうち、何本か咲いていた。むしろいまは芝生の養生や木々の手入れなど、植木仕事がピークだったようだ。

枯れ木の状態だと、木々の向こうに微かにビルが見えるが
基本的に見えないように高さ制限されている

皇居隣という恵まれた立地で、広々として清々しかった。
それだけでなく建築物高さ制限により、木の高さより高く建物が出ないような状態になっている。

空と木と土、そして池などの水、それらのお陰で、こんなにも清々しい気持ちになるのか。ビルのような固い建造物が見えないだけで、心はこんなにゆったりほどけるものか。

今日はサンドイッチを持参。ベンチに座って食べるのは愉しい。

桜開花宣言から2日後、春らしい装いまであと少し
北の丸公園 桜


夜、蔦屋書店で出版記念対談。

面白い人。アメリカ文化史を研究してきた人が、資料をきっかけに、とある日本人二人とレニーの交流を掘り下げて、ヒューマンドラマとして展開しれくれた。それ取り巻く文化史の枠組みも示している。とても面白いらしい。

レニーとは、レナード・バーンスタイン。

アメリカの指揮者で、ウエストサイドストーリーの作曲家でもあり、教育者でもあり札幌でのPMFを提唱し、日本人指揮者、小澤征爾、大植英次などとも深い関係がある。エネルギーが溢れ、ユーモアとやさしさとガッツのある人、そんなイメージ。

『親愛なるレニー』

活き活きと対談している著者 吉原真里さんと、元ほぼ日・現在YeLL取締役の篠田真貴子さん。とても充実していた。本の魅力も伝わってくるし、吉原さんの視点のユニークさを篠田さんが取り出してくれていた。

この本は、一気の読み進められる勢いと魅力があるだけでなく、その歴史背景も書かれていて骨格がしっかりしているようだ。読んでみよう!

羨ましい、という気持ちに支配された。元気に話していて、大学の教え子らしき人も何人か会場へ来ている。そんな姿が羨ましかった。私はそのような研究の歩みをしたいとも思っていなかったのに。

代官山 蔦屋書店


今度のお彼岸、3月21日、私はどうするつもりだろうか。

行くか、届け物だけしてその場は欠席するか。届けるタイミングは前日か当日か。夫は近年のコロナ体制に照らし、こじんまりやるので「特にお手伝いは必要ない」という。
お手伝いとか労力の問題ではないのになぁ。

20230317 Fri.

徴用工問題
よくわからない。
慰安婦問題よりも、もっとわからない。

慰安婦問題が派手に燃え上がるのと比べて、徴用工の問題は、炭がくすぶるように地味に長く続いている印象だ。

韓国のユン・ソンニョル大統領は、比較的日本寄りに歩み寄っている。

日本で事業を行う会社経営者の団体が、日本企業が韓国の確定判決で命じられた賠償金相当を財団(日帝強制動員被害者支援財団)が肩代わりする方向を歓迎する旨の記者会見を東京で開催。彼ら自身が財団へ寄付するという。

原告は何人だろうか。生存する3人全員が受け取りを拒否し、三菱重工業に関して債権回収する訴えをソウルで提訴している。

政府間、国の間で正式に決めたことが、どうしてまた掘り返されるのか。
今回決めてもまた掘り返されるのではないか。

韓国としても2000年~2010年代に元徴用工に対する補償を二度行っていて、今回が三度目にあたる。

韓国の人達の感情的に火がついているものを消すことができない。これにどう対応するか、という課題なのかもしれない。

朝の通勤路で、三菱の徴用工についてビラを年に数回長年配られていたことを思い出す。政府間で決着をつけたけれど、企業としては結構あくどいことをして、償いをしていないのかもしれない。

朝鮮半島出身者を募る「募集」(1939年9月以降)
朝鮮の地方行政が総督府の要綱に基づいて対象者を集める「官斡旋」(1942年2月以降)
内地ではすでに実施されていた「国民徴用令」による動員(1944年以降)
これら3つの方法で労働力を集めた。

ハフポスト
https://www.huffingtonpost.jp/entry/war-time-laborers-japan-south-korea_jp_5db2cac9e4b0a8937403105d

企業の立場が強いという点では、水俣病を引き起こしたチッソだって、その賠償までの経緯をみたら、企業の立場がとても強くて被害者に対して不義理な場面があった。似たようなことがあるのかもしれない。

一方で、国と国の間で決着をつけたからには、ぐずぐずとそのラインを崩してはいけないと思う。

いったい関係者がどういう気持ちや状態で、訴える側と訴えられる柄の間で何が話し合われているのかわからない。そこは重要なところじゃないか。


『R帝国』を読み始めたら、寝つきが悪かった。

『土の中の子供』で芥川賞を受賞した中村文則さんの小説。最近は芥川賞も直木賞も年に2回表彰していて、本が多くて毎回読み切れない。中村文則さんの本を読むのは今回が初めてだ。読んでいるべき作家だと思って本を借りた。

ほぼ一党体制の島国R帝国。出だしはこんな。

「朝、目が覚めると戦争が始まっていた」

隣国との戦争。全体主義、人工知能を搭載された端末を常に見ながら思考判断する情報社会、情報操作、原発やウイルス兵器などの攻撃、あらゆる危険が盛り込まれていて、主人公は何が真実なのかを探っていくらしい。

これまでもこれからも実際にありうる問題をすべて盛り込み、それらについて考えさせ、各人に想像させる小説。夜寝る前より、昼間がよさそう。

■つれづれ
早い!
もう確定申告の通知がメールで届いた。


ガーシー、逮捕状!

わたしにとって
どこかのおじさん→変な名前の新興野党から当選→国会に登場せず→国会議員として罷免→逮捕状

国会議員は逮捕されない特権があるからな。

ガーシーが国会へ出なくても、何か国会議員として貢献したのであれば、現状に一石を投じたことになるけれど。わずかにそれを期待していたが、今回の顛末はプラスはなくて、ゼロでもなくて、マイナスなんじゃないかな。


メルカリがまた一組売れた。ただ送料が予定を上回り少々ガッカリ。でも売れて使っていただける方のところへ行ったのだから、よしとするか。

ここ2週間くらい掲載しっぱなしのものは、写真を撮り直してみた。どなたかのところへ届くといいなぁ。


渋谷から恵比寿へ向かう明治通り沿いの桜が満開だった。ここはあざとい色なんだなぁ。
渋谷の駅から反対方向、桜丘へ向かう「さくら坂」ではソメイヨシノにピンクのライトを当てていてなまめかしいことをこの上なかった。

(左) 明治通りの桜 (右) 桜丘町の桜坂


とげが親指に刺さっている。
水曜日に実家で、バラの茂みに入ったときに引っかけてしまったらしい。

何ヵ所か指に傷がついていたが、今日気づくと、一か所親指の腹に埋もれているトゲが頭を出していて、何かの際に引っかかって痛みを感じる。でも取り出せず。一応、絆創膏を緩めに貼って引っかからないようにしてみたが、自然と出るのだろうか?

トゲが刺さるなんて久々のことなので、どうなるか心配してみた。


20230318 Sat.

朝MBTIの勉強会

7歳年上の人のライフキャリアをMBTIタイプと絡めて聞く。
この人、転機の度に人とのご縁をうまく活かし、いい流れで来ているなぁ。

T機能(思考機能):基準に照らして判断する機能、現象を説明する理論を組み立てる機能。それをこの人は利き手として使っている。

対極は、F機能(感情機能):価値観や周囲との調和に照らして判断する機能、気持ちや雰囲気を考慮する。私はこちらが利き手。

適切なときに適切な利き手/機能を使うことが、人としての成熟に繋がる。

私はT機能を使うことにあまり巧みではない。MBTIを知ってから20年。自覚はある。仕事などの限られた領域ではバランスよく使えるようになったが、人生全体においては、つい利き手ばかり使い、意識して両極双方の機能を使えていないなぁと感じる。

性格を16 のタイプで考えます。MBTIは、一人ひとりの性格を心の機能と態度の側面からみたものです。それらは、「ものの見方(感覚・直観)」と「判断のしかた(思考・感情)」及び「興味関心の方向(外向・内向)」と「外界への接し方(判断的態度・知覚的態度)」の4 指標であらわされます。

日本MBTI協会 公式HP https://www.mbti.or.jp/what/what1.php

その結果、私はマイペースさんとなっている。
なぜ人から今一つ信用されないのだろうか。
たぶん根っこはひとつだ。

いずれにせよ、最近また人生問題がやってくる時期を迎えている。
2014年結婚式して同居、2015年頑張って、2016年変な喧嘩から壊れ始めた。2016年頃のFacebookを見返すと頑張ってる。コンテンツの中身が濃い。

両手を意識して使って取り組んでみよう。


坂本龍一の手紙に対する、小池都知事の返事

対話でない、切り捨ての言葉だ。人間性のかけらもない。

小池氏は17日の記者会見で「(再開発の意義などが)坂本さんや都民の方に伝わるよう(職員に)情報発信をあらためて指示した」と述べ、取り合わなかった。また「明治神宮の私有地をめぐる開発の話」(3月3日の会見)と民間開発であることを強調し事業者の明治神宮にも手紙を送られた方がいいんじゃないでしょうか」とも述べた。

上記サイトから抜粋

失望はするが、
驚きはしない。

一応、坂本龍一さんは名誉都民だ。
東京からも、日本からも、心が離れていく。



おまえの人生大丈夫か、という声がある。
自分にチャレンジしているか?!
成り行きでなく、選択肢から検討し、未来をつくる気概を持て。

クロノス:何時何分という時計で表している時間。量や客観。
カイロス:何かに集中し、時の長さに囚われていない時。質や主観。

退屈せずクロノスを埋めることは出来るが、カイロスを味わうことで私の生が充実する。日々をやり過ごすだけでない人生を生きているか、という声が聞こえる。


ガーシー逮捕間近


あっ、今日は土曜日。和菓子屋さんはお休みだ。
和菓子屋さんの前を通った昨日、お願いしておけばよかった。月曜日、朝早く電話すれば買えるだろうか。
火曜日のお彼岸のために、夫宅へ桜餅を届けようと思っている。


20230319 Sun.

同じにおいがする、この二人

小池)事業者に出した方がいいんじゃないですか
 ~坂本龍一氏からの神宮外苑再開発に関する手紙に対して

高市)信用できないなら質問なさらないでください
 ~国会答弁において、立憲民主党杉尾氏へ不快感を表しながらの言葉

どちらも矛先を一瞬にして制す効果がある。相手のスキを突いたり、対話を拒絶している。

物おじせず、強い印象を与える言説を取れる能力があり、すごいなと思う。そういった能力を使えることはとても重要だ。でも品性がないというか、人間性が粗雑な感じ。

言論的強さと人間性が両立することが出来たらいいのだが、自分は100回人生をやったら出来るようになれるかどうかと覚束おぼつかない。


疲れたオンライン。前回3月前半よりも質の良い疲れだが。
9:30-17:00、1日がかりのオンラインMBTI継続研修。

でも先日と比較して、今日の人達は、人間を査定するというよりも、お互い真剣に参加している感じがした。

なぜ疲れたか。
自分の利き手を使いつつ、逆の手も使おうとするから。自分がどの手をつかっているか、常にモニタリングする感覚を持ち続けようとするから。
だから真っ当な疲れなのだ。

休んで英気を養い、今日の学びをレビューして、また次へ歩もう。


ここ数日抱えているお彼岸問題。
明日持って行くか、明後日、皆が来る前に届けるか。
昨年のように、皆がいるときに行ったら、お姉さんが慌てて外に出てくるかな・・・。お彼岸の親戚の集まりについて、どう行動すべきか悩む。

天気予報によれば21日は雨。それならば荷物を雨の中持って行くより、明日晴れているときに持って行った方がよいだろう。何時頃にするかなぁ。昼に確実に夫がいるときか、夕方遅くなると悪いし、午後かなぁ・・


20230320 Mon.

読書会『「わかりあえない」を越える』

共感を言葉にせずにいたほうが良い場合がある。言葉にせずともボディランゲージで視線を向けるとか、その場に一緒にいるとか、状況によって言葉以外で表すものがあるかもしれない。

共感する気持ちや、相手を元気づける(と自分が思っている)言葉は、"伝えた方がよい"、という価値観を持っているが毎回そうなのではない。

自分が想定しているよりも、幅広い感受性を持つ相手との対話や、
自分が想像して話す範囲は、相手の現実よりぐっと狭いものだと、
そこに謙虚になる必要がある、ということだ。

別なページでは、
”祝福と悼む”、二つが一つの括りで語られていた。
この二つが一対であることに違和感を感じた。

なにかを成して祝福する。なにか願いや計画が実らず、それを悼む。
そういう点で、一対なのか。

私の場合は、10年前の願いがもはや達成できないと結論づけることになり、それを悼むんだな。

失敗して、悼む。
うん、そうすればいい。
そうすれば前へ進める。


和菓子屋さんの開店時間より前に電話をする。お店の奥でいつも作っていらっしゃる。明日は祝日だからお休みなので、明日用のお菓子を今日買う。

電話で「道明寺10個、草餅10個」を取り置いてもらうようお願いした。先方の都合が良いのは12時頃とのこと。お彼岸に集まるのは、夫・義母、兄弟の家族が4+4+5人、来客があったとして2-3人。余ったら義母様のお楽しみになるだろう。

おはぎを持ってくる人もいるから、餡子あんこが重なり無粋かもしれないが、この時期、彩りよいから召し上がっていただこう。

軽くお昼を食べて、先日ぴったりパッキング出来た食器の袋と、和菓子を持って、夫宅へお届け。義母様がいて、外には知らない男性がいた。夫の手伝いをしているのだろうか? 義母様に名前を告げて挨拶したが、もはや私のことはわからないのかもしれなかった。荷物を見せて「〇〇さん(夫)に伝えてあるのでここに置いておいてください」とお伝えした。「またお寄りください」とそつない会話をしてくれたけれど、誰だろうと思っているだろうな。

このあたりは、広い空と、護岸されているが川があるのがいいところ。それ以外はあまり好きになれなかった。

頑張ったけれど、もしかして自分の思い込みだけだったのかもしれない。あそこで何か人生を作っていくというアイディアから離れられなかっただけかもしれない。色々わからないことがあるけど、やってみなくてはわからない、と思い始めたこと。やってみてダメだった。

例えばパキラの枝から芽を出したのに、葉っぱとして開く前にうまく成長しなくて、ある日ポロっと落ちてしまうようなもの。例えば、くるくる巻き付こうとツルを伸ばしたけれど、つかむべき場所を探し当てられず、地面に倒れてしまったキュウリの茎のようなもの。

・・・とはいえ、現実的な話はこれから。


大好きだったカフェへ寄り道してひとときを過ごした。

2014年から2016年頃、ここへ会社の帰り、結婚した家へ帰る前に、よく寄っていた。一人暮らしでも元々こういう時間を取っていた。仕事のことを考えたり、生活のことを考えたりして、自分をニュートラルにする場。

当時の店員さんの中に素敵な女性がいて、相性がよいらしくレジのやりとりが、お互い何となく心地よかった。目が合って、ありがとうございます、とか、ちょっとした一言を交わすようになった。店内を見回ってテーブルを拭いたりしているときに、私が本を読んでいたりメモを取っていたり考えている様子をその人は見ていた。

2017年の春くらいにその人がいなくなってしまい、とても残念だったことを思い出す。彼女はいまどこで何をしているだろうか。


袴田事件 特別抗告せず。

良かった。ご本人よりお姉さんの方が言葉にして喜んでいらっしゃる様子。検察庁としては苦渋の決断だっただろうが、これを決めた人は英断だ。そしてこれを決めた人に対して、検察庁内部でマイナスポイントをつけずに処してもらえたらいいなと思う。

姉ひで子さんのコメント「検察は腹を決めてくれて立派だと思う。本当にありがたい」も素晴らしい。

これで静岡地方裁判所で無罪が出たら、長い長い戦いが終わることになる。


トゲは出てこないで、埋まってしまったようだ。化膿もしていない。このまま体内で消化(?)いや代謝されていくだろうか。


短時間渋谷SKYへ
高いところから地上をみたら、現実を俯瞰して何か気づきがあるだろうか。今日は…なんともいえない。

夕空が美しかった

20230321 Tue.

今日は春分の日。このあたりは曇り。
一日、部屋に閉じこもっていた。

夫宅ではお彼岸の集まりを、義母様と四人、姉妹弟、叔父さんとで行っているのだろう。託した食器は無事受け取っていただき、送り先へ届けてもらえるだろうか。

太陽を中心に考えると、今日が新年初日。一粒万倍日・寅の日・大安が重なる日でもあるそうだ。友人知人のSNSには、年が改まった清々しい投稿が沢山並んでいる。


WBC。メキシコと日本の試合がすごいと昂奮したやり取りが飛び込んできたので、あとからハイライト映像を観た。すごいねぇ、ドキドキした。

ダルビッシュ有のインタビューを観て随分感動した。WBCのプレーでは、大谷、吉田・・・各選手(詳しくないのですべて挙げられないが)が持ち味を出していた。

読書会をやっているメンバーが彼らについて語った言葉。素晴らしいところを言語化してくれている。

・楽しむことと力を発揮することが相乗効果を生んでる
・ダルビッシュが「みな大谷の結果をみてすごいというが、彼がしている努力を見たら、結果は当然だと思う」と。
・もちろん勝ちたい。でもずるしてでも勝つというより、最高の相手と最高のゲームをして、その結果として勝つことをイメージしている。勝つことと、自分がどう振る舞うか、その優先順位が意識づけられている。
・ダルビッシュも大谷も、侍ジャパン愛(原時代からの遺産)は明らかにしていたが、「日本」より「アジア」のワードが多かったこと。野球が非米国文化にもに広がることを願ってた。視野が広い。
・ダルビッシュ自身は、選手それぞれの居場所を作っている。彼自身は野球選手である前に夫であり、父親である。クリエイティブテンションを的確に捉え次のステージに促す。
・栗山監督。選手1人ひとりを信じての采配をした。
・栗山監督みたいな上司のもと、信じてもらったら、部下が力を発揮できるのか。実際には発揮できる人も、発揮できない人もいるはず。それでも数字を超えて信じてもらうことが、選手の心のどころとなり、明確に何かを乗り越えることになる。発揮できた人は「一皮むけ」、発揮できなかった人はあとで「一皮むける」かもしれない。組織としては信用醸成ができている状態なので、奇跡的なことが起きやすくなる。

友人たちの言葉から

外側が湧き立っている。
人々が自分や周囲の人をどのように捉え、何を目指して、どんなふうに行動するか、徐々に変化している。素敵な変化。それを多くの人が見ている。


20230322 Wed.

美術館の前にいた待ち合わせしていた奥様二人。勝ったねっと小さくガッツポーズ。こういうこと、いつぶりだろう。街中がWBC優勝を喜んでいる。

ルーブル美術館展を観にいった。

かつて現地へ行ったときには、大きすぎて一部を見るだけでも疲れて、なんだか雑な見方になってしまった。もう少し小規模な展示をしっかり見る方が自分には合っているような気がする。だから今回、ルーブルから一部の絵画73点を持ち出して見せてくれるのは有難い。

愛がテーマ。神話画・風俗画など16-18世紀の絵画から、特別な誰かに恋焦がれる神々・人々の情熱や欲望、悦びや苦悩や悲しみを表したものだという。

印象に残ったものは・・・
「原罪 アダムとイブ」(ルーベンスの絵だったかなぁ・・・)

善悪があることを教えた画。アダムとイブがリンゴを食べて、楽園を追われる図。当時は人々を教育するために絵画に表した。

いま思うと、この絵をみて、物事には善悪・正誤だけではない世界もあるということを忘れてしまったことが、いまの世の中の良くない面を作る元凶になっているかもしれない。

善悪という概念がなく、悪いこと・だらけたこと=良くないことをやりたい放題やってはならない、という規範を作ったことで、人間は良い方向を目指すことが出来た。でもそれだけではないということも押さえておくべきだった。

もうひとつ感じたのは、画に動きが感じられる。動画がなかった時代、その後の近代絵画よりも、妖精ニンフが出てくるような神話画にいまにも動きだしそうな躍動感がある。当時はYoutubeの動画もないわけで、絵画から人々はリッチなイメージを受け取っていたってことかな。

一緒に見ていた母が「この頃は、人間がふくよかに描かれていたのにねぇ」と残念そうに言う。いまはスリム過ぎると、自分達と比較してのつぶやき。

宗教画よりも後の時代は、描き手が描きたいテーマを描けるようになり、日常生活の一場面のようなものも取り上げられるようになった。

核家族という概念が画に描かれたのは、1800年代、産業革命が起きた頃だとのこと。絵画に、恋愛して家族となった二人や子供を交えた絵が出てくるようになった。(余談:エマニュエル・トッド氏は、もっと昔から核家族が存在していたという) 宗教画とは異なる、親しみを感じる愛が感じられる眼差しが表現されていて、絵をみる緊張感がほぐれてきた。

見学時間:約2時間
ルーブル美術館展は6月12日まで。六本木 新国立美術館にて。



2月下旬に聞いた話だったが、そういえば、日本の島の数を数え直したら倍増したということ。

海面水位にもよるし、衛星からカウントすると、いままで気づかなかったものがカウントされるんだろうなぁ。技術の進歩で6852島→1万4125島?!

記事中に、神奈川県にある江ノ島を例にとった説明がわかりやすかった。江の島は従来の数え方では二島。新しい数え方では五島になるそうだ。なるほど、そういうことなら無理なく理解できる。

帰ってからオンラインレクチャー。
今日は新月。
今日取り組んだことが、この先繋がっていくだろうか。


20230323 Thu.

ベイトソン読書会を朝ご一緒した友人が午後、渋谷SKYへ来てくれた。
霧のなかの渋谷SKY、これは初。

年間パスポート切れギリギリに来渋してくれた。しかし、しかし、天気予報が今日から雨とのことが覆らず、霧雨降る中出かけてみると、屋上は閉鎖、46階から外を観ることになった。霧に包まれていて、大きな窓ガラスが真っ白、「えっ、こんなの初めて。」 だけど近寄ってみたら、遠くは白いけれど近くはそれなりに見える。

霧も濃くなったり、薄くなったり。幻想度Max.

(上段) 46階からの眺め
(下段) いただいた日向夏・夏みかん

薄くなったタイミングに、「ほら、この線路の先、あっちが恵比寿駅の方、駅の建物見えるかな」などと言いながら、天気予報では16-18時には雨が止むようだから、粘っていたら屋上を開けるかもしれない、と期待する。

お祖母さんが代々木の方に住んでいらして友人が小さい頃よく来たそうだ。その友人の庭に木があるという夏みかん、取り寄せている日向夏を頂いた。
結局この日、屋上はクローズしたままで夜景が灯り始めたところで終了。


参議院予算委員会、中継で伝えられなかった部分として夜中にラジオ放送が流れてきた。「イラク戦争は間違いだった」論を展開するれいわ山本太郎。
岸田首相から言説を取ろうとする答弁だった。

いま台湾有事が発生したら即日本が戦争状態になるかもしれない状況にあり、岸田首相がどういう認識をもち、多極的な世界の現実と向き合うのか、重要な局面にある。それを問う答弁だったのだと感じられた。

昼間、どのような状況でこの審議がカットされて(あるいは時間切れとなり)、どのようなアナウンスで深夜放送することが伝えられたのだろうか、あるいは伝えられなかったのだろうか。


今日も割と中身が薄い日。

天海さんのドラマを観る。2012年末、こんなものをやっていたんだ「結婚しない」。Tverでは最後まで公開していないようだけど、こんなドラマをやっていたのに、そして私は結婚しない主義だったのに、なぜか2013年に結婚することにしてしまったなぁ。


20230324 Fri.

道すがら、新潟アンテナショップ前を通りかかったら、テントを出して野菜を売っている。霧雨、これから目的地へ行くわけだし、荷物になる野菜は買えないなぁと思いつつ、ニンジンなどが見えてちょっと気になった。帰りにここを通るかどうかわからないし、と逡巡し、10mほど通り過ぎてからクルっと回ってテントへ向かう私。

あー、こういうとき、行っちゃうんだなぁ。
私に呆れつつ、面白がっている。
さて、何を買おうか。

目についた人参。小ぶりながら4本入って100円。これは買い。大事そうに並んでいるトマト、いちご、ごぼう、大きな椎茸・・・どれにしよう。

大きいなめこ150円、スナップエンドウ200円、たまご260円、そして
私「これ、ふゆな? 何ですか?」
店員さん「あ、それ、トウナっていって、小松菜みたいなものです。お浸しとかにして。美味しいですよ」
私「じゃ、これも。あ、袋あります」
店員さん「はい、では910円」
私「1010円でお願いします、お浸しとかですね・・・」
店員さん「100円おつり、お浸しは砂糖で」
ちょっとしたやりとりが楽しい。

冬菜(とうな)

実家近くにある市場だと、100円しないで特売の野菜を買えるようだが、都区内は税込み200円超えることが多い。そして新鮮でないことも多い。農薬や栄養価については、さらにわからない。
だからこんなチャンスは覗いてみるに限る!

たぶん初めて食べるトウナ、冬菜。

県内各地で自家採種・選抜されてきたため、それぞれの地域の名前のついたものが多く、総称となっています。いわば、その地域の伝統と故郷の味といえます。主な「とう菜」として「女池菜」、「大崎菜」、「五月菜」、「川流れ菜」など、県内各地に数多くあります。

上記サイトから引用

お浸しをつくってみたら美味しかった。甘みがあったので、砂糖もみりんも使わず、お酒と醤油のみ。翌日実家の母にも持って行き夕飯の一品にして好評だった。


MBTI FormQというバージョンのフィードバック内容を改めてよく読んだ。うむ、これを踏まえて活用するのだ! 判断・検討するときに、自分にとって必要な方法を敢えて行う、それを意識的に行うこと。

おそらくフィードバックを受けて15年経過しているのだが、改めて意義を感じた。これまでも読んでいたのだけど。


20230325 Sat.

東京は雨。
みんなが桜のことを気にしている。

青山学院大学近くの交差点角で、タクシーが停車してお客さんを降ろしている。こんなところで?と思ったら中から袴姿が二人、迎えて傘をさす男性友人らしき人たち。そうか、今日は卒業式。

大学に近づくにつれて、振袖とはかま姿の女子学生がパラパラと大学へ向かっている。

小雨のなか卒業式 対面で集まれてよかった


カフェで編み物をしている人。
このカフェはそういう人をチラホラ見かける。一人で・・・青山在住と思われるいらゆる主婦らしきおばさま。2人で話しながら・・・、中国人女性ふたり。

布の手提げや、直径20cmくらいの布製の円筒ボックスに毛糸を入れて、棒張りかかぎ針かで編んでいる。おしゃべりしながら手を動かしている。

私がこんな風にキーボードを叩くのと同じようなことかもしれない。半分頭を動かしながら、半分単純作業をすることで、気分が落ち着く。

脳のデフォルトモードネットワークが動いているのだろう。

ChatGPTが教えてくれた、具体的方法。

・集中瞑想:背筋を伸ばしつつ、力を抜き、呼吸に集中する。
・歩行瞑想:歩きながら呼吸や足音に意識を向ける。
・食事瞑想:食べ物の味や香りに注意を払う。
・ぼんやり散歩:とりとめもないことを考えながら歩く。
・一息つく:コーヒーなどを飲んでリラックスする。
・シャワーを浴びる:水の感触や音に耳を傾ける。

ChatGPTにきいてみた
(こういう場合、著作権はどのように表示したらいいのだろう・・・)


トゲ、問題なく終わったみたい。入ったところの皮膚が剥けた。ぽちっと穴が空いている周辺から皮膚が白くなって皮膚がむけた。トゲが抜けたとは確認していないが、内部に違和感はない。


赤坂方面を散歩して、やっぱり日本はずいぶんアメリカに占領されているなと感じた。六本木の大きな区画にアメリカのテンプルタウンハウス アメリカ大使館宿舎があった。

敷地の角で、入口を警備&チェックしていたのは日本人。厳重だ。金網のゲートがあり、業者の搬入やここで働く職人の出入りをいちいちIDカードでチェックしている様子。

アメリカ大使館の職員や、一時的に滞在する政府関係の方などの宿泊施設となっているらしい。広い区画、住所表示は港区六本木二丁目。

その敷地と赤坂の表通りとの間に、久國神社がひっそりと鎮座していた。
表通りは、バリバリの資本主義的世界。
その裏に神社が護られている。ひと気がないのかなと恐る恐る入ってみた。私がいる間に、お一人お参りに来た40-50代の男性。毎日仕事前に来るのかもしれない。

久國神社

ここから少し離れた天現寺には、米国人専用のニュー山王ホテルがあり、毎年、アメリカと日本の目標設定会議が行われている。入口はガードマンが銃を持って警備している。

こう見てみると、東京にもアメリカ支配な場所が相当にあるんだなと改めて実感できた。いまだに牛耳られている感は否めない。

地図によるとここ港区六本木二丁目は、三井財閥と松代藩のお屋敷だった。

Google Mapに加筆


やはり富山へ行こう!

雪の立山連峰を富山湾越しに見たい。お寿司食べたい。鈴木大拙館へ行きたい。桜が見ごろだ。晴れ予報だ。
突然の思い付き。ふつふつと行きたい気持ちが、ついに上限を越えた。

これまでも、だけど、これからは、
どの場所も一期一会、二度と来ないかもしれない。
二度と来られないかもしれない。色々な意味で。

・年齢・健康~ 同じところへ行くかどうか選択の問題
・世界情勢~ 
・地震などの天変地異~

行きたいところは沢山ある。
25歳のころより、行った場所は増えたが、行きたい場所も増えた。

■ニュースから
双子がベランダから落ちて二人とも亡くなった事故。悲惨な事故でご両親や周りの方には本当にお気の毒だと思う。それにしても仲良い双子だったんだなぁ。きっと一緒にいたかった、一緒に経験したかった、何も躊躇はなかったんだ。


ゴードン・ムーア氏が亡くなった。

ゴードンというファーストネームなんだと今日知ったが、ムーアの法則は20年くらい前から知っていた。法則といってもロードマップで、本当にその通りに半導体チップが進化したことがすごい。


20230326 Sun.

横浜市にある大倉山で珍しい映画を観た。
『いまはむかし』

ジャワ島(インドネシア)にて1940年代に映画撮影を行っていた伊勢さんという方を追った伊勢家3代が出てくるドキュメンタリー。

一家三代が出てくるとは、映画を観始めてからわかったこと。
ジャワ島の戦争中に記録された映画だときいてやってきた。
私の祖父が二度目の戦争では南方へ行っていたときいている。どうやらそれがジャワ島だとわかり、この映画に何か祖父に繋がる情報があるのではないかとの期待があった。

このときの戦争は、第二次世界大戦であり、太平洋戦争であり、当時大東亜戦争と呼ばれていたもの。

もともとオランダが占領していた場所を日本が占領し、大東亜共栄圏として現地の人達を統治した。アジアに主権がある場を作ろうという高邁な理想を掲げ、そこでは学校教育、衛生教育などプラス面もあったが、管理する側面は強く、現地の人が思い出して出てくる言葉は「バカヤロー」、女性は話せない過去、日本兵が来たら隠れたという話が出てくる場所。

現地の老人たちのインタビュー、祖父の足跡をたどる場面、オランダに収蔵されている祖父が作成した映像フィルム。それら場面を行き交い、何があったかを考えながらたどる映画。

主人公の伊勢さんも戦争のことを一切話さなかった、訊いても話してくれなかったという点が私の祖父と同じ。私も何度か聞いたら機嫌悪そうに、バッサリ拒絶された。

何も新たなことはわからなかったけれど、祖父だけでなく、多くの人が口を紡ぐ事態があったのだということが確認できた。


大倉山にある美味しいお菓子屋さん Ma Favorite

以前、ここに住む昔の仕事仲間がプレゼントしてくれたお店で、今晩会う友人へのお土産を購入した。お店に入っただけで、美味しそうなバターの香り。ああ、これは間違いない!



とも遠方えんぽうよりきた

豊橋の友人が逗子に来ていて一献。
豊橋から、逗子、そして都内から来て鎌倉に寝に行く私。

同年代の女性同士。どこか話しやすく共有できるものが多い気安さがあった。

「ブラックサンダーあん巻き」をお土産に頂いた。ブラックサンダーを作っている会社は豊橋の会社だそうだ。確かにブラックサンダー! 

豊橋のお土産:ブラックサンダーあん巻き


20230327 Mon.

曇り空だが、桜はきれいに咲いている。

鎌倉は山桜が多い。丘のような山の中にちらほら咲いている。
並木も美しいが自然と生えている桜も味わいがある。

鎌倉の自然に育ってきた桜

奈良の吉野のように、見事だというしかない圧倒的な景色ではないけれど、自然と植わっている樹々が、春から初夏にかけて色合いを変えていく様には愛着がある。

昨日の夜、友人と会ったあと実家へ。
春になって勢いを増す雑草たちと半日たわむれた。また一区画、ハナニラを成敗したよ! ・・・とはいえ地中には次が控えているだろうなぁ。


20230328 Tue.

富山へGO!
三泊四日の旅。

9:56 東京発
12:10 富山着
 駅ビルに入っている回転すしへ電話してテイクアウトを依頼。
13:10 富山から高岡経由でJR氷見線
14:09 雨晴海岸着
16:00 JR氷見線を見送る
18:30 宿着
19:00 夕飯 お・い・し・い!
22:00 就寝

富山駅でテイクアウトしたお寿司を、トンビに狙われないよう海岸の松の木陰で。
JR氷見線は藤子不二雄のラッピング
晴れているので立山連峰が見えるかと思いきや、気温が高く水蒸気があがり見えず
雨晴海岸にある義経が隠れたというお宮があった
海岸沿いの砂浜と道路沿いを2駅分、結局2時間くらいかけて歩いた。
打ち寄せる波、トンビやカラスが舞う、遠くに能登半島
宿に併設された小料理屋さんで夕飯
氷見の魚・氷見牛・氷見うどん


20230329 Wed.

5:30 起床 日の出はこれからだが空は薄雲がかかっている
6:30 宿の入口が開くので、出発
 氷見の漁師町らしい家の作り、桜を見ながら展望台へ。
7:25 氷見発、高岡へ
8:05-8:30 高岡着。次の電車まで40分。
   駅のうどん屋へ。人気のちゃんぽん、そば&うどん
   高岡の大仏
9:00-9:30 城端線へ乗り、砺波を目指す。-->[居眠りして]
9:30-10:10 歩き
10:10-10:40 富山にきてなぜかコメダ珈琲
11:00 砺波チューリップ公園 -->[砺波チューリップ公園]
12:10 砺波から城端線で高岡へ
12:45-13:30 高岡から金沢。ローカル線で移動。-->[親切な高校生]
13:30-14:00 スタバ休憩しながら15時までのプランを考える
 金沢で周遊バスにてほぼ一周。
15:20 ホテルチェックイン
15:45- 兼六園・金沢城址公園 夕方に映える満開の桜-->[兼六園]
18:15-19:00 スタバ休憩
 駅と兼六園の間くらいにある、夕飯候補場所に行ってみたら満席。
 予約すべきだった。
20:00 ライトアップしている金沢城址公園から兼六園へ再び。
20:45疲れて、ミスタードーナツへ
21:20 ホテルへ
22:00 ホテルの大浴場
23:00 就寝


家と家の隙間を作らない漁師町に特徴的な家づくり
朝日が道を照らす
朝6:30歩いていて、突然の出現…驚いた。ここは藤子不二雄の出身地
https://www.info-toyama.com/articles/yuhei-fujikofujioa


氷見の朝日、この時点で立山連峰は諦めざるを得ず
一応展望台へ昇るがやはり富山湾越しの立山は見えず
比美江公園展望台の影
氷見漁港近くにある「ぶり小僧」
高岡で食べた「ちゃんぽん」 高岡の大仏

[居眠りして]
   今思えば、砺波の一つ手前、油田の手前あたりから、気持ちよくなりうとうとしてしまった。油田駅は意識していたのだが、気づいたときに「どの駅だろう?」とみるとホームにチューリップを植えたプランターが置いてあった。電車が動きだすと「砺波」という駅名表示が見えた。あらら。次の駅で降りて、砺波まで歩くと40分。その分損したなぁ。

田んぼか民家か、公的施設。水が引いてあって、あちこちに小川のような用水路が走っている。さすが富山平野。

かなり昔からある信仰の対象が辻に据えてあった。迷信とか怪しいとか言わずに、こういうものを大切にすることは、人々の心身の安定に役立ってきたのだろうな。土地の割り振り区画が変わるなど近代的な変化を乗り越えて、合祀されたものらしい。
居眠りした怪我の功名、富山平野を体感した。

広々した水田が広がる一角に、古い石塔

[砺波となみチューリップ公園]
鎌倉でもチューリップは咲き始めたばかりで、富山ではまだ蕾。なんとなく少しは咲いているだろうとやってきたけれど、咲いているのはスミレやビオラ、水仙など。ここも小川が引いてあり、池があり、その庭の作り方が美しかった。また郷土資料館(元銀行)や、屋敷林を背負った農家が移築されていて、落ち着きのある散策を楽しませてもらった。入場無料。近隣の人にとっては散歩道。観光客には観光スポットだ。

砺波チューリップ公園

ぼんやり歩いていたら、東屋にいたご夫妻の奥さんがやってきて「あの~、もし良かったらこのチケット使いませんか?」と話しかけてきた。なんだろう?と思って近寄ると、同じ公園内にある「色彩館」という施設の入場券だった。「これご招待でいただいて、先ほど見てきたのだけれど、入場するときに入口の人がどうぞ~と言って通るときに、もぎらなかったの、だからまだ使えるんです」「ええ、いいんですか。でも私一人だけど・・・」「どうぞ使ってください」「ありがとうございます、じゃぁお言葉に甘えて・・・」

一枚使って入場したときには、係員の人は普通に半券をもぎっていた。

先ほどの人みたいなことは、なかなかないだろうなぁ。もしかして、本当は入らずに譲ってくれたのだろうか。

「色彩館」は温度管理された建物内にチューリップが開花している。たぶん何百本もあるのだろう。色とりどり、種類様々だった。チューリップの起源がトルコにあるという歴史や、富山でチューリップ栽培を始めたのは水野さんという方で、その後どのように地域産業に育てていったかも展示されていた。

様々なチューリップ

外でチューリップを見られなかった分、ここで堪能。譲ってくれた先ほどの方、本当にありがたいなぁ。

外に出てきたら、中国か東南アジアの外国人母子2組5人連れが、色彩館へ向かうところだった。「あの~、Excuse me・・・」このチケット1人分だけだけど、良かったら使って、と手渡した。あまり事情もよくわからないだろうに、受け取ってThank youといってくれた。ほっ。

先ほどのご夫婦はどこにいらっしゃるか、もうわからない。
砺波駅へ急いだ。

[親切な高校生]
   高岡から金沢へ行く電車は、高校生も乗っていた。2つくらいの高校があるらしく制服が違う。比較的すいているが、それなりに人は乗ってはいて、立っている人もいる状況。いくつか駅を通過すると少し人が減った。ナチュラルに白髪交じりの髪の毛で、荷物はリュックと中くらいの鞄をもち、ドア付近に立っていたら、高岡駅から同じく隣に立っていたニキビ一杯の男子高校生が「座りますか」と聞いてくれた。ドア付近は、座るときだけシートを出す跳ね上げ式になっていた。私は「大丈夫です、景色を見ているので」と笑った答えた。きもちいい人だなぁと思いながら、車窓を見ていて、思えばこの高校生、急に声をかけるのに勇気が要っただろうなとか、どうぞ、でもなく選択肢として提示してくれたことの凄さを感じて、最初に感じたよりももっと、もしかしてスゴイかもしれないと感じた。そういえば私は「ありがとう」という感謝を伝えていない。言わなきゃ・・・と心に留めていたところ、彼が途中駅で降りるようだった。駅に停車した時「さっきはありがとう」と伝えたら彼が「どうも」と答えて降りて行った。

金沢駅

(兼六園)
兼六園の良さを高校生のときにはわからなかった。神奈川県下で通っていた学校からの修学旅行は、高山・五箇山・金沢兼六園。当時、全く理解できなかったなぁ。手入れされた樹々が美しいわけだが、園内をくねくねまわり、全体をまわり切った感覚もなく辛かった。

今回来てみて、その理由がわかった。当時の私は全体像がわからず、兼六園をどのように捉えたらよいのかわからなかったので落ち着かなかったのだ。いまは、全体像が欲しい自分の傾向を理解しているし、回遊庭園という概念が頭にあるので、くねくね道が概ねどうなっているのか概ねつかめ、植物そのものへの理解はあまり変わらないものの、景色の美しさに関しては高校生のときよりも感度が上がっている。おまけに秋の地味な景色と随分違って、春の桜はそれだけで美しい。

雪囲いなどはとうに外されている。桜の咲きっぷりはもちろんのこと、立派な松、池や橋がつくる景色、斜面に植わっている桜を上から見下ろす感覚など、多様だった。

金沢駅もそうだが、ここには外国人観光客、フランス人やヨーロッパの人の割合が高い。この空間は他では味わえないもんなぁ。

兼六園と金沢城址公園の夜桜

夕飯を食べはぐれて、歩き疲れて、通り道にお店を構えていたミスタードーナツへよぼよぼと入った。「なぜ、いま、ドーナツ?」という突っ込みがガンガン鳴るものの、エネルギー補給して足を休めないとホテルまでたどり着けないという危機的状況(笑)。

そういえば、昨日は砂浜を歩きすぎたのか、知らぬ間にブーツの左かかとが壊れていたのに、それすら気づかず金沢に来て発見し、ミスターミニットで修理してもらったのだった。ミスターつながりか。(本日朝から、別なフラットシューズを履いてました)


20230330 Thu.

7:30 起床
9:30 チェックアウト
  周遊バスで桜橋へ。犀川さいがわ沿いを写真撮影しながら散歩
10:00-10:30 ジャーマンベーカリーで朝ごはん
  お手頃なモーニング。横浜にも同名店があったが違うらしい。
  観光と思しき外国人夫婦・外国人2人づれも来店中。
11:00-12:30 鈴木大拙館 -->[池の音]
  国立工芸館も21世紀美術館も当てが外れた。
  常設展示が今回クローズしていたため今回はパス。
  近江市場をさらっと見学。
15:00 ワンタンと餃子でお昼ごはん
15:20-15:45 スタバ休憩
16:50 新幹線で金沢から富山へ
17:20 ホテルチェックイン
19:00 ビル下で購入した中華、部屋で夕飯
20:00-21:30 オンラインでMBTI勉強会
23:00 就寝

犀川と桜、奥に見えるのは飛騨山脈か

[池の音]
鈴木大拙館。直線で作られた建物、外側に水が張ってあり、底の浅い池のようなものが周囲の木々や光を映している。葉っぱや桜の花びらなど、朝から掃除するのだろうな、と思いながら見ていたら「ぼこっ」と音がした。えっ? 魚などの動物がいるわけでないし、あの音は何? すごくビックリした。でも見ていても何かが動いている気配はない。先へ進んで見学していると、また「ぼこっ」

静かな池の傍らで待っていると再び「ぼこっ」。3分おきだろうか。音とともに空気が掃きだされ、同心円状に波紋が広がる。そして徐々に静かな池に戻っていく。その様子を撮影しFacebookに上げた。目立った反応はないのだが、みんな気づいただろうか。

大拙館に1時間半ほど滞在した。

展示はシンプルで、沢山ある収蔵品からセレクトしたものを置いているようだった。写真・書・書籍など。偉人を偲ぶ展示は、往々にしてテンコ盛りになりがちなのだが、大拙さんの大きな功績をドバっと出されても受け止めきれない。凡人にも何かしらキャッチして味わえるような、そんなシンプルな展示だった。

鈴木大拙館にて

建物は、入館しなくても外から見ることができるような、半オープンなつくりになっている。

私は鈴木大拙の功績は、やや右翼っぽく危険な扱われ方をする面がリスクだと思いつつ、それに絡めとられて見過ごしてはならない英知を人々にもたらしてくれたと捉えている。


その後、国立工芸館のほうへ向かい、美術の小路を通って友人のお祖父さんの作品を探した。北川薫氏という彫刻家の作品。野外で苔むした感じに展示されているようなのだが、見つからない。

ついに、県立美術館の受付で聞いてみた。

美術の小路から右へ曲がって美術館まできたのだけれど、無かった様子。どこにあるのですか?と。美術館の裏側にあることは間違いないらしい。とすると、美術の小路から左へ行くのかもしれない。その場所だと、なかなか歩く人が少ないなぁ、だって修復館へ行く人だけだし、そこに行く人は表側から行くだろう。美術館のレストランから見える裏庭あたりにおいてくれた方が、作品が活きるのではないだろうか。

とはいえ、きっと設置した当時は、まだ木が育っていなくて、鄙びた感じが良かったのだろうな。

めでたく作品にお会いできた。

北川薫 作 「(題名不明)」「紋章3」「いしぶみ」
石川県立美術館裏にて
兼六園  (右下のみ) 国立工芸館前あたり



富山泊。
氷見の雨晴海岸でフラれた立山連峰の眺めに、富山駅近くのビルから出会う。な~んだ、案外簡単に見えちゃうなぁ。とにかく見えて嬉しい。

高いところからは見える

NHKテレビで「テレビはどう伝えた?!激動の世界」に往年のアナウンサー松平定知さん、モスクワ支局長 小林和男さんが登場していた。

小林和男さんって…結構ファンだったなぁと思い出した。内容が密で、かつ個人を前に出してこない感じにプロっぽさを感じていた。Wikiを見ると諏訪出身、私の好きな土地の方だった。当時報道したことの大きな意味だとか、報道しなかったがそこで感じたとったことを語ってくれた。

他に、原油まみれの海鳥の映像は、実はアメリカが用意した撮影ポイントで、そこにはアメリカ側の演出があったという趣旨の回想を当時の記者が話していた。これは画期的なことではないかと思う。

湾岸戦争のときに、フセインが悪だとみなす世界的な世論誘導のために、心理的に影響を与えることを狙った映像。NHK記者は素直にアメリカから案内された撮影ポイントで撮ったという。その当時は世論誘導する心理的戦略だと思わずに報道していたという反省を記者が語っていた。

ある意味、フェイクな報道があるということを認めたわけだ。
実際いまもそれがあると捉えるのが、視聴者として当然だろう。

NHKとしては踏み込んだ場面だと思う。
でも冷静にみたら、すでにネットで真相が伝わっていたもので、後追い、ともいえる。当事者が伝えた点をNHKの職員は強調したいところだろう。


20230331 Fri.

富山最終日
6:30-7:30 オンラインで読書会
9:20 ホテルチェックアウト
9:50 環水公園 -->[のびのびした空間]
10:20 スターバックス デザイン 論文読み
11:40 駅からタクシーで目当てのすし屋へ
12:00-12:50 寿司ランチ -->[ほぼ10年ぶり]
13:00 お菓子屋さん
14:20 ガラス美術館・図書館
15:00-15:30 休憩
17:30-19:44 新幹線で富山から東京へ
19:30-21:30 オンラインでレクチャー聴講@東京駅
22:30 帰宅、お風呂、就寝

[のびのびした空間]
環水公園
正式には、富岩 運河 環水公園。

神宮外苑で起きていることを考えると、この圧倒的に広々した空間に、余計なものを置かずに、ただただ広い空、運河と広い芝生や敷地、樹木、橋などを重視した選択を羨ましく思う。

運河をたどる船には、以前、乗ったことがある。今日は乗船場の近くにあるスタバに入り、そこからの景色を楽しんでみたい。


環水公園の中にある桜並木、スターバックス内、遊覧船乗り場

スタバ建物は景色に馴染むように。中からは景色を味わえるように。
このシンプルさが素敵。

コーヒー片手に朝みんなと読んでいた論文の続きを読み切ることにした。下を向いている時間が惜しいくらいだが、読み疲れると、素晴らしい景色を眺めるというサイクルが心地よかった。

広い空、水・桜・芝生・樹々

[ほぼ10年ぶり]
美味しいものをよくご存じな上越在住の方に教えて貰ったお店。10年近く前に、2度ほど来た事があったが、その後、機会を得なかったお寿司屋さん。本当は昨晩来たかったのだが予約満席で、翌日のランチとなった。

幸い、カウンターへ通してもらったので握りたてを頂ける。

寿司栄 華やぎ

6600円+税。タクシーの運転手さんは、飲んでも5000円くらいで楽しめると話していたので、10貫程度のランチでこれは高い部類になる。確かに。仕事していたときには、高級だと思いつつも「ご褒美」だと抵抗なく支払っていたものが、いまは勇気が要るなぁ。今日は「贅沢してる」と感じた。

新鮮なお寿司をほおばるスタイルが初日のお寿司だとしたら、新鮮なネタで凝ったお寿司を頂くスタイルが今日のお店だ。

久々に来たのと、お寿司が好きすぎることもあって、もっと長く口の中で味わいたいのに、思いのほか、どんどん胃へ運ばれてしまう。一貫ごと、惜しい、もっと長く味わいたいと思った。

目の前に出されると、パクパクとスピーディーに進み、小一時間で巻物が出た。うーん、10年前よりもお腹いっぱいだ。青魚を頼むか、おかわりするか、と頭のなかでは考えていたけれど実際にはもう無理だった。

サクッと「ごちそうさまでした」とお礼を伝えて会計。大将がちょっとびっくりしていたみたい。「十分召し上がっていただけましたか」「はい、お腹一杯に堪能しました、ごちそうさまでした!」


腹ごなしに道路沿いに美味しいお菓子屋さんまで歩いて20分。同じ上越の方に教えて貰ったお店。焼き菓子をお土産に買ったが、ショーケースに並ぶ生ケーキが美味しそう。店内喫茶スペースはクローズしているので、これは購入してホテルで食べる、しかないなぁ。うーむ、次回を作りたい!

思いついてFacebookに環水公園とお寿司屋さんの写真をアップ。狙った通り、富山関係者が書き込みしてくれた。嬉しい。お仕事中のTさんはやはり平日、会うことは叶わず。

車社会の富山のなか、それに反して歩き続けるのは疲れる。道を歩いている人は少ない。でもここは市電から遠くて車か歩きしかないんだよな。

選挙カーと行き交う。
「個人演説会を行うので、今晩、お誘いあわせの上、なんとか公民館へいらしてください」とのこと。この直接膝を交える感じ、東京には無いなぁ。


Tさんの会社脇を通って、ガラス美術館を目指す。

常設展 アメリカ人ベネチアングラス製作者
デイル・チフーリ《トヤマ・ミルフィオリ》2015年


特徴のある外観の美術館ビルは、隈研吾が設計した建物で、富山第一銀行・図書館・美術館が入っている。図書館と美術館は、同じ階を分けていて、それぞれの様子を垣間見ることができる。この解放感がいいなぁ。

隈研吾が建築設計したビル
富山ガラス美術館、図書館、富山第一銀行が同居している

思いかえせば、砺波となみでも図書館がすてきだった。
広くて、明るくて、わかりやすい。だから構えずに入れて、親しみやすい場所となる。子供用のスペースが大きく取ってある。

(上左) 幹線道路に面した細長い土地に、シックな建物 (上右) 中はカラフルな配色
(下左) 裏側にひろい駐車場とバス停 (下右) こどもスペース


ガラス美術館を20-30分見ただけで、すでに足疲労が蓄積している。近くのショッピングセンターにあるスタバで休憩。なんで元気がないのだろう。

歩き回った割に、昨日はあまり栄養のあるものを食べていないからかもしれない。意欲があまり出ないと、ちょっと勿体ない。新幹線までの数時間、何をしようか。

駅へ戻り、ホテルに預けた荷物をピックアップして、お土産(マス寿司・ぶり大根寿司・かまぼこ)を購入したところであと小一時間。歩き疲れていて座りたいが飲食ではなく・・・循環する路面電車に乗って一周30分の車窓を楽しんだ。お城の脇を通り、富山の銀行や大きな会社が並ぶ地区を走っていく。派手でなく実直な街の雰囲気が伝わってくる。

駅へ戻ると、駅ピアノで誰かがベートーベンのソナタを弾き始めていた。

富山駅にあった駅ピアノ


新幹線に乗ったら、車窓からも立山や飛騨山脈が見える。
この4日間は天気に恵まれてラッキーだったことに感謝。

立山連峰を富山湾越しに眺める目論見は今回も外れた。が、案外、平野からは山が見える。山がある安心感が心地よかった。

・富山平野・海岸を歩き、地形や街の成り立ちに思いを馳せる数日。
・富山湾の魚を3回ほどしっかり堪能。
・かなりの歩数。19304・35547・17659・16362歩。
・見頃にあたり沢山の桜。兼六園、金沢城址公園、犀川、環水公園など。
・少しだけ人に触れた。
・旅行割を使えた。
・スターバックスの新しい店に行ったのでスタンプが集まった。
・かつての失態(荷物を置き忘れる:202205後半、チケットをなくす等)を重ねず
無事楽しめたことを感謝。

今回は旅行する足腰を再始動する旅になったかな。
それは身体的な足腰と、計画し楽しく進める内面の足腰を鍛える。
日常でも非日常としても、もっと旅をしたい。


ここまで読んでくださり、ありがとうございます。

動きが早くて、半月前が随分むかしに感じられるし、
春分の日をまたいで、年度も変わりました。
この先どうなっていくんだろう?という、期待も不安もあります。

冬の景色が、桜や新緑に移り変わる様子は、どこかへ行っても行かなくても、それぞれが身近に映る彩りを感じられるのが、嬉しいことかな。
足元を味わいながら進む大切さが感じられるとき。


Corrected and revised without changing the purpose of the text at Apr. 10&26.

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